必要な保障額っていくら?【完】 | 保険はムダだらけ FP乾の保険講座

必要な保障額っていくら?【完】

こんにちは!最近、もっぱらお酒に弱くなった乾です!

昨日は車だったのでノンアルコールビールで花見です♪


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前回の続き


【例】

  家族構成:夫(35歳・サラリーマン)

         妻(32歳・専業主婦)

         子供2人(5歳・2歳)

     収入:月35万円

    住まい:マイホーム所有(団体信用生命保険加入)

 住宅ローン:10万円


この家庭のご主人が亡くなられると、


-持ち家の場合-

 月々:10万円

 年間:120万円


-賃貸の場合-

 月々:20万円

 年間240万円


が不足するということが考えられました。

(詳細は過去の記事にて確認して下さい)


それを基に「いつまで遺族の生活資金が必要になるか?」の考え方についてです。



35歳~定年退職予定の60歳までの25年間、上記の金額が必要になると考えられ

持ち家の方の場合場合は

 ・年間120万円×25年=3000万円


賃貸の場合は

 ・年間240万円×25年=6000万円


が35歳時点で必要になってくるという内容でした!


そうすると、「持ち家の方の場合は3000万円・賃貸の方は6000万円の生命保険を準備したら良い!」と思われるかもしれませんが、

ちょちょちょ…ちょっと待って下さい!


白鳥さん に肝に銘じて頂いたように「生命保険は給料代わり」です!


というと、1年間元気に無事過ごすことが出来れば【例】の方だと36歳になります☆


当たり前ですね(笑)


そうすると35歳~36歳の間の生活費は自分で準備されたことになります。


となると、36歳~60歳までの24年間で必要な金額は…


Ⅰ持ち家の方の場合

  3000万円-120万円=2880万円


Ⅱ賃貸の方の場合

 6000万円-240万円=5760万円


更に1年経過すると…

 Ⅰ 2880万円-120万円=2760万円

 Ⅱ 5760万円-240万円=5520万円


と年月が経過するに従って、経過した年月だけ必要な保障額は減少していくことになりますよね!



保険はムダだらけ FP乾の保険講座-必要保障額の推移

グラフで表すとこのように右方下がりになります!


一年ごとに必要なお金は増減することはあるでしょうが、必要な保障額の総額は右肩下がりになります。


ここまできてようやく、

家計の中心者を失った場合の遺族の生活資金の補てんとして


-生命保険の備え方 -


1 『何を?』

   → 家計の中心者を失った場合の遺族の生活資金


2 『いくら?』

   → 持ち家の場合:3000万円(35歳時点)

       賃貸の場合:6000万円(35歳時点)


3 『いつまでの期間?』

   → 定年退職予定の60歳


用意すればいいのか算出できます。



この様にそれぞれの金額や年齢を、家庭の状況や考え方に照らし合わせれば、それぞれの家庭で必要な保障額は算出することが出来ます!


人はいつ死ぬかわからないので、今も未来も保障は必要です。

そして、子供が小さいうちは保障が必要な期間も長くなります。


しかし、それが永遠に必要ではないのです。



このような保障額の推移を基に考え、それに対応する保険商品に加入すればムダな掛金を支払わなくて済みます



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