老いぼれ熊の毛皮

テーマ:
伝説のフットボール・コーチ
ヌート・ロックニーという人物がいます。

彼がノートルダム大学を率いていた頃です。

学校新聞にフットボールチームについての
コラムが掲載されました。


コラムの著者の名前は無く
ただ「老いぼれ熊の毛皮」と
著名がしてあっただけでした。


著者は選手一人一人を名指しで厳しく批判して
それぞれの選手の弱点、プレーのまずいところを痛烈に指摘しました。


そのコラムは学校中ですぐに話題になりました。

選手たちは、不当な扱いを受けたと
コーチのロックニーに訴えました。

ロックニーも選手たちに同意して

批判者が間違っていたことを
 フィールドの上で証明してやればいいじゃないか

と彼らを励ましました。

結局、コラムを書いた人の正体は
長い間、分からずじまいでした。


そう。
ロックニーが亡くなるまでは・・・


「老いぼれ熊の毛皮」の正体は・・・


選手たちの最高の友達であり
最高の指導しゃでもあった
ほかでもない

ヌート・ロックニーその人でした!

これまでの彼の経験から
成功に慢心したフットボールチームの末路
よく心得ていました。

そこで彼は、チームの活躍が目立ってきた頃
「老いぼれ熊の毛皮」になって

自分の選手がその罠にはまらないように

そして

精進して、さらに上のレベルに到達できるように
あえて彼らを挑発したのです。


最後になりましたが
フリードリヒ・フォン・シラーの言葉を添えて
この記事を終わりにしたいと思います。

フリードリヒ・フォン・シラー
「人は幸運の時は偉大に見えるかもしれないが、 真に向上するのは不運の時である。」

それではまたっ。

白鳥隆博

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