『2017年度は、「豊かな心」をキーワードに掲げ、生きる喜びと感謝の気持ちに満ち、明るく前向きにたくましく生きようとする心、そして他人を思いやりまちを愛する心を醸成し、日本人が本来持っている豊かな心が拡がる川越を創造してまいります。そのためにも川越の歴史伝統文化のみならず、美しい河川といった自然環境に触れる体験を通して地域の大人と子どもたちが触れ合いの場を創出し、地域が好循環できるような仕組みづくりを行い運動展開してまいります。そして、次代を担う子どもたちが夢や希望に向かって生き生きと成長するためにも、自ら主体的に考え行動し未来を切り拓く力を養うことが必要であると考えます。また川越の魅力に触れる体験を通して郷土愛を育み子どもたちが大人になっても川越に住み続けたいと思えるような豊かな心を拡げてまいります。』
公益社団法人川越青年会議所第57代石川理事長挨拶より。
2017年5月20日、ウェスタ川越で開催されたのが、公益社団法人川越青年会議所主催、『川越から繋げよう!豊かな心拡げる「豊心祭(ほうしんさい)」』。
★イベント内容★
開会式典10:00~10:30
【カワゴエクエスト】
仲間とパーティーを組み、数々のミッションに挑戦して魔王を倒そう!
対象:小学生(4人1組)
【小さな川の博物館】
魚の掴み取りなど自然に触れる体験ができます。
【手作りパターでパットゴルフ】
さまざまなパターとボールでゴールを目指そう!午後1時から30分間タイムトライアル大会を開催しますので、皆さまのご参加をお待ちしています。
また、ヘッドスピードの計測やさまざまなゴルフ競技用具の展示をします。
【祭りだよ!全員集合!】
狐のお面を作成し、太鼓や踊りなどのお囃子体験ができます。
参加された方にはもれなくオリジナル手ぬぐいをプレゼントいたします。
【触れて体験!川越の自然】
自然や動物をモチーフにしたゲームや剥製などの展示をします。
【川越の郷土料理を考えよう】
・郷土料理体験コーナー
川越醤油団子をテーマに郷土料理を作成、体験して頂きます。
その後に川越JCオリジナル郷土料理を皆様に試食して頂きます。
【川越名物グランプリ】開催です。
市内の飲食店等が多数出展した食ブースを展開し、川越をテーマにした料理(300円均一)を提供します。参加された方々の投票により川越名物グランプリを決定しようというもの。
【伝設でんせつのステージ】
川越をテーマにしたお笑いライブやパフォーマンスを行います。
出演者
午前の部
・川越クリアーズ(音楽ライブ)
・川越藩狐衆(演武)
・オラキオ(お笑いライブ)
午後の部
・ラジオ体操(小野梨沙&時の鐘マン)
・空手道 義勇会(空手演武)
・ハッピー原(お笑いライブ)
・瞬間メタル(お笑いライブ)
・SU Lab.(けん玉ショー)
・岡本隆根(音楽ライブ)
【日本一の芋判アートをつくろう!】
ウェスタ1階多目的ホールA・Bにて川越の街並みや歴史、四季折々の文化をモチーフし、川越の特産物サツマイモで制作した芋版を押印し彩りを重ねていき、皆で日本一の芋判アートに挑戦しよう!
会場の各地でそれぞれ「川越」を掘り下げたエリアが広がり、どこに行っても川越を感じられる。ここに居れば、今の川越が丸ごと体感できるようでした。もちろん、川越のまちづくり活動に邁進する川越青年会議所は、どこまでも川越を考え、発信しようとしていました。
10:00にステージにて始まった開会式典では、川越青年会議所石川理事長などが挨拶。
『川越から繋げよう!豊かな心拡げる「豊心祭(ほうしんさい)」』を主催したのが、公益社団法人「川越青年会議所(以下略 JC)」。
http://www.kawagoe-jc.or.jp/2017
川越青年会議所は、川越で働いていたり、住んでいる100名以上の正会員で構成されています。組織の特色として、理事長ほか役員を経験しているか否かに関わらず、40歳になると卒業することになります。また、1年ごとに全役員が改選され、組織としての硬直を避けてフレッシュな体制が保たれています。また、創立以来から守られている「奉仕・修練・友情」の3信条があり、「社会に貢献する事業を遂行する中で、自己の資質を高めるために修練し、また仲間と切磋琢磨する中で友情を育む」ことを心がけるようにしています。 会員は、市民と同じ視線・生活意識に根ざした発想を持って、共感が得られる住み良い「明るい豊かなまちづくり」に向かって努力し、日頃の青年会議所の活動を通じて会員自身の資質も高めることが青年会議所運動です。
川越に住んでいながら、都内の学校に通っていたり、都内の企業に勤めていて地元の知り合いが少ない人や川越に引っ越ししてきてなかなか地元のことがわからないという人に。
飲み友達やサークル仲間も楽しいですが、「明るい豊かなまちづくり」という社会貢献を共通の目的とした組織で、仲間と刺激し合うことは40歳までの青年時期の体験としてかけがえのないものになると思います。
JCの2016年度メイン事業は、GWに蓮馨寺や周辺地域で行った
「こころおどるKAWAGOEフェスタ」が記憶に新しいところ。
あの時も川越をどこまでも掘り下げ、楽しい催しに仕立て上げ、オリンピックも強く意識しながら開催されていました。
(「こころおどるKAWAGOEフェスタ」2016年5月5日仲町交差点~連雀町交差点、蓮馨寺
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12157801130.html )
そして2016年9月には、初雁球場を舞台に「小江戸川越初雁フェスin HATSUKARI STADIUM」を開催。
(「小江戸川越初雁フェスin HATSUKARI STADIUM」9月22日川越青年会議所
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12204021257.html)
あれから年度が変わりJCの体制が刷新されると、2017年度の基本計画作りに着手。
今年度の基本理念は、「積極果敢な行動で共助の精神を育み
豊かな心が拡がる川越を創造する」。
自らが明確なビジョンと行動力を兼ね備え、あらゆる課題に積極的に取り組むことで、人びとの共助の精神を育む。そして、更なる継続性を生み出す力強い運動を行い、物心両面で成長することで、豊かな心が拡がる川越を創造する。
基本方針
①夢や希望に向かって生き生きと成長し、地域を真剣に考え行動することで、豊かな心が拡がるひとづくり
②共助の精神を育み、企業が物心両面で成長する、豊かな心が拡がるまちづくり
③仲間の活動を支援し共感することで、互いの信頼関係が強固となる、豊かな心が拡がる強い組織づくり
④戦略的かつ分かりやすく組織の魅力を拡げ、メンバーが一丸となって行う会員拡大
*スローガン
切り拓こう まちのために 豊かな心拡がる川越
*キーワード
豊かな心
体制と計画が固まると、それに沿って今年度の事業を進め、JCとしてのメイン事業として、5月20日の『川越から繋げよう!豊かな心拡げる「豊心祭(ほうしんさい)」』を迎えていました。
豊心祭を街に届けたい、川越青年会議所にとって大事なメイン事業である豊心祭の広報は、やっぱりあのヒーロー、川越青年会議所の時の鐘マンの活躍にも触れないわけにはいかない。
この日を迎えるまでには、時の鐘マンが自ら川越駅でチラシを配り、JCや川越CLEAR'Sのメンバーたちと事業の周知を重ねてきた。
そして、時の鐘マンは街の取り組みにも積極的に参加して、川越を盛り上げると共に、豊心祭のことも届けてきました。
(「2017年世界自閉症啓発デー Light it up blue 川越」2017年4月2日
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12262975510.html)
(「ジョシカツフェスタ 2017」石原町の3店がコラボ ジョシがもっと輝くために
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12252491262.html)
(「小江戸蔵里キャラクター祭り Remember」2017年5月5日~7日川越キャラクター大集合!
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12271686386.html)
そして豊心祭当日の会場では、時の鐘顔出しパネルも設置され、記念写真を撮る人が続出していた。
(JC広報委員長が率先して顔を出す!)
時の鐘マン、JCのメンバー、それに数々の協働相手と作り上げてきた一大事業がこの豊心祭だった。会場には、川越的豊かな催しがずらりと勢揃いしました。午前中から来場者で賑わい、中でも子どもたちが楽しみにしていたのが、広場入口スタートの【カワゴエクエスト】。
伊佐沼冒険の森に川越の自然を破滅させる【魔王】が突如現れた。
川越の自然を救うべく、魔王退治の冒険へ出発しよう!数々のミッションに挑戦していく先に姿を現す【魔王】。。。最後の強敵魔王を退治することができるのか。見事に退治することができた暁には、勇者に【ぼうけんのしょ】が手渡され君は真の冒険者となるだろう。
集まれ!川越の未来を担う子どもたちよ。。。!
これは楽しいのはもちろん、
衣装作成(友情の向上)→魔王とバトル(自主性の育成)というメッセージを籠めていました。これに限らず、全てのブースにおいて、JCのメンバーはメッセージを籠めている。
入口を旅立った子どもたちは、立ちはだかるミッションを一つずつクリアしていく。なんと、ウェスタ川越を飛び出して、雀宮氷川神社へ赴く行程にもなっていて、魔王を倒すための果てしなき旅に挑む子どもたち。見事に魔王を倒してエンディングを迎えた子どもたちの表情は、まさに勇者のそれになっていました。
カワゴエクエストに隣接していたのが、【小さな川の博物館】。、魚の掴み取りなど自然に触れる体験ができるエリアとなっていた。
ここにももちろん川越的ストーリーがあり、川越の川、新河岸川流域を市民に知ってもらおうと、流域で採れたなまずなどの魚を展示。なんと鰻も用意され、子どもたちは手で掴もうと必死になっていた。
川を思わせる?広場の噴水の横に川越の川エリアを展開するという心憎い演出。
なぜ、鰻が?と思われるかもしれませんが、川越の新河岸川流域にはもともと鰻が生息していて、川越にとって馴染み深い魚。故に鰻屋さんがこれだけ軒を連ねているという今がある。
川越の川を知ってもらいたいというメッセージ。
それに川と言えば、JCは新河岸川の舟運の歴史にも着目。旭橋の河岸で行われている「ひらた舟乗舟体験」が知られています。
(新河岸川舟運「ひらた舟乗舟体験2014」 九十九曲がり 仇では越せぬ 通い船路の三十里
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11841369319.html)
あれを新河岸だけでなく市街地で、ウェスタ川越で体験してもらおうと企画した。その発想が凄い。。。
JCが手作りしたひらた舟に乗り込む子どもたち、舟が押されると一旦、真っ暗闇の中に入り込みます。なんでなんで?と不思議がる子どもたち。・・・が、その答えはすぐに分かる。
暗闇に浮かぶ無数の小さな光。そう、蛍です。蛍が見られたかつての歴史を今掘り起こし、新河岸川を感じてもらおうとした。そして、乗舟が終わると、舟を思い思いにペインティング。みんなで世界で一つのひらた舟を作ろう!という発想もさすが。
牛乳パックで灯籠作りのワークショップも行われ(灯籠流しも新河岸川で実際に行われている伝統行事)、川越の川を感じてもらうエリアとなっていました。
舟の近くには、舟運亭さんの「芋そうめん」もさりげなく置かれ、かつて舟運で活発に取引された川越素麺の歴史もPRするというディテールのこだわりよう。
広場の【手作りパターでパットゴルフ】は、さまざまなパターとボールでゴールを目指そう!午後1時から30分間タイムトライアル大会を開催、また、ヘッドスピードの計測やさまざまなゴルフ競技用具の展示をします。これは、2020年東京オリンピック・パラリンピックにおいて、ゴルフ競技が川越で行われることによる街の機運を高めるブース。オリンピックの発信も継続して発信し続けているJC。
子どもたちは楽しみながら、我が町に来るオリンピックを身近に感じているようでした。
川越を発信するのは外の広場だけでない、ウェスタ1階室内多目的ホールでは、【触れて体験!川越の自然】エリアとして、自然や動物をモチーフにしたゲームや剥製などの展示をしました。
【日本一の芋判アートをつくろう!】は、これも目玉企画、川越の街並みや歴史、四季折々の文化をモチーフし、川越の特産物サツマイモで制作した芋版を押印し彩りを重ねていき、皆で日本一の芋判アートに挑戦しよう!というもの。
川越のシンボル、時の鐘。これをテーマに、なんと巨大アートをみんなで作り上げようという前代未聞の試み、これもまた川越初でしょう。
ホールに敷かれた真っ白い時の鐘、その中に川越名物サツマイモで作った芋版をカラフルにぺたぺたと押していきます。
一体、どんな絵になっていくのでしょう。。。
そして、川越の農や食で協働と言えば、川越Farmer'sMarketの存在。豊かな心というキーワードで繋がるべくして繋がったとも言え、農と食で豊心祭を盛り上げるべく共に歩んで来ました。
川越を掘り下げていけば農に行き着く、というのは、川越Farmer'sMarketが川越のまちづくりを考えた時に出した答えであり、この数年間ずっと川越の農、農からの展開を考え続けてきた。
今回、ファーマーズが青年会議所とタッグを組んで協働で進んできたことは意義深いことで、まるで戦友を得たような心強さがありました。今後も何らかな形で連携していければと思います。
川越青年会議所が考える今回の食エリアのテーマが、「川越の新名物、郷土料理を考える」というものになっていました。
これは、メイン事業全体のテーマである「まちの自然と文化」、さらには「街の人と直接触れ合うことで、市民にまちと繋がってもらいたい」ということから来ている。
今回生み出された企画、それが・・・川越グルメグランプリ!
出店するお店それぞれが川越産農産物を使った川越グルメを考案し提供する(グランプリメニューは300円で統一)。のみならず、来場者の投票によりグランプリを決めるという大会形式になっていたのが特徴。
川越名物グルメグランプリは、新しいグルメを提案することが街について知ることになり、食育という観点からも豊かな心を拡げることに繋がるとJCは話し合った。また、「名物」、「郷土料理」が根付けば市民の郷土愛も深まり、先を見据えればオリンピックも控え、ますます増加するであろう観光客をはじめとする外国人、他県を含む他地域の人々に川越をアピールすることができるのではと考えていた。
名物=商品、
郷土料理=家庭で作られるものと定義し、
郷土料理は川越青年会議所が担当して提供し、名物を農家、飲食店が提供するという趣向となっていた。
【川越の郷土料理を考えよう】
・郷土料理体験コーナーは、川越で昔から親しまれてきた醤油団子をテーマに郷土料理を作成、体験することができるブース。
川越のようにこれほど団子屋がある地域というのも珍しい。鰻が獲れるほど水が綺麗で、美味しい米や野菜が採れ、醤油屋があったころから川越醤油団子が生まれ根付いてきました。
今回使用する団子は、蓮馨寺境内にお店を構える、「松山商店」さんなどのもの。
(松山商店さん。第一回「昭和スタイルでおもてなし 川越昭和の街」2017年4月29日『昭和の日』より
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12270591425.html)
女子栄養大学とJCがタッグを組んで、川越醤油団子に新たな息吹を吹き込み新郷土料理を提案しようと考え出されたのが、
川越名物醤油団子+たっぷり川越野菜+川越醤油=川越醤油団子汁。
しかも、団子を醤油に漬けて焼くという工程を一部体験することができ、これには子どもから大人までたくさんの人が列を作っていました。
そして、食エリアの目玉と言えば、なんと言ってもグルメグランプリ。
飲食出店者は、一般販売用のお料理も提供しながら、グルメグランプリも提供していました。
出店するお店が「これを川越名物の料理にしたい!」と考案し、会場で販売、来場者に食べ比べしてもらい、「これこそ川越の名物だ!」と投票を通じて名物グランプリが決定されます。
グランプリに輝いたお店のその一品は、川越で後世まで受け継がれていくでしょう!
大会形式と言えば、2017年5月7日には「彩の国カレーなる闘い」が同じくウニクス川越・ウェスタ川越で開催されましたが、カレー括りではなく、グルメを広く捉えていたのがカレーとの違い。
この趣旨に賛同し、川越の名だたる飲食店が「自分が川越名物を提案する!」「これを川越名物にしたい!」などエントリーが相次いで表明され、早々に熱戦が繰り広げられることが予想できました。
どのお店も頭を悩ませつつも、川越を感じられる料理を考案し、かつ、グランプリを獲る気満々で当日に向けて準備。
一体どのお店の料理がグランプリに輝くのか・・・全ては来場者の投票に掛かっていました。
それでは・・・各店の当日グランプリメニューを発表します。。。渾身の作をどうぞ。
出店舗一覧
・CafeVino
「新感覚!!桃トマト」
・Te’PAN Le OMUS(テッパン ル オムス)
「お麩レンチトースト さつまいもアイス添え」
・シンラガーデン
「A5ランク黒毛和牛と川越野菜ののり巻きご飯」
・backyard cafe
「小江丼」
・glin coffee
「オリジナルフローズンKO・MA・CHI」
・デイリースタンドコポリ
「松山団子と地元旬野菜、自家製ベーコンのクリームソース」
・六軒町バルmismo ロクバル
「肉巻きおにぎり」
・Bistro Cache Cache
「川越黒豚のトマト煮込み」
・ベーカリークレープ(一般販売のみ)
・野々山養蜂園(農産物販売)
川越グルメの傑作ばかりが用意され、どれも川越の新定番にしても良さそうですが・・・無情にも投票で順位をつけるという闘いに、出店者も積極的にPRして呼び込みます。
【祭りだよ!全員集合!】は、狐のお面を作成し、太鼓や踊りなどのお囃子体験ができるブース。2017年12月、国指定重要無形民俗文化財「川越氷川祭の山車行事」を含む全33件の「山・鉾・屋台行事」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受けたものであることはすぐに分かるでしょう。山車の上での舞いと言えば、天狐。白紙の狐のお面をお絵描きするという画期的ワークショップが行われ、子どもたちが多数参加していました。思い思いの色を使い分け、自分だけの狐面を作っていく。これは子どもだけでなく、狐面ファンの大人も参加したかったかも?
狐と言えば、「狐宵祭」などを主催している河越藩狐衆。この後ステージでもパフォーマンスを魅せてくれることになっています。
(第三回「狐宵祭」蓮馨寺2016年12月11日関東狐の年越し準備大合わせ祭
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12229574845.html)
狐のブースに加え、広場の一角に特設屋台を組んで、川越の囃子連にお囃子を演奏してもらうというスペシャルな内容。新富町一丁目の榎会囃子連と 脇田町の葵囃子連がやって来て、実際に川越まつりの山車で演じるお囃子を披露しました。交互に演奏しながら、そして・・・みんなが期待したであろう、「曳っかわせ」も実演。向かい合わせになった屋台で二つのお囃子が競演し、川越まつりが再現されました。
また、お囃子を体験できるワークショップも行われ、川越まつりを
お囃子体験というのは、あるようでなかなかないものであり、これまた人気のブースになっていました。
(太鼓の代わりに音の出ないタイヤで練習したりするのもお囃子のリアルそのもの)
こうして見ると、本当にたくさんの団体などと協働しているのが分かり、まさに川越オールスターとも言える顔触れが揃っていた。
川越のこれまで、だけでなく、川越のリアルタイムも取り込み、川越のこれからを発信する、JCにしか出来ない取り組みがありました。
【伝設でんせつのステージ】 では、川越をテーマにしたお笑いライブやパフォーマンスが次々に登場しました。
午前の部
・川越クリアーズ(音楽ライブ)
・川越藩狐衆(演武)
・オラキオ(お笑いライブ)
午後の部
・ラジオ体操(小野梨沙&時の鐘マン)
・空手道 義勇会(空手演武)
・ハッピー原(お笑いライブ)
・瞬間メタル(お笑いライブ)
・SU Lab.(けん玉ショー)
・岡本隆根(音楽ライブ)
川越をどこまでも掘り下げた豊心祭もいよいよエンディングへ。
最後に・・・室内でみんなでぺたぺた芋版を押した時の鐘がついに完成。
そっと外に運び出し、出店者、来場者、JCメンバー合わせて手に持ち、巨大時の鐘アートを世界に向けて発信しました。メイン事業をやり遂げたJCメンバーの顔には、安堵と達成会が浮かんでいました。
そして、投票はどうなったのか。。。気になる川越グルメグランプリの結果発表です。
激闘を繰り広げた川越の人気シェフたち、疲れを見せながらも、表情にはやり切った達成感が溢れていました。
ステージで行われた授賞式、この日最大の注目が集まる。。。
「それでは発表します・・・」
第三位
・デイリースタンドコポリ
「松山団子と地元旬野菜、自家製ベーコンのクリームソース」
第二位
・Te’PAN Le OMUS(テッパン ル オムス)
「お麩レンチトースト さつまいもアイス添え」
そして、輝く栄光の川越グルメグランプリは、
・Bistro Cache Cache
「川越黒豚のトマト煮込み」
本川越駅近くの名店、Bistro Cache Cacheさんの逸品に決まりました。
菊池シェフは、フランス料理のコンクールで優勝した時と同じくらい嬉しいと語っていました。
川越青年会議所の川越のまちづくり活動はこれからも続いていく。
今後の展開にも注目です。川越から繋げよう!豊かな心拡げる。
公益社団法人「川越青年会議所」
http://www.kawagoe-jc.or.jp/2017