食べるタイプに続いて、発売された飲むタイプの
ラクトフェリン入り飲料
母乳の研究から注目され、カラダの中から守ってくれる
“ラクトフェリン”を配合した森永乳業ラクトフェリンヨーグルト
ラクトフェリンとは、母乳をはじめ唾液 涙 汗など
外分泌液中に含まれる鉄結合性の糖たんぱく質。
特に出産後数日の間に分泌される初乳に最も多く含まれ、
それが免疫となり乳児の健康を母乳によって細菌やウイルスから
守られている大切な成分となります。
母乳で育った子供はをさまざまな感染症から身を守り、
病気になりにくいとまで言われています。
多機能タンパク質で、免疫活性、抗酸化、鉄吸収などさまざまな機能を持つ
ラクトフェリンの有効な効果として研究報告されているのが、
■ 生体防御作用
ノロウイルス胃腸炎の予防、ロタウイルス胃腸炎の症状緩和、インフルエンザ症状の改善、
歯周病の症状改善、放射線障害の予防
■ 健康を維持・増進する作用
整腸作用、 貧血の改善、 骨密度低下の抑制、発がん予防 抗炎症作用
昨年の冬にかけて日本で流行したノロウイルス
情報番組で“ラクトフェリンがノロウイルス予防に効果がある”として紹介され
注目を浴びた森永ラクトフェリンヨーグルト。
ノロウイルスとは一般的に生牡蠣・帆立・あさりなど
十分に加熱していない二枚貝の摂取が原因で起こる食中毒です。
ほかにはノロウイルス患者の便や吐ぶつから人の手などを介しての
二次感染もある、12月~翌年1月をピークとして冬期に多発する
人のみが感染するウイルス性食中毒。潜伏期間は24~48時間で
症状は腹痛 下痢 微熱 嘔吐など風邪の症状に似ているのが特徴です。
2002年の国際ウイルス学会で、主に感染性胃腸炎を引き起こしているものを
「ノロウイルス」と呼んでいるようです。
http://ameblo.jp/koichi-shoot/entry-11756043881.html
森永乳業は、1960年頃から本格的なラクトフェリン研究を開始し、
1963年にラクトフェリンに関する研究報告を日本で初めて発表した企業です。
2001年 飯島直子さんをイメージキャラクターとして
スーパーやコンビニで発売された森永ラクトフェリンヨーグルト。
母乳に含まれる多機能たんぱく質が
“ストレスの多い現代人に届ける元気を出す”機能性ヨーグルトとして
発売されていたものの、それほど脚光浴びることなく
初めての研究報告から 50年目となる節目の
2013年に認知されてきた“ラクトフェリン”
2013年 12月の売上は前年同月比440% 2014年 4~6 月においても
前年同期比 300%(金額ベース・森永乳業調べ)と好調に推移しているようです。
健康を維持する素材として注目されている「ラクトフェリン」を100mg配合した
ドリンクタイプのヨーグルトは程よい甘さのプレーン加糖タイプ。
原材料名
乳製品、砂糖、ココナッツオイル、ラクトフェリン、酸味料
アレルギー物質:乳
1本112g当たりの栄養成分表示
エネルギー74kcalたんぱく質3.4g脂質1.5g炭水化物11.6gナトリウム43mg
カルシウム:120mg、ラクトフェリン:100mg
ラクトフェリンのメカニズム
口から摂取したラクトフェリンは、アミノ酸や小さなペプチドに分解され、
それも一部が体内の消化管内で消化され、一部は消化されずに そのまま腸に達するということです。
そして胃の消化酵素(ペプシン)で分解されると、ラクトフェリンよりも強い抗菌性のある
「ラクトフェリシン®」になるそうです。これが森永乳業がラクトフェリン研究の中、
1992年に発見し商標登録されている「ラクトフェリシン®」です。
ラクトフェリシン®は病原性大腸菌O157や胃炎の原因菌であるピロリ菌に対して
殺菌活性を示します。
(森永乳業より引用させていただきました)
インフルエンザの流行時期と重なるように、
ウイルス性食中毒 ノロウイルスの多発時期が近づいてきています。
情報番組の紹介などにより、爆発的に売れ 品切れとなる機能性ヨーグルト。
経済の活性化には良いことかもしれませんが、
毎日、コツコツ摂取している人には迷惑なこと
それも摂取し続ければ免疫力の効果が高まるものです。
食中毒予防の3原則は 清潔 迅速 加熱
食中毒にかかりやすい人、かかりにくい人 その違いは、
ビタミンA・C・E、キノコ類、発酵食品、食物繊維をはじめ 大豆製品やヨーグルトなどを
普段からバランスよく摂取し、免疫力を高め健康状態を保持しているか否かです。
ノロウイルスやインフルエンザだけではなく、大腸がん予防や貧血の改善、
骨密度低下の抑制にも有効とされているラクトフェリン。
普段から摂取し免疫力を高め、時期に備えることが大切と言えるのではないでしょうか。
ご覧頂きましてありがとうございます
↓ポチっと応援クリック よろしくお願い致します!
食生活・食育 ブログランキングへ