岡山市北区 個別指導 実践型パソコン教室
IT1NOTE (アイティーワンノート) パソコンスクール つしま校
講師 きびだんご店長
※前回までのお話ダイジェスト
去年(2015年)コンピュータに将棋のプロ棋士が
初めて勝ち越す事ができた。
コンピュータ5台と現役プロ棋士5人の勝負
2013年、プロ棋士は1勝3敗1分け
2014年、プロ棋士は1勝4敗の結果で負け越した
2015年、プロ棋士は3勝2敗 初の勝ち越し
(コンピュータVS人間5対5はこの年で終了)
2016年1月 コンピュータに囲碁のプロ棋士が敗北
いよいよ
コンピュータにプロ棋士が「教わる」という時代の幕開け
遡る事9年前
2007年3月21日(水)
将棋界にコンピュータが道場破りを仕掛けてきた。
渡辺竜王(当時)勝ちVS Bonanza(ボナンザ)負け
この一戦を制したのは、渡辺竜王だった。
観戦していた私もコンピュータの強さは認めるものの
プロの領域までは、まだまだと見ていました。
事実この時点でのコンピュータの強さは
あと一押しが欲しい所で、
ここまでだったはずです。時に2007年3月。
しかし渡辺竜王の当時のブログには、
『まだまだ下と思っていましたが、プロの足元まで
来ているということを認めざるを得ません』
というコメントを残していました。
だが
この9年の間にコンピュータの
アルゴリズム
(問題解決の処理手順・プログラミング作成の基盤)は
大きく変わって来たようです。
深い階層を持つ
ネットワークの発展(ニューラルネットワーク)と
膨大なデータを処理するコンピュータ
アルゴリズムは格段に発展してきたようだ。
そしてコンピュータは、話題の人間の脳の構造を模造とし、
かつニューラルネットワークを発展させた
ディープラーニング(深層学習)へと進化して行くのです。
つまり、この9年間の間にコンピュータ人工知能は、
ディープラーニングにより本格的に発展したのだ。
そう、この9年の間で。本格的に。
そして本日2016年5月21日(土)
将棋界は比叡山延暦寺で電王戦第2局を。
人間トーナメント優勝者 山崎隆之叡王
コンピュータ 優勝者 PONANZA
第1局はコンピュータの勝ち。
現在は、
「ヒューマンエラーがなければ人間が勝つ」
と言った時期さえも、今は昔になるくらい・・・。
コンピュータは本格化、進化して来ている。
もう人間とコンピュータとの囲碁や将棋戦は
コンピュータが勝つものというふうに観る
人々が多くなって来ているはずだ。
がんばれ!山崎隆之叡王。
まだ人間がやれるところも見せて欲しい。
※左 Ponanza VS 右 山崎隆之叡王
電王戦第2局 比叡山延暦寺
対局日2016年5月21日~22日
左はなんと、ロボットが将棋盤に駒を置いている。
また将棋ファンとしては、
そろそろ羽生名人とコンピュータの対局を見てみたい気もする。
この続きは教室で語り合いましょう♪
併せてお読みください。
前回までのお話し ↓
コンピュータと人間の頭脳・どっち その1 ← クリック
コンピュータと人間の頭脳・どっち その2 ← クリック
コンピュータと人間の頭脳・どっち その3 ← クリック
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