コンピュータと人間の頭脳・どっち?その4 |  IT1NOTE 青空メモ

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 スタッフ日常生活ブログです。教室では見られない、休日はのんびりとしたIT生活?を過ごしてるスタッフにスポットをあてます。こんな講師たちですが、皆さま宜しくお願いします。

岡山市 個別指導 実践型パソコン教室
IT1NOTE(アイティーワンノート)パソコンスクール つしま校
講師 きびだんご店長


※前回までのお話ダイジェスト
一去年(2013年)コンピュータと将棋のプロ棋士が対戦。
初めて現役のプロ棋士がコンピュータに敗北。
コンピュータ5台と現役プロ棋士5人の勝負。
2013年、プロ棋士は1勝3敗1分け。
2014年、プロ棋士は1勝4敗の結果で負け越した。


私は昨年までの2年間の結果からコンピュータは
人間の頭脳を越えたのか?と思い始めていたのだが・・・。

 

 

将棋a2

 

 

 

 

去年の4月
2014年にコンピュータに負けたプロ棋士から
注目の発言がありました。(敗北インタビュー)

「継ぎ盤が使えて、持ち時間3時間、
 持ち時間を使いきると一手15分未満で指す」なら

VS人間と戦った最強ソフト5台に全勝する事が出来る
と言うのだ。

※継ぎ盤とは?局面検討用の盤を用意使用するという事

私は去年のルールについて確認してみた。
「持ち時間5時間、使いきると1手1分未満で指す」であった。

ここで 「なるほど」 と思いました。
注目すべき点は、

「1手1分未満で指す」 という所である。
これは、コンピュータの一番得意とする所である
いわゆる終盤の詰め手順等の分野に対して
人間が
「1手1分で考えて指しなさい」というルールなのです。

1分しかない状態になるとプロでも間違えやすいのです。
いや、人間なので間違えると言った方が良いでしょう。

去年敗北したプロ棋士 森下卓九段 は
この森下ルールを適用し2014年大晦日にリベンジマッチを。
(※実際ルールは継ぎ盤使用 持ち時間3時間 秒読み1手10分未満に)

結果は公言通り、プロ棋士が勝利しました。

この森下プロ棋士の発言を推測してみると

コンピュータの序盤戦術(作戦分野)より人間の方が上。
その最初のリードを保って行き、
人間の頭脳の疲労で発生する中終盤の
ヒューマンエラーを最小限に抑えれば
(秒読み15分ルール)
コンピュータに勝てる!  と見ているのです。

実際結果もプロ棋士勝ち

人類VSコンピュータ 今回のまとめです。

コンピュータの思考は
人類より 自分を有利に導く作戦(方向性)が弱い。

目的を持たせた終盤の計算力は人類をはるかに上回る。
ヒューマンエラー(肉体的・精神的疲れから発生)の
出にくい盤上の勝負ならまだ人類に勝機あり!



だとするとコンピュータの頭脳を持ってしても
「将棋」 というゲームの
完全必勝法は 現状 出来ていない事になります。


2015年3月14日(土)に
今年の 人類VSコンピュータ 5対5 の戦いが。
結果がどうなるのか?

楽しみにしております。

この続きは教室で語り合いましょう♪



併せてお読みください。

前回までのお話し ↓
コンピュータと人間の頭脳・どっち その1 ← クリック

コンピュータと人間の頭脳・どっち その2 ← クリック

コンピュータと人間の頭脳・どっち その3 ← クリック




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