最近は昨日ご紹介したMeeboのように、既存のサイトをソーシャル化させるサイトにとても興味があります。その中の一つにSeesmicという良く「ビデオ版Twitter」といわれるがあります。
Seesmicの詳しい説明はこちら
“ビデオ版Twitter”のSeesmicはYouTubeを超えるか:@IT
Seesmicを創業したのはフランスで最も知られたブロガーの1人、ロイック・ル・マール(Loic Le Meur)氏。1972年7月生まれの35才で、これまでに4つのネット系ベンチャー企業をフランスで起業。成功した起業家としても知られる。そのマール 氏は、2007年はじめに、ほとんど単身でシリコンバレーのお膝元、サンフランシスコに乗り込みました。
彼は今まで4度ベンチャーを立ち上げて、全て売却に成功している、大金持ちのシリアルアントレプレナーです。ただ彼は現状に満足できず、以下のように語っています。
「フランスで成功しても、最終的にはアメリカの会社に潰されるか、買収されてしまうかのどっちかなんです。フランスにはイーベイに似たオークションサイトは山のようにありました。でも、今やイーベイだけ。検索サイトもたくさんありましたが、全部なくなりました」。
「フランスは人口が6000万人。英語圏なら数億人。しかもヨーロッパでサービスを提供してビジネスを拡大するには22の言語に対応する必要があります。さらに、フランスでビジネスをやっている限り、思考はフランスローカルになってしまう。ランチには2時間を費やし、フランス語だけを話し、フランスのことだけ考える」。
そして、ル・マール氏は2007年に単身でシリコンバレーに渡り、Seesmicを立ち上げました。Seesmicの出資者にはそうそうたるメンバーが並んでおり、スカイプ創業者の2人であるニクラス・ゼンストローム氏とヤヌス・フリス氏、AOLでCEOを務めていたスティーブ・ケース氏、グーグルの初期投資家とし て知られるロン・コンウェイ氏、LinkedIn創業者のリード・ホフマン氏、技術系ブログTechCrunchの著名ブロガー、マイケル・アーリントン 氏などがいる。
彼の言動と行動には我々日本人としても学ぶべき点が数多くあると思います。
その彼がFinancial Timesで語った 「スタートアップ成功のための10のルール」はとても素晴らしいです!
Loic Le Meurの「スタートアップ成功のための10のルール」 :TechCrunch
1.画期的なアイディアを待ってはならない。そんなものは来ない。シンプルで、夢中になれて、空いている領域に集中して、一刻も早く実行すること。
2.アイディアは共有すべし。多くの人と共有するほど、アドバイスをもらったり、学ぶ機会が増える。ライバルとも会って話をしよう。
3.コミュニティを作ろう。ブログやソーシャルソフトウェアを使って、必ずみんなに聞いてもらえるようにすること。
4.コミュニティに耳を傾けよう。質問に答えて、フィードバックを製品に反映すること。
5.すごいチームを作るべし。自分とまるで違うスキルを持った人を選ぶ。自分より優れた人物を探そう。
6.問題が起きたら自分が最初に見つけること。誰にでも失敗はある。問題が起きてしまったら、公にしたうえで状況をよく理解して修正する。
7.市場調査に時間をかけるな。できるだけ早くテスト版を公開すること。オープンの場で製品を良くしていく
8.Excelシートのビジネスプランに振り回されるな。思ったようになることなど、決してない。
9.大げさなマーケティング計画を立ててはならない。コミュニティから愛されることの方が、はるかに重要でためになる。
10.金儲けしようとするな。ユーザーのことだけ考えろ。金は成功の結果であって目標ではない。
ここに書いてあることの全てに共感できます。自分がどれだけ凄いと思ったアイディアも、自分だけが思う浮かんでいることはほとんど無く、どこかの誰かも思い浮かんでいることが殆どです。そして、はじめに思い描いた計画通りにビジネスが進行することも殆どありません。「自分の考えはだいたい間違えている」。これが僕も何年か自分でやって感じたことです。
ビジネスを成功させる上で、本当に必要なことは、自分がやりたい、素晴らしいと思えるアイディアが思いついたら、どんな形でも良いので取りあえず始めてみる。その上で、色んな人(ユーザー、パートナーなど)の意見を聞き入れながら、どんどんと改善させていく。この繰り返しだけが、素晴らしいサービスを生み出すための道筋だと思います。
失敗を恐れずに取りあえず、一歩を踏み出してみる!
それが本当に重要だと思います。
Seesmicの詳しい説明はこちら
“ビデオ版Twitter”のSeesmicはYouTubeを超えるか:@IT
Seesmicを創業したのはフランスで最も知られたブロガーの1人、ロイック・ル・マール(Loic Le Meur)氏。1972年7月生まれの35才で、これまでに4つのネット系ベンチャー企業をフランスで起業。成功した起業家としても知られる。そのマール 氏は、2007年はじめに、ほとんど単身でシリコンバレーのお膝元、サンフランシスコに乗り込みました。
彼は今まで4度ベンチャーを立ち上げて、全て売却に成功している、大金持ちのシリアルアントレプレナーです。ただ彼は現状に満足できず、以下のように語っています。
「フランスで成功しても、最終的にはアメリカの会社に潰されるか、買収されてしまうかのどっちかなんです。フランスにはイーベイに似たオークションサイトは山のようにありました。でも、今やイーベイだけ。検索サイトもたくさんありましたが、全部なくなりました」。
「フランスは人口が6000万人。英語圏なら数億人。しかもヨーロッパでサービスを提供してビジネスを拡大するには22の言語に対応する必要があります。さらに、フランスでビジネスをやっている限り、思考はフランスローカルになってしまう。ランチには2時間を費やし、フランス語だけを話し、フランスのことだけ考える」。
そして、ル・マール氏は2007年に単身でシリコンバレーに渡り、Seesmicを立ち上げました。Seesmicの出資者にはそうそうたるメンバーが並んでおり、スカイプ創業者の2人であるニクラス・ゼンストローム氏とヤヌス・フリス氏、AOLでCEOを務めていたスティーブ・ケース氏、グーグルの初期投資家とし て知られるロン・コンウェイ氏、LinkedIn創業者のリード・ホフマン氏、技術系ブログTechCrunchの著名ブロガー、マイケル・アーリントン 氏などがいる。
彼の言動と行動には我々日本人としても学ぶべき点が数多くあると思います。
その彼がFinancial Timesで語った 「スタートアップ成功のための10のルール」はとても素晴らしいです!
Loic Le Meurの「スタートアップ成功のための10のルール」 :TechCrunch
1.画期的なアイディアを待ってはならない。そんなものは来ない。シンプルで、夢中になれて、空いている領域に集中して、一刻も早く実行すること。
2.アイディアは共有すべし。多くの人と共有するほど、アドバイスをもらったり、学ぶ機会が増える。ライバルとも会って話をしよう。
3.コミュニティを作ろう。ブログやソーシャルソフトウェアを使って、必ずみんなに聞いてもらえるようにすること。
4.コミュニティに耳を傾けよう。質問に答えて、フィードバックを製品に反映すること。
5.すごいチームを作るべし。自分とまるで違うスキルを持った人を選ぶ。自分より優れた人物を探そう。
6.問題が起きたら自分が最初に見つけること。誰にでも失敗はある。問題が起きてしまったら、公にしたうえで状況をよく理解して修正する。
7.市場調査に時間をかけるな。できるだけ早くテスト版を公開すること。オープンの場で製品を良くしていく
8.Excelシートのビジネスプランに振り回されるな。思ったようになることなど、決してない。
9.大げさなマーケティング計画を立ててはならない。コミュニティから愛されることの方が、はるかに重要でためになる。
10.金儲けしようとするな。ユーザーのことだけ考えろ。金は成功の結果であって目標ではない。
ここに書いてあることの全てに共感できます。自分がどれだけ凄いと思ったアイディアも、自分だけが思う浮かんでいることはほとんど無く、どこかの誰かも思い浮かんでいることが殆どです。そして、はじめに思い描いた計画通りにビジネスが進行することも殆どありません。「自分の考えはだいたい間違えている」。これが僕も何年か自分でやって感じたことです。
ビジネスを成功させる上で、本当に必要なことは、自分がやりたい、素晴らしいと思えるアイディアが思いついたら、どんな形でも良いので取りあえず始めてみる。その上で、色んな人(ユーザー、パートナーなど)の意見を聞き入れながら、どんどんと改善させていく。この繰り返しだけが、素晴らしいサービスを生み出すための道筋だと思います。
失敗を恐れずに取りあえず、一歩を踏み出してみる!
それが本当に重要だと思います。