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化学物質過敏症/MCSの私の実践編
▶目次 ▶化学物質過敏症の診断合意事項と主な症状 ▶周囲へ協力を求めるための工夫 ▶防臭マスク ▶コラム ▶自宅で受けれる各種検査 ▶洗濯&掃除 ▶食材選び&料理 ▶スキンケア ▶アクティビティ&運動 ▶衣類&靴の除染作業 ▶印刷物の除染作業 ▶日用品&お手入れ ▶害虫対策 ▶歯科治療 ▶ニオイの断捨離
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化学物質過敏症/MCSの私が
これまで実践してきたことをまとめています。
参考事例の1つとなれば幸いです^^
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私は本が好きです。
でも近年は、
本屋さんに足を運ばない月もあるので、
トータルでも年数回行くか行かないか程度。
理由は、微量の化学物質で体調を崩す
化学物質過敏症/MCSだからです。
本に使われているインクや接着剤から
目には見えない多種類の化学物質が
常時放出されるため、
店内に入るのさえためらいます。
仮に本屋に入店する際は、
マスク装着は必須。
それでも完全に化学物質臭を
シャットアウトできないので、
できるだけ早く要件を済ませ、
素早くその場を立ち去るようにしています。
そのくらい、
体には不要な化学物質が
たくさん浮遊しているのです。
それは図書館であっても同様です。
では本を読みたい時は
どうしているかというと、
読む前に除染作業を行っています。
本の除染作業の仕方
やり方はとてもシンプル。
風通しのよい場所に、
本をしばらく置き、
化学物質臭を飛ばします。
本によっては
お湯を掛けてから干すという
荒療治を行うこともあります。
除染作業に掛かる時間
この作業に費やす時間は、
その本がどれくらい化学物質臭がするかで
異なってきます。
早けれな1週間ほど、
長ければ数ヶ月に及ぶこともあります。
除染後の扱い方
除染した本であっても、
できるだけ離れた場所に
置いておくようにはしています。
個人の病状の程度がどれくらいかで
扱い方も変わってくるでしょう。
もう読まないと思ったら早めに処分
するようにして。
できるだけ不要な化学物質は
持ち込まないに越したことはありませんから。
本によって異なる化学物質臭の程度
印刷物のインクや紙の質によって、
化学物質臭の程度は
かなり異なります。
ちなみに新聞紙は、
私にとってニオイが強すぎること、
毎日の除染が追いつかないことから
とっていません。
また海外と国内の印刷物でも
ニオイが異なります。
どちらかと言えば、
国内の印刷物の方が
化学物質臭がきつく感じられます。
発行年代によってもニオイが異なりますが、
多色刷りの現代の印刷物の方が
ニオイが強いようです。
でも中には消費者目線を大切にしている
印刷物もあるのは確かです。
地域情報フリーマガジンのCradleなんかは
強い化学物質のニオイがせず
比較的短時間の除染作業で
読むことができる貴重な存在です。
印刷物と言えば近年では、
お札からも柔軟剤様の人工香料臭が
してきます。
これがとても厄介!
自分の手元に置く時間が短いため
除染作業が思うようにできません。
そのため、ジップロックの袋に入れて
とりあえずニオイが漏れにくくなるよう
対処しています。
本は素晴らしい知識や技術、
夢や希望を与えてくれる存在ですが、
健康被害と無縁ではないのが
とても残念で仕方ありません・・・。
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まとめ:印刷物の除染作業の法則
- 不要な印刷物は持ち込まない。
- 事前に化学物質を軽減させてから読む。
- できるだけ離れた場所に置く。
- 除染できなものはビニール袋に入れて保管
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