おはようございます
先日、CTコロノグラフィ検査で、過敏性腸症候群の原因はストレスだけじゃなかった! ことがわかったとご報告しました。それは、大腸がねじれて狭くなっている形態異常型。
その予防・治療には腰をひねる運動が有効とのことで、とりあえず冬の便秘を解消するらくらく体操 をおススメしましたが、ほかにご紹介したかったストレッチ体操があるんです。
寝っ転がってやるストレッチなので、お休み前のリラクゼーションにもピッタリ!それは、コメント欄でrumiopさん が勧めてくださったストレッチで、ヨガのワニのポーズに似ています。rumiopさん、ありがとうございます。
① 仰向けに寝る。
② 両肩を床につけたまま、左脚を右側へ投げ出すように倒して、腰をひねる。
③ 顔を左に向ける。
④ ゆっくり呼吸しながら、10~20秒ほどこの姿勢を保つ。
⑤ 反対側も同様に行なう。
脚を投げ出す位置は、腰の状態に合わせてくださいね。腰からお尻にかけて、伸びて気持ちいいところで止めましょう。これもrumiopさんの受け売りですが、自分で今できる分に10%増し程度を目安にするといいようです。
↑上図では、両手をおなかに添えてますが、肩の高さで両側に伸ばしておくと、うでのストレッチも同時にできるので、くびや肩のこりにも効きますよ。
これではちょっと物足りないかな…という方は、↓下図を試しましょう。
① 仰向けに寝て、両肩を床につけたまま、左脚を右側へ投げ出すように倒し、腰をひねる。
② 顔を左に向けながら、左脚のひざを曲げ、右手で胸のほうへ引き寄せながら、床に押しつける。
③ ゆっくりと呼吸しながら、10~20秒ほどこの姿勢を保つ。
④ 反対側も同様に行なう。
腰をひねるストレッチは、便秘予防になりますが、腰痛予防にもなります。やってみて、投げ出す脚の位置を高くするどころか、床につけることもままならないようなら、お尻の筋肉の緊張がかなり強い証拠です。その場合は、まず↓下図のストレッチを先にしておきましょう。
① 仰向けに寝て、両手で両ひざを引き寄せ、胸に押しつけるようにする。
② ゆっくりと呼吸しながら、10~20秒ほどこの姿勢を保つ。
もしおなかが太めで、両脚いっぺんにはやりづらいという場合は、片脚ずつ行いましょう。あるいは、腰痛におしりストレッチ でご紹介した方法を試してみてくださいね。
今回使用した図、上のカラーの図は、父が使っていた腰痛体操のリーフレットから拝借しました。下の白黒の図は、鍼灸学校時代のストレッチの授業で使ったもの。いずれも出典は今となっては不明です。すみません。
椿
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