精油のノートって何? | 春月の『ちょこっと健康術』

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おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます ニコニコ


「ゲ」で始まる言葉は何? ※ただし「ゲゲゲの鬼太郎」を除く ブログネタ:「ゲ」で始まる言葉は何? ※ただし「ゲゲゲの鬼太郎」を除く 参加中


「ゲ」で真っ先に浮かんだのが「ゲラン(Guerlain)社の香水ミツコ(Mitsouko)」です。うら若きハタチの乙女だったころ、海外からのお土産として、初めてもらった香水がMitsoukoだったの。おとなの女性として認められたようで、くすぐったくもうれしかった思い出の香水。


ちょっぴり特別なイベントで、ちょっぴりつけて、おとな気分を満喫したものです。今から考えると、ハタチでMitsoukoは早すぎたような気がします。どことなく東洋的な香りで、自分では気にいってましたけど。


フランスの香水で、なぜ日本人女性の名前がつけられたのか?フランス人作家クロード・ファーレルの小説『ラ・バタイユ』のヒロイン、日露戦争で戦死した日本の海軍総督の妻「ミツコ」に由来するとか。


明治時代、日本人女性として初めてヨーロッパの貴族へと嫁ぎ、ウィーンの社交界にデビューした、クーデンホーフ光子さんにちなんで命名されたという説も流れていましたが、どうやら違うようです。


ただ、『ラ・バタイユ』の出版と光子さんが社交界で名を馳せていた時期は重なるので、ヒロインの「ミツコ」の名は、、クーデンホーフ光子さんにインスピレーションを得たのかもしれませんね。


アロマセラピーでは、何種類もの精油をブレンドして、香水をつくることがあります。そのときに考慮するのが、 「シワを予防して美肌をつくるフランキンセンス」 に登場した「精油のノート」です。


精油は揮発性であり、揮発する早さによって、3つのグループに分けられています。精油分子が小さく、あっという間に揮発してしまうものをトップノート、2番目がミドルノート、分子の多くが大きめで、比較的ゆっくりと揮発するものをベースノートと呼びます。


つまり、「ノート」というのは、揮発の早さを示すものであり、すぐに香って10~30分で消えていくのがトップノート、その後に香って30~120分で消えていくのがミドルノート、遅れて香って2時間~2日ほど残るのがベースノートとなります。


精油で香水をつくるとき、トップノート、ミドルノート、ベースノートからそれぞれ選んで組み合わせることで、時間経過による香りの変化を楽しむことができるんです。


トップノートには、柑橘系と草や葉の精油が多く、オレンジ、ティートリー、ベルガモット、ユーカリ、ラベンダー、ローズマリーなどが入ります。


イランイラン、カモミール、ジャスミン、ネロリ、ローズなど、花の香りはほとんどがミドルノートです。ほかに、クラリセージ、ゼラニウム、プチグレン、マジョラムなども入ります。


ベースノートは木や樹脂に多くみられ、サンダルウッド、シダーウッド、パチュリー、フランキンセンス、ベチバー、ベンゾイン、ミルラなどがあります。フランキンセンスは、ベースの中でもミドル寄りですけどね。


そういえば、「ゲ」で始まる言葉、今お昼に観ている「ゲゲゲの女房」、古~いところで「ゲバゲバ90分」なんていうテレビ番組名も思いつきました。


「ゲバゲバ90分」、なつかしい!ご存じの方は、春月と同年代か、マニアかですね(笑)。観ては、よく笑い転げてましたよ。お笑い界では、「8時だよ、全員集合」とともに、伝説の番組じゃないかしら?


一天一笑、今日もいい1日にしましょう。


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