私の内なる男性性と女性性、ふたりの関係において 起こった
<政権交代>について、ここ数日、連続して 書いています。
また、文中、このような表現を することが あります。
【彼】 : 私の 内なる男性性
【彼女】 : 私の 内なる女性性
【私】 : 【彼】と【彼女】 を 外から見ている、中立的な ‘器’としての、私。
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【彼女】 の 強烈な No ! を 受け、私たちの組を 置き去りにしたまま、
サガプリヤさんと、他の組の人たちは、次の段階へ 進んでいました。
ワークする人は、今度は、 2nd side の席を 立ち、
向かい側の、1st side キャラクター、
つまり、いままで、2nd side を 支配していた側の席に、座ります。
そして、ここでも、さきほどと同様、
サガプリヤさんに指示された セリフを そのまま、
1st side キャラクターが、2nd side キャラクターに、言います。
「私は、№2 です。
愛、という観点では、あなたほど 成長していません」
「あなたが、リーダーです。」
いままで、№1の立場にあり、主導権を 握り続けてきた
1st side キャラクラター にとって、
これらのセリフは、屈辱的に感じるものかもしれません。
サガプリヤさんの誘導に従い、 周りの人たちは、
これまた しっくり来るまで、そのセリフを 繰り返していました。
ここで、私のガイド役、Sさんが 提案をしてくれました。
とりあえず、こちら(1st sideの席) へ 来て、
この先に、進んでみたら どうかしら?
それは、ナイスアイディアでした。
私は、2nd side の席を立ち、【彼女】 のエネルギーを ふるい落として、
向かい側の、1st side のクッションに 座りました。
こちら側では、私は、私の男性性 = 【彼】 の立場に 立ちます。
クッションに座り、身体を ひねったり 伸びをしたりして、
【彼】 を 感じていきます。
閉じていた目を開けたとき、私は、【彼】のエネルギーの中に、いました。
【彼女】 は、あんなふうに、
リーダーになるのは イヤだ! と 言っているけど、
そのことについて、あなたは、どう 思う?
Sさんが、私に、いえ、【彼】 に、問いかけます。
【彼】 は、しばらく 黙っていた後、ゆっくりと 口を 開きました。
やってみたらいい、と、思う。
こっちは、構わないから、
とりあえず 【彼女】が リーダーとして、やってみたら いい、と 思う。
それでは、このセリフを 言ってみて・・・
スター・サファイヤのセッションの経験豊富な Sさんが
とても上手に リードしてくださって、
私たちは、ワークの中へ 戻っていくことが できました。
私は、№2です。
‘愛’においては、あなたより 成長していません。
あなたが、リーダーです。
不思議なほど なんのわだかまりもなく、
【彼】は、そのセリフを、言いました。
【彼】 は、首を かしげました。
おかしいな。
つい この間まで、
【彼女】 に 主導権を握らせたら、なにを されるか わかったもんじゃない!
って、不安に 思っていたはずなんだけど・・・
そう、その通り。
この時点では、【私】 は、
自分の男性性 = 自分の父親と 同じ質を 持っている
自分の女性性 = 自分の母親と 同じ質を 持っている
と、思い込んでいました。
だから、幼い頃から 母の突飛な行動に振り回されてきた 【私】は、
自分の母親と 同じ質を持っているらしき、自分の女性性、
【彼女】のことを、自分のことながら、あまり 信用していませんでした。
【彼女】の決定に従うこと = 母のような 自由奔放な人生を 生きること
そのように 信じ込んでいたのかもしれません。
私は、自由よりも、安心・安全・安定を 好みます。
もしかしたら、みんな、そうかもしれませんが、
たぶん、他の人よりも、その傾向が 特に強い方だと 思います。
だからこそ、
なにをするか わからない、と 思っている 【彼女】 に
人生のハンドルを握らせるのを、とても 不安に 感じていました。
【彼女】の決断に まかせていたら、
とてもじゃないけれど、安心・安全な人生は 送れまい!
【私】も、 【彼】 も、 ずっと そう 思っていました。
( 私は、ずっと 【彼】 の考え = 自分の考えだと 思ってきましたからね。)
実際、たしか、この前日か 前々日に やった 別のワークでは、
【彼】 は、【彼女】 に 決定権を持たせることについて、
こんなふうに 言っていたのですから。
【彼女】の選択に従う、というのを 受け入れてもいいけれど・・・
でも、すごく、不安。
【彼女】 が なにをするか、わかったもんじゃないから。
自分が 主導権を握っていれば、安心・安全な人生が 送れる。
だけど、【彼女】 が 安心・安全を 最優先するかどうかは、わからない。
それに、【彼女】 が 自分たちの人生に 責任がとれるのかどうか、
疑問を感じている。
【彼女】 に 決定権を渡しても 構わないけれど、
正直なところ、「できるものなら、やってみれば?」 っていう感じ。
【彼】は、こんなことを 言っていたのです。
ほんの1、2日前には。
ということは、
【彼女】 が 主導権を握ることを 拒否している、この状況は、
【私】 にも、【彼】 にも、好都合なはず。
それなのに、その 【彼】は・・・
「あなたが リーダーです・・・」 という セリフを
口の中で もう一度 繰り返した後、 うん、と 頷きました。
うん。
やっぱり、【彼女】が リーダーでも いい、 と 思う。
いまは 、まかせてみてもいいかな、という 気がしている。
私は そのとき、【彼】のエネルギーに 包まれながらも、
自分自身を 感じていました。
たしかに、数日前とは 違い、 【私】にも、
【彼女】 に 決定権を持たせることに対する不安は、ありませんでした。
OK。
それじゃ、【彼女】の方に、戻ってみましょうか。
Sさんが、声を かけてくれました。
私は ふたたび、【彼女】側のクッションへ 移動しました。
(つづく)
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