【彼女】の選択 ~政権交代・1 | ふんわりすとへようこそ!

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しばらく 間が あいてしまいましたが、

私の中の男性性と女性性、この ふたりの関係における

<政権交代>についてのお話に 戻ろうと 思います。


これについて 書き始めましたら、どんどん 長くなってしまって、

実は、このお話、全6話くらいのシリーズものになりそうです。



このときの体験は、私にとって ちょっと 恥ずかしいものでもあるため、

ここまで 細かく書く必要ってあるかな、と、何度も 立ち止まりました。


というのも、私が 最終的に 書きたいのは、

この経験の後、どのように感じたのか、そして どのような変化があったのか、

ということだから。


なので、そのきっかけとなった このときのワークに関しては、

さらっと、概要だけを書いておけばよいのではないか? と、迷いました。


けれども、自分自身の記録として 残しておきたい、

また、サガプリヤワークの とんでもない面白さを 知ってもらいたい、

という気持ちも あり、公開することにしました。


この先、長くなりますが、ご興味のある方だけ、 お付き合いください。




さて、私の中の<政権交代>の予感は、実は、数ヶ月前から ありました。


結局 下書きだけで、記事として公開しないままになっていたのですが、

まてぃさんの 男性性&女性性に関する いくつかのイベントを 通して、

私は、自分の男性性と女性性の、数多くの面を 目の当たりにしてきました。



それらの体験の中で、


いままで 私は、自分の男性性に従って 生きてきたけれど、

これからは、女性性が 主導権をとるようになるのだろう。

そういう時期が やってきている。


そんな予感を、たしかに 感じていました。


この時期、 私の内側では、あまりに 多くのことが 次々と 起こっていたので、

ブログに書くのも 追いつかないほどでした。



そして、いよいよ ゴールデンウィーク。

ただ、漠然とした予感と、なにかが起こる!という期待、

そして 「イザとなったら 傍観者でいることもできる」という、逃げの姿勢。


そんなものを 抱えながら、

軽井沢で行われた、サガプリヤさんのリードするワークショップ

Love is your climate へと 突入していったのでした。



最初に ひとつ、お断りしておくことが あります。


この日の このワークは、 私にとって

かなり エキサイティングで、自分が 深く入り込んだものでもあったので、

実際に起こったことの順番や、そのときの気持ちなど、

詳細を よく 覚えていない部分も あります。


なので、これから 書くことは、

そのときのノートを 基に、事実に沿って 書いていくものではありますが、

私の記憶違いによるミスや、間違って解釈している可能性が 含まれている、

ということを、ご承知おきください。


このときの様子を 正確に再現する、というよりも、

このワークが どんなふうに 私に影響を 及ぼしたのか?を 残しておく、

という目的で、この記事を 書いています。





さて、軽井沢での最終日の前日のことです。


この日のワークは、私のような、dominant side ≠ loving side、

つまり、loving side が 決定権を持っているのではない、

というタイプのひとを 対象に、行われました。


* dominant side, loving side については、こちらの記事 を ご覧ください。



まず、2人1組になる ペアの相手を、選びます。


こういうとき、私は いつも 困ります。

「自分で決める」 というのが、苦手なのです。

よほどイヤな相手でない限りは、割り当ててもらった方が、気が楽。


けれども、今回のグループ(ワークショップ)で 特に 感じたのは、

サガプリヤさんは 「自分で決めること」 を とても 大切にしている、

ということでした。


だから、ワークの相手も、自分が 選ばなければいけないのです。


この日も、私は 困惑していました。


が、 「自分の相手を 選びなさい」 と 号令がかかった途端、

自分でも 驚いたことに、私は、すぐに、走り出していました!



自分で選ぶこと、決めることが 苦手な私が、

さっと 駆け出して 選んだ相手は、Sさんでした。


Sさんは 遠方に お住まいで、ふだんは 顔を合わせる機会もないのですが、

昨年の サイキック・マッサージのトレーニング でも

さんざん お世話になった女性。


サイキック・マッサージは もちろんのこと、

スター・サファイヤ や、その他の心理学などにも 造詣の深い、

とても 受容性の高い方です。


私は、自分のために、自分の意思で、

今回のワークのガイド役として、Sさんを 選んだのでした。




パートナーが 決まったら、

クッションを使って、3つの席を つくります。


まずは、ワークする人のために、2つ。

1st side の席 と 2nd side の席 を、向かい合わせに 用意します。


そして、ガイド役の人のために、1つ。

ワークする人の 1st side の席 と 2nd side の席、双方を、

対等に、そして公平に 見られる立場でいられるよう、

2つの どちらのクッションからも 等距離にある場所に、 席を 用意します。



準備が 出来たところで、

「ワークする人は、まずは 2nd side の席に座るように」

という、サガプリヤさんの指示が 出ました。



先日も 書いた通り、 私の場合は、

1st side (dominant side) は 男性性、 2nd side は 女性性。

そして、loving side は、女性性です。


私は、女性性用のクッションに 座って、その エネルギーに入り、

なにをやるのかわからない不安で いっぱいのまま、

ドキドキしていました。




以下、 「私自身の~」という 限定した意味で、

私の男性性のことを 【彼】、 私の女性性のことを 【彼女】 と

表現します。



これまで 約1年の学びを通して 自分で把握している限りでは、

私の女性性 = 【彼女】 は、

私の男性性 = 【彼】 よりも、社交的な人物でした。


他者と接するときには、

人見知りをする【彼】の代わりに、【彼女】が、

前面に出て 応対しているようでした。



ところが、この 軽井沢に来て以来、

片目を隠して片目だけで 話したり、クッションを使ったワークをしたり・・

など、自分の 男性性・女性性とつながって 自分を表現する、

という機会が 多くなっている中、

ここ数日は、どうも その役割分担が 崩れているように 感じていました。


【彼女】から、なかなか 言葉が 出てこなくなっていました。


問いかけられた質問の意味は わかるし、

答えようとする意思は あるのだけれども、

どのように 答えたらよいのか、わからない。


「こういうとき、本当は 私が 話す役割のはずなんだけど・・」

と 首をかしげながらも、とにかく 言葉が 見つからない。


【彼女】に なにが 起こったのかは わかりませんが、

ただ、戸惑いを感じているようでした。



一方、【彼】が、自ら 語り始めるようになっていました。


緊張する様子もなく、ただ 淡々と、出てくる言葉を 口にする。

その様子からは、なにか ハラを決めたような、そんな印象さえ 受けました。


自分で話し始めた 【彼】 と、不安げに 押し黙る 【彼女】。



いままで、【彼女】は、【彼】に 命じられて

対人関係をこなしていただけだったのではないかしら?


ふと、そんなふうに 感じたことも、ありました。



【彼女】は、本当に 社交的な人物だったのだろうか?

【彼】を 守るために、前面に出ていただけだったのでは?


そんな疑問を 持ち始めながらも、

めまぐるしく いろいろなことが 起こる中、振り返る 余裕もなくて、

なんとなく そのままに なっていました。




さて、そんな 【彼女】 ではありましたが、

この日の このワークで、2nd sideの席に座ると、

緊張した面持ちのまま、Sさんに向かって、ニコリ としました。


私が、Sさんを、選んだの!

いままで、私は あまり 自分で選んだことがないような気がするんだけど、

さっき Sさんを選んだのは、私なの!



私の 感じるところでは、

【彼女】 には、少し、子供っぽい、幼いようなところが あります。

(実際、サイキック・マッサージのセッションで リーディングを受けると、

私の女性性は 小さな女の子だ、と 言われることも あります。)



自分で選んだことを 誇りに思っている と 言わんばかりの 嬉しそうな顔で

それだけを 言うと、

【彼女】 は、また おとなしくなりました。




(つづく)






流れ星 サイキック・マッサージ フェスタ vol.2 今週末 6月27日(日)です!


流れ星 サイキック・マッサージ トレーニングコース 2010

まずは 7/17、18 の インテンシブ・グループから、どうぞ。




ごめんなさい! 怪我のため、セッションは しばらく お休みします。


ふんわりすとへようこそ!

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チラシは、 こちら を どうぞ ご利用ください。