やりたいことの本質

セミナーでもよく話に出る

本質

の話・・・。
（あるものを成り立たせている、そのもの独自の性質。
外側に現れるものではなく、内側、もしくは奥底にある変化しない部分by.はてなキーワード）

flowBOSS が、私が心理学を勉強する前からよく言っていたこと。
何か問題が起きると、（◞≼◉ื≽◟゜;益;◞≼◉ื≽◟) オラオラ

となってる私に、

「上っ面な話はどーでもいいから、本質で話そう」
「何の話をしたいん？上っ面の話が知りたい？」
などと、わけわからん日本語を使われていました。

上っ面の話？本質？

↑例：何でこんな格好をしているのか？とか、
何できゅうりみたいなのくわえているのか？とかそれブラ？とか
そんなことどーでもいい。
話たいのは本質（本来の目的）でしょ？
みたいな感じです。(例えが悪いわ！)

でも・・・

「私にはそのどーでもいい上っ面なことが気になるんぢゃ！
　　てか、本質で話すってなんなん？言っとる意味がわからん？
　　理屈っぽいな・・・。私が頭悪いけぇって、難しい言葉使いやがって、
　　上っ面？本質？！よーわからんわ・・・・・・・・・・・・・・・

」
って、感じでした。

そして、心理学を学んだらわかるよ。って上から目線で言われ、
コンニャロー

って思って数年経ち・・・、
今は私、バリバリこの言葉使っとります

今だからわかる。flowBOSS は、かなり変わっとるけど、やっぱすごいなぁ。と・・・。

前置きが長くなりましたが、（これ前置きか！）

さっき父親と２人で旅番組のテレビ見ながらご飯を食べてると、いきなり

「父さんも昔、１人でバイクに乗って色んなとこに行って、
　　山登りをしよったって言っとったぢゃろー？」

初耳でした。（どれだけ、いつも父親の話を適当に聞いていたか・・・）

「１人で？山登り？？？何で？」

「何でって言われると困るけど・・・・・・・・？
そこに山があるからとか言うぢゃないか！ハハハ」

「・・・・・・？山が好きなん？」

「山が好きってこともないけど・・・」

「登った達成感とか？」

「いや、別にそういうんのもないんぢゃけど・・・・」

「何が楽しかったん？」

「まぁ、色んな人と気軽に挨拶したりするのが楽しかったのー。
そういうのが、普段はないぢゃろー！なんかえーなー思いよった。」

「挨拶？それが目的？？？？」

「そーそー、挨拶だけでいいんよ。もちろん話もするけど、毎回知らん人同士が、
すれ違い様に普通にみんなで挨拶し合うんよ。どこ行ってもそれが自然にあるんよ。
そーいうのは大切で！そういうのが、いい感じぢゃのーと思って行きよったのー。」

私がたくさん質問するのが、とても嬉しそうでした。
そして懐かしそうに色々話してくれました

いつなら、私は「ふーん・・・・」と、興味のない話題にはあまり耳を傾けません・・・。
質問して話を膨らませると長くなるから、早く終わらせようとしたり、
真剣に聞いてなかったことが多いです

母親とは色んな話をしますが、父親とは趣味も話す話題も考え方も違うことが多い為
どうしても、素っ気ない態度になってしまいます・・・。

今日も、「山登りをしていた」　「ふーん」で終わってたら、
ただ山が好きなんだな。とか達成感を感じたかったんだろうな。とか、
自分の推測で勝手に判断してただけだけど、
実は、その本質は、知らない人同士でも気軽に挨拶が出来る空間を感じること
だったなんて思いもしませんでした。

ここまで聞いて初めて、その話に共感することが出来、
それについて色々語ることも出来ました