前回までの記事で、体内炎症の原因として、さんざん砂糖、甘いものをこきおろしてしまいました（？）が・・・。
今回もさらに、体内で起こる弊害についてお話ししていきます。
糖化は、「身体を焦げつかす」ことと、言われています。
ちょっと前の記事で、糖化について説明していますので、それを抜粋します。
参考記事→そろそろ出てきた夏疲れ③甘い飲み物で身体が糖化していませんか？
糖分を摂りすぎると、体の中で余分な糖分とタンパク質が結びついて・・・。
AGE（終末糖化産物）という、強力な老化促進物質が作られます。
余分な糖分+身体（タンパク質）=ＡＧＥ（終末糖化産物）
この物質がはたまると・・・。
・組織や血管がもろく、硬くなります。
・皮膚は、コラーゲン繊維が破壊されます。
日焼けもしてないのに、何故肌の色がくすむのか？
コラーゲンはもともとは透明な色なのですが、糖化すると黄色、茶褐色になっていきます。
ホットケーキは小麦粉、卵、砂糖、油などを加熱して作られますが、こんがりと茶色に焼けますよね。
肌でも余分な糖がタンパク質と結びつき、体温（加熱）で同じ現象が起き、結果透明感がなくなります。
こ～んがり。糖化で茶褐色に。
糖化すると何が一番困るかというと、お肌に大敵なのです。
「焦げつく」ということは、当然「シミ・ソバカス」ができやすくなります。
全体的に「焦げつく」と、「くすみ」になります。
そしてコラーゲン繊維が破壊されるということは、「たるみ」も発生してくるわけで・・・。
お肌の老化への道、まっしぐらとなるわけです！
上の記事にも書きましたが、実際私は「脱・砂糖」をして、ファンデーションの色が二段階変わりました！
「こんなものか」と思ってましたが、実は肌ががっつり「糖化」してたんですね！
さらに糖化すると、身体の組織、血管が硬くなってもろくなってしまうので・・・。
アルツハイマー型認知症、脳梗塞、心筋梗塞、白内障、骨粗しょう症、動脈硬化などの原因ともされています。
これも、実際私が「脱・砂糖」をしたら、記憶力がかなり良くなったんです！
試しに「まさかこの歳で覚えられるはずないだろう」と百人一首の暗記をしてみたら、3日で覚えられたのです（シンジラレナイ！）。
ただの老化だと思っている、その記憶力の低下は・・・。
「糖化」だった可能性がありますよ！
それでは、そんな恐ろしい（もったいない？）体内の糖化を防ぐには、どうしたらいいのか？
①食後1時間がポイント。
②食べる順番、調理法で違いが出る。
③食後血糖値が上がりにくい食品（低GI値）を選ぶ。
➃すでにAGE（終末糖化産物）が含まれた食品は、控える。
➄抗糖化作用のある食べ物を摂る。
次回詳しくお話していきます。
■本当のアンチエイジングとは、出せる身体になること：目次一覧■
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