暑い夏、みなさんのどの渇きを感じて、水分を摂っていますね。
ふと周りを見ていて、ちょっと心配になることがあります。
「糖分を多く含んだ飲み物を、がぶ飲みしてないか？？」
この前お盆休みであった弟を観察していると・・・。
甘いコーヒー牛乳のようなものをペットボトルで飲み、さらに甘い果物の天然水を飲み・・・。
母曰く「さっきはコーラ飲んでたよ。」
・・・・・・。「それ１本で一日分の糖分だよ！」
老化は、よく知られた現象として、「身体の内側の酸化＝サビつく」があります。
ストレスやタバコや過度の飲酒、紫外線などにより、活性酸素が発生して細胞を傷つけます。
それとは別に最近話題になっているのは、「糖化」です。
最近の糖質制限の流行（？）により、この言葉も認知されてきましたが、まだ聞きなれぬ言葉ですね。
糖分を摂りすぎると、体の中で余分な糖分とタンパク質が結びついて・・・。
AG（終末糖化産物）という、強力な老化促進物質が作られます。
この物質がはたまると、組織や血管がもろく、硬くなります。
皮膚はコラーゲン繊維が破壊され、たるみやシワ、くすみの原因になります。
日焼けもしてないのに、何故肌の色がくすむのか？
コラーゲンはもともとは透明な色なのですが、糖化すると黄色、茶褐色になっていきます。
ホットケーキは小麦粉、卵、砂糖、油などを加熱して作られますが、こんがりと茶色に焼けますよね。
肌でも余分な糖がタンパク質と結びつき、体温（加熱）で同じ現象が起き、結果透明感がなくなります。
糖化すると、身体の組織が硬くなってもろくなってしまうので・・・。
アルツハイマー型認知症、脳梗塞、心筋梗塞、白内障、骨粗しょう症、動脈硬化などの原因とされています。
私自身「脱・砂糖」
の記事で書きましたが・・・。
甘いものをやめたら、かなりうれしい身体の変化がありました。
・記憶力が良くなった（３日間で百人一首を覚えた。）
・肌が白くなった（ファンデーションの色を２段階明るく変えた。）
歳をとったら物忘れが起こる、というのが常識だと思ってましたが、違ったんです。
「脳が糖化していた」だけだったんです。
すでに糖化して劣化していて、「歳だから」とあきらめていることも・・・。
甘いものを控えると、正常化する、つまり若返るんですね！
毎日摂る飲み物、この時期はいつもより多くなってしまいますが・・・。
何を摂るかで、未来の自分はかなりかわりますよ！
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