『エジプト旅行記』
第1章: 馴れ初め
第2章:恋愛スタート
第3章: 空港へ
第4章: 出会い
バレンタイン企画、
恋愛編の序章 ↑ の最後で述べたとおり、
2007年7月
出会いからちょうど2年経ったその日に、
私とクリスは結婚し、
その後の人生を共に歩く事になりました
結婚式 編は、またゆっくり書くとして、
今回はハネムーンです
結婚式の次の日、
日本から来た家族を見送りに、ロンドンへ向かい、
その日はロンドンで1泊した後、
次の日から約3週間の日程で、
私とクリスはエジプトへハネムーンへ向かいました
実はこの3週間の間、私は
私たちの行動や、
見たもの、行った場所、
買ったもの、
食べたもの、
すべてを日記に書いていて、
イギリスへ帰国する頃には、1冊の本になるほど
膨大な量になっていました
このエジプト編は、
私のそのダイアリーから抜粋した内容と、
写真を交えてお送りしています
私も一生に一度は行きたいと思っていた国、エジプト
<7月16日>
ハネムーンへ出発の日
フライトは午後3時の便だったので、
朝は9時頃起床し、
ヒースロー近くのカフェでのんびり朝食を摂り、
少しホテルでのんびりした後
お昼前に空港へ
チェックインを済ませ、お店などを見て周り、
1時間ほど待った後で、いよいよ飛行機に乗り込む
イギリスからエジプトへは飛行機で、4時間半ほど
普段の、イギリス - 日本間の
13時間のフライトに慣れている私たちは、
4時間半のフライトはあっという間に感じ、とても楽でした
午後3時に出発した飛行機だったが、
イギリスとエジプトの時差は2時間
エジプトへ到着した頃には、
すでに夜の10時を回っていました
私たちのハネムーンの日程は、
ルクソール → アスワン → カイロ
の順にそれそれ3、4日滞在するというもの
最初の街はルクソール
ヒースローからそのままルクソールへ
↑
乗ってきた飛行機と、銃を持った警備員たち
(ハネムーンだってのに、ロマンチック要素ゼロ)
今後の旅行記を読むにつれて、皆様もとっても納得される事でしょうが、
7月のエジプト
というのは、実はオフシーズンで、
ホテルも観光地もあまり、他の旅行者はいませんでした
もちろん、この乗ってきた飛行機も、ほとんど空席で、
そのため私たちは、1列を自由に使えた為、
身長の高いクリスには、とても良い移動になりました
ルクソールの空港は、国際空港であるにも関わらず、
とてもこじんまりとりとしたもので、
加えて閑散期
(あ、確か、ここで、Visaも買ったと思います
買ってパスポートに貼るだけ)
イミグレもただ、パスポートを見せるだけで、
すぐに荷物を持って、
そのままドアを出ると、そこは、エジプト
という簡単な手続きでした
この時のイミグレで、パスポートを見せたおじさんが、
私を見て、クリスに
「ガールフレンドか?」
と尋ねていましたが、
「No, she's my wife.」
いや、僕の奥さんなんだ
と答えていて、すごく嬉しかったのを覚えています
まぁ、結婚2日目ですからね
(惚気は許してください)
おじさんはにやりと笑うと、
「You are lucy guy.」
と言いながら、クリスにパスポートを返しました
エジプトでは、この言葉は社交辞令のようで、
綺麗な女性には、Beautifulだと言いますが、
男性(恋人や、旦那さん)が一緒の場合は、
男性に対して、
「うらやましい」
「ラッキーだね」
「ハッピーな男だ」
などと声を掛けていました
確かにいくらお世辞でも、
男性が自分の恋人に
「かわいいね!」
なんて言っていたら
角がたちますからね
そうして、簡単なイミグレを通った私たちを出迎えたのは、
現地ガイドの
これまたエジプト人のおじさん
しかし、今日はもう時間が遅いので、
そのままバンでホテルへ移動
↑
道を走ってるところ
ハワイや沖縄、シンガポールも着いた瞬間から、
むわっとした
亜熱帯特有の湿気を含んだあたたかさに包まれますが、
エジプトの夏の夜は、
日本の眠れぬ夏に似た
蒸し暑さと、
ほこりっぽさの混じった空気でした
しかし、意外と道路は整備されていますね
空港から15分ほどで
ホテルに着くと、
その前には、ナイル川!!
エジプトの地形を見ると、
ホントに、このナイル川に沿って街が生まれたんだなと
わかりますよね
まさに、ナイルの賜物です
写真はナイルクルージング用の船ですが、
時間はすでに11時をまわっていたので、
船は1日の役目を追え、乗客もいませんでした
ナイルを見ようにももうあたりは暗いので、
ホテルへ
私たちが、ルクソールで泊まったホテルは、
100年以上も前に建てられたという
Old Winter Palace オールド・ウィンター・パレス
歴史あるこの国では、
Old と着くものほど、
歴史価値が高く、荘厳になります
このホテルも天井がとても高く、
クラッシックな造りで、
英国紳士らしく、古いものが大好きなクリスはご満悦な様子でした
(ウィンターパレスホテルの説明)
ルクソール神殿の南に建つウィンターパレスホテルは
1901年開業のルクソールで
最も由緒正しい伝統あるホテルです。
イスラムの王達がカイロの冬の寒さを避けるための
離宮として建てられた建物を、ホテルに改装して営業を始めました。
最近まで、王の離宮を改装した旧館(オールド・ウィンターパレス)と、
後に増築された新館(ニュー・ウィンターパレス)の
独立した2つのホテルとして営業されていましたが、
数年前、新館と旧館を結び、
そこに新しくロビーやレストランを作り、
ウィンターパレスという1つのホテルとなりました。
お勧めするのはやはり旧館側です。
料金はもちろん新館に比べて割高ですが、
宮殿時代の高い天井や、簡単には開かない両開きの窓、
まるで学芸会の幕を引くように閉める巨大なカーテン、
アラバスター敷きのバスルームと
昔見たおとぎの城のお姫様になったような気分にさせてくれる部屋です。
(以上 エジプト旅行会社 ナイルストーリーさんより抜粋)
私たちのホテルは角部屋で、
テラスも広く、
ホテルの庭が見渡せる絶好のロケーション
(閑散期でお客さんも少なかったので、良い部屋が取れたのでしょう)
天井も高く、
石の壁に囲まれた部屋
巨大な窓にかかる、ワインレッドの大きなカーテン
同じワインレッドで、デザインされたベッドリネン類
その大きなベッドで眠るのは、
まさに、上記のオススメで書かれているように、
アラビアのお姫様になったような気分でした
(まぁ、ハネムーンですからね)
エジプトでは、12時近くとはいえ、
イギリスから来た私たちは、
まだ体内時計は、
時差2時間分の10時頃
少し、ホテルを探検する事にしました
王の離宮だったというのもうなづける、
吹き抜け
ここを降りるとロビーへと続く
そして、ティールーム ↓
隣りのホールがレストランになっていて、
宿泊客は、
ここでモーニングティーなどが飲める
ベストシーズンの冬には、
満員になるであろうこのホテル
夏は暑すぎて、観光客には人気はないが、
私たちはハネムーン
あまり人込みもなく、ゆっくりと2人の時間を過ごせたのも
また
プラスだったと思います
ホテルをいろいろと探検した私たちは、
さすがに疲れたので、
そのまま眠りに着く事に
ハネムーンの1日目は
エジプトへの移動で終了
明日からいよいよ街へと繰り出します
いつもありがとうございます
エジプト編、ちょっと長いですが、
お時間のある時に、お付き合いくださいませ
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では、またー