ボートハウスでデモ機として下ろしたロランスの新製品エリート7HDIの箱を早速開けてみました。
今回のエリート7HDIのコンセプトはズバリ「浅場は写真画質、深場はブロードバンド」
ブロードバンドと写真画質の両方のソナー機能を一台に凝縮、比較的浅いポイントでの使用に限られていた写真画質ダウンスキャン専用機の不満を一気に解消する意図のようです。
バリエーションは2タイプ、淡水仕様と深海仕様です。
右が淡水仕様で左が深海仕様、チョッと見では区別付きませんよね。(困)
それもそのはず、両者は箱も本体も付属品も同じ、唯一の違いは振動子。
左の振動子が淡水仕様で右側が深海仕様です。
両方とも写真画質のダウンスキャン振動子としての455・800kHzの周波数を持ちながら淡水仕様は83・200kHz、深海仕様は50・200kHzのブロードバンドソナー振動子としても機能します。
すなわち4周波振動子ということになります。
まだ実際に水に漬けていないのではっきりとした性能は未確認ですが40メートル前後までは両方とも写真画質ソナーを使用してそれより深いところではブロードバンドソナーに切り替えるという使い方を意図しているのでしょう。
今までの83・200スキマーでは水深200メートル前後、50・200スキマーでは400メートル超が守備範囲ですのでブロードバンドに切り替えた時の測深性能はその辺りにあるのでしょう。
これも実際に試験する予定です。
7インチのワイド画面はGPSチャート画面とブロードバンドソナー、写真画質ソナーを一度に表示することも可能です。
今回導入された面白い機能が「ハイブリッドデュアルイメージング機能」です。
何かというとブロードバンドソナーの画面に写真画質の画像を重ねて透過表示出来ますのでいつも見慣れた水底のストラクチャーの実態が何なのか知ることができます。
シュミレーション画面で試してみたのがこれ↓
あまり良いサンプルじゃないですね。
来週実際に沖に持ち出して沈船を映してみようと思っています。
<エリートHDIのその他のインプレッション記事は↓>
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記事「HDI振動子分析編」はこちら
記事「HDI写真画質深度限界編」はこちら
記事「HDI海用振動子50/200kHz深度限界編」はこちら
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