８人で－１０１.６kg！汗と涙の大減量合宿ビフォーアフター「ダイエットヴィレッジ」１１月１１日

2015年11月11日「ダイエット・ヴィレッジ」からです。

デブのままでは終われない！汗と涙の大減量合宿！

今回は8人の総重量892.3kg！

自分の力では痩せられないおデブ8人が
1か月の共同生活全員で合計100キロ痩せるという連帯責任ダイエット企画。

トレーナーの指導の下、
どうしても痩せなければならない理由のある彼らは自分と向き合い、
集団生活のストレスやダイエットの辛さに打ち勝ち8人で合計100キロダイエットに挑むことに！

目標体重を達成できれば賞金100万円を手にできるが
失敗した場合賞金はゼロとなりプールに落とされてしまうというルール。

８人が太ってしまった原因と現在の状況

●便座の左側を壊す男

勝源一郎さん(18歳)

173cm　165kg

・すぐにお腹が空いてしまい1日8食ぐらい食べていた。

・大好物は卵かけご飯(白米5合➕生卵 10個)

・体が重すぎてお尻を拭く時便座の左側が割れてしまう。

・浴槽にはまって1時間出られなかった事もある。

・自動改札機横を向かないと通れない。

●サドルが曲がる女

久保遥さん(25歳)　

166cm　133.6kg　お尻周り147.7cm

・体重がありすぎてサドルが曲がってしまう。

・美人でスリムな妹と一緒に歩くと姉妹に思われない。
　妹にも恥ずかしい思いをさせてしまっている。

●マーガリンを丸かじり・脂中毒の女

加藤ゆりこさん(23歳)　

163cm　114.6kg　体脂肪率54.7％

・食欲が抑えられず常に食べてしまう。

・大好物は脂っこいもので野菜が大嫌い。

・ピザ、唐揚げなどが脂っこい物が大好き。

・バターを丸かじりしてしまう。

・成人女性の9倍の量の脂質を摂取している。

・このままだと心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化による心疾患
　といった命にかかわる病気になる危険性がある。

●ハンドルが切れない女

中島彩さん(29歳)　

160cm 99.2kg 体脂肪率51％

・全体的に太っているが一番の悩みは太もも。

・太もものサイズは75cmもある。

・車を運転する時ハンドルに太ももが当たってしまいハンドルが切れない。

・標準体重の約2倍も体重がありかなりの減量が必要。

●二の腕が重すぎてシャンプーできない女

澤田郁実さん(28歳)　

145cm　82.9kg 体脂肪率52.9％

・二の腕が重すぎてシャンプーができない。

・二の腕が49cmもあり、皮膚が大きくたるんでいる。

・二の腕が太すぎるため着られる洋服があまりない。

・CT画像で二の腕の断面を見た医師が「こんな二の腕は見たことがない」と絶句。
萎縮した筋肉の周りに異様なほど大量の脂肪がついていた

・こんな事になった原因は運動を何もせず炭水化物抜きダイエットをやってしまったから。

・上腕二頭筋はよく使うので鍛えられるが
上腕三頭筋はあまり使うことがないのでなかなか鍛えられない。

・元々筋肉が落ちやすくて脂肪がつきやすいため皮膚にたるみが出来る場所なのに
　炭水化物を抜くだけのダイエットをしてしまったため更に筋肉が減少してしまった。
　
・その結果、脂肪が余計につきやすくなってしまい皮膚がたるんだ太い二の腕になってしまった。

・つまりかなりの運動が必要になるが彼女は大の運動嫌い。

●燃えない脂肪セルライトを持つ女

笹谷有美子さん(33歳)　

165cm　97.1kg 体脂肪率48％

・運動をしていなかったわけではなく努力はしていた。

・職場の渋谷から自宅の吉祥寺まで13km歩いても痩せることはなかった。

・その原因はセルライト。
　脂肪細胞がこれ以上大きくならないようにするため周りの組織が繊維していき
　脂肪自体が外から触っても硬くボコボコしたような形になってくる。

・セルライトになってしまうと運動しても燃えにくくなるのでその結果体重が減らしにくくなる。

・太っている事で同じ職場の人に迷惑をかけてしまっている。

●フォアグラ男

吉田直生さん(31歳)　

179cm　108.4kg お腹周り117cm

・手足に比べお腹だけが異常にふくらんでいる。

・原因は高カロリ、高脂質、高糖質といった物をたくさん食べていた為と思われる。

・検査の結果、肝臓の数字がかなり悪くなっていて完全に脂肪肝。
　肝臓がフォアグラ状態になっていた。

・このままだと気づいた時には肝臓が機能しなくなるということも起こり得る。

●ブタになった元イケメン王子様

丹野ラファエルさん(25歳)　

165cm　91.5kg お腹周り106.5cm

・日系ブラジル人の父とイタリア系ブラジル人の母をもつ。

・4年前まで痩せていてイケメンだったためモテモテだった。

・アメリカ留学を機に体重が激増。
1年で20kgも太ってしまった。

１ヶ月間のダイエット内容

●合宿場所は「リソル生命の森」

東京ドーム約70個分の広さの複合宿泊施設。
ラグビー日本代表、サッカー日本代表、田中将大、高橋尚子、北島康介、松井秀喜など世界で活躍するアスリートたちも利用している。

●指導してくれるのは桑崎寛トレーナー。

トレーナー歴 18年で500人以上を痩せさせたダイエットのスペシャリスト

ダイエット開始するにあたって
「皆さんがたるんでいるのは体だけではなく心もたるんでいる」
「そのたるんだ心と体をきたえ直していく」
「この合宿が自分を変えられるラストチャンスだと思うこと」
という厳しい言葉が。

最初の目標は七日間で合計30kg痩せる(1人当たり- 3.75kg)

始め達成しやすい目標にする。
期間を分割して考えるのがダイエットを効果的に成功させる秘訣。

短期目標を一つ一つクリアしていくことによって「やればできる」という自信につながり
その積み重ねが最終目標の－100kgにつながる。

●桑崎トレーナー流ダイエットヴィレッジ3つのポイント

①有酸素と無酸素のループ
②徹底した食事管理
③地獄のヒート

●１ヶ月間の中で行われたダイエット方法

＊合宿1日目

30分間のエアロバイクで有酸素運動。
消費カロリーは約100キロカロリー。
呼吸しながら長時間行う比較的軽度の運動にあたる。
脂肪をエネルギーとして燃焼させ内臓脂肪・皮下脂肪の減少に効果がある。

脂肪燃焼効果を上げるため30分のあいだに1分間のダッシュを5回入れる

続いてウエイトトレーニングなどの無酸素運動を45分。
息を詰め短時間で強い力が必要な運動で主に基礎代謝を高める。

この8人は根本的に筋肉が少ないので有酸素運動で脂肪燃焼おこなってもすぐにリバウンドしてしまう。
脂肪を効率的に燃焼するためには有酸素運動プラスウエイトトレーニングで筋肉をしっかり付けてカロリー消費量を高める方が効果的。

特に胸・背筋・太ももを鍛えることで消費カロリーをアップさせることができる。

続いて30分の体幹トレーニング。
導体の中心部分全体、体の土台となる部分を鍛える。
消費カロリーは約210キロカロリー。

＊合宿2日目

7時15分ウォーキング30分
10時マシントレーニング
14時30分エアロビクス
15時30分サーキットトレーニング

人間の体は食事から摂取した栄養をエネルギーに変えるが
空腹時の運動では体内の脂肪をエネルギーにするので朝起きた後の運動は脂肪燃焼に効果的。

エアロビクスは前後上下左右と体全体を動かすためバランス良く全身を鍛えることができる。

サーキットトレーニングは30秒間のスクワット・反復横跳びなどの数種目を1セットで繰り返す。

運動を終えたあと食事は管理栄養士監修によるレシピを元に交代で調理する。

この日のメニューは・・・・

ほうれん草としめじのレモン醤油あえ
こんにゃくとれんこんのピリ辛煮
豚肉とブロッコリーのオイスターソース炒め
野菜の味噌汁
玄米ご飯

これでたったの246キロkcal。

食事は 1日1100kcal以下に設定されている。
特に夜は最低限のカロリーに押さえられている

好き嫌いはNGで完食が義務。
自分たちで食事を作るのも完食するのも連帯責任ダイエットの掟。

＊合宿3日目

朝食後に浅田舞さんが登場しペアトレーニングを指導。
二人一組で行うトレーニングで1人が手を抜くと相手に伝わってしまうのでサボることができない。

＊合宿5日目

室内でウォーキング。
正しいウォーキングの仕方を習う。

オリジナルエクササイズ。
格闘技の動作と筋力トレーニングを組み合わせた運動でかなりキツイ。

へばるメンバーを見たトレーナーから
「自分レベルの頑張ってるで満足しない」
「頑張ったな～なんて思っている内は頑張っていない」
「それぐらいの気持ちを持って自分に厳しいくやり抜くように」というカツが飛ぶ。

マシントレーニングの後ウエイトトレーニング、仕上げにエアロバイク。

＊合宿7日目

1回目の体重測定

8人でマイナス30kg、単純計算で一人当たり - 3.75kgが目標。

チーム全体の合計は- 34.4kgで目標を達成していた。

イモトアヤコが合宿所に登場。
登山での減量トレーニングに取り組んだ。
登山トレーニングは体幹から下半身にかけての筋肉を刺激するため消費カロリーも大きい

1週目は基礎体力をつけるトレーニングだったがここからが本番。
2週目からは「HIIT(ヒート)」と呼ばれるより強度なトレーニングへと移行。

ヒートとはハードな運動と休憩を短時間で交互に繰り返すトレーニング法。
運動後も長時間脂肪燃焼し続ける。
脂肪燃焼効果は有酸素運動の約6倍。

ヒートの基本的なやり方は「15秒ダッシュしたら1分歩く×10セット」

澤田さんにはボールプッシュアップという運動が加えられた。
バランスボールの上に胸を乗せ両腕でボールを強く押す。
不安定な体制で腕立て伏せをすることでより細かく二の腕に刺激を与えられる。

＊合宿12日目

アクアビクス45分間。
水の抵抗で体に負荷がかかり効率の良いカロリー消費が望める。

＊合宿13日目

エアロビクス 45分間。
脂肪燃焼だけでなく心肺機能向上の効果も得られる。

＊合宿14日目

ファンクショナルトレーニング。
全身で動作し体全体を鍛え機能的で均整のとれた体を作る。

この頃から停滞期に入ったメンバーが出始めていた。
停滞期とは体重減少を止めるためにエネルギー消費を抑える人間の防御反応。

＊合宿 25日目

元競泳日本代表の田中雅美が訪れ
水中ウォーキング、水泳、水中綱引きなどのトレーニングを行った。

水中ウォーキングは身体にかかる負荷が小さいため体重の重い人でも無理なくできる。
水泳のクロールは陸上のウォーキングに比べ1.5倍のカロリー消費が望める。

＊合宿26日目

浜辺でのトレーニング。
足場が不安定な浜辺で行うことで足腰の強化と体幹を鍛えるのに効果的。

＊合宿27日目

指導してくれるのは足立光トレーナー。
鼻呼吸を強制する「レブナマスク」を配布してトレーニングを行った。

鼻は息を吸うしかできず口は息を吐くことしかできないため酸素量が制限され
高地トレーニングと同等の効果が期待できる。

レブナマスクをつけてノルディックウォーキングを行った。

ノルディックウォーキングは全身の90%の筋肉を使用する運動。
歩行速度も上がり効果的カロリー消費ができる。

１ヶ月後の結果は・・・・

●中島彩さん　－8.4kg