Vol16. 姫島正和家具製作所 姫島正和さん
vol1. zakka+cafe UPHILL 安井和美さん
Vol11. Nature Dog Garden 森本奈穂さん
Vol12. メナードフェイシャルエステサロンmilimili まゆみさん
Vol13. 天然石ストラップ・ハーダンガー刺繍 La luna + tama
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デアイマルシェ運営事務局のcherry
です。
出店者インタビュー第16回目は、姫島正和家具製作所 姫島正和さんです。
どこか北欧を感じさせる姫島さんの家具は、自由が丘で販売されたり、
数々の媒体で紹介されています。詳しくはこちら
大竹市の山間部、栗谷の三倉岳の麓にある姫島さんのご自宅兼工房兼ギャラリーに
かずみさんとお伺いしました。
そのご自宅が素敵なのなんのって・・・・・・。
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家の中にいるだけで、マイナスイオンが浴びることができますよっ！
まるでペンションのよう。
沿岸部では34度あったこの日、室内はクーラーがないのに28度でした！
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【cherry・かずみ】
こんにちは！
【姫島】
こんにちは。
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姫島さんと素敵な奥さん、いねちゃんとようこちゃんという、
2頭のワンコが出迎えてくれました。
ご自宅の外はもちろん、中も素敵でしばし興奮状態に！
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】
姫島さんは大分県ご出身だそうですが、どういった経緯で大竹市のこの栗谷に
お住まいなのですか？
【姫島】
以前は大阪の企業に勤めていて、その企業が広島に支店を出すということで準備していたんですが、
クライミングが趣味で、三倉岳に通ううちにここに住むようになったんですよ。
【cherry】
企業にお勤めだったということですが、現在の家具職人とは全く畑違いだったのですか？
【姫島】
んー。インテリア関係の会社だったんで、全く別ということではなかったですね。
木工関係はしたことはなかったんですが、手仕事は好きでしたね。
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姫島さんの家具は、「ほぞ組」とういクギを使わない手法で製作されています。
木目や気温変化による「木の動き」を見ながら、製作するそうです。
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【かずみ】
家具職人になろうと思った、大きなきっかけはなんだったんですか？
【姫島】
20年くらい前のバブルの頃、インテリアや建築の業界は「スクラップアンドビルド」の時代で、
内装を手がけてもすぐ変わってしまうというが残念で、
「ずっと変わらないもの」「自分が１から手がけたもの」に魅力を感じたんです。
木も乾燥も購入したものでは、何年乾燥したかわからないけど、
自分で乾燥することで木の性質を最大限に活かせるんです。
樹齢200年の木を使うのだったら、200年使える家具を作れば、森は枯渇しないですしね。
ヨーロッパなんかでは、アンティーク家具が代々子どもに受け継がれていきますよね。
そんな家具を目指しています。
【cherry】
デザインのインスピレーションはどこから浮かぶのですか？
【姫島】
自然界からヒントをもらうものが多いですね。
【かずみ】
こういう家具が似合う家が欲しいな～。
【cherry】
もしかして・・・・。家もご自身で建てられたのですか？
【姫島奥様】
えぇ。そうなんですよ。
【cherry・かずみ】
えぇぇぇぇっ！
【姫島奥様】
でも、友達にたくさん手伝ってもらったんですよ！
【かずみ】
何年くらいかかったんですか？
【姫島】
7年くらいです。
まだ未完成なんですよ。
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奥様が豆から挽いてくださったコーヒー。
この家にはコーヒーミルで挽いたコーヒーがよく似合います。
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【かずみ】
栗谷の住み心地はいかがですか？
【姫島】
とても住み心地がいいですよ。近くに三倉岳はありますしね、人もいいですし。
【かずみ】
以前、uphillで呉から来たという方から道を尋ねられて「栗谷はどこですか？」って！
同じ山間部ですから間違えられたんだと思うんですよね。
デアイマルシェをするにあたって、「松ケ原でイベントやる」って言ったら、
「松ケ原ってどこ？」って言われちゃうんです。
だから、この10月10日のデアイマルシェは松ケ原のことを知ってもらうためにも、
そして、大竹市にゆかりのある魅力ある方を知っていただくのにも
いいイベントなんですよね。
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ここで、姫島さんの手仕事に興味がある、
SUNRISEさんご一家が合流し、ギャラリーと工房を拝見しました。
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【cherry】
デアイマルシェ当日はどのような作品を出店されますか？
【姫島】
スプーンとかカジュアルなものを考えています。
※まさに今、製作途中のスプーン（当日は漆塗りではありません。）
玄関を1歩でると、栗拾いができたり、小川で遊べたり、
理想の田舎暮らしをされていました。
姫島さん宅の家具は、すべてご自身で製作された家具。
こんな環境の中でできる家具は素敵なものばかり。
製作される椅子を忠実に縮小されたミニサイズの椅子も
とてもかわいかったです。（当日あったらいいな～。）
当日は屋内ブースで出店の姫島さん。
奥様も遊びに来てくださるそうです。
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姫島正和家具製作所
大竹市栗谷町小栗林128
TEL・FAX：0827-56-0070
HP： 姫島正和家具製作所
通常姫島さんの家具は、ご連絡の上直接工房に行ってご覧ください。
（その後、実際に納入されるお宅に訪問されて、お客様の趣味や
家の雰囲気、来客の多さなどを考慮されて作成されるそうです。）
**略歴**
1953年 大分県生まれ
1990年 広島の美術入選
1991年 長野県上松技術専門校卒業
1993年 朝日現代クラフト展入選
1995年 朝日現代クラフト展準グランプリ
1995年 日本クラフト展入選
1998年 暮らしの中の木の椅子展入選
2000年 暮らしの中の木の椅子展入選
広島『福屋』美術ギャラリー,山口市ギャラリー『ラ､セーヌ』等で個展
広島でグループ展､東京で企画展に参加
取材日：2011年8月29日
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