●キャスト
大竹輝明/草なぎ剛
松田都古/香里奈
大竹秀治/佐々木蔵之介
大竹真樹/森口瑤子
大竹幸太郎/須賀健太
大竹里江/長山藍子
大竹りな/本仮屋ユイカ

三浦広之/田中圭 
古賀年雄/小日向文世
堀田丈二/加藤浩次
河原雅也/葛山信吾
久保良介/大杉漣


●主題歌

ありがとう/SMAP
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前回涙を流し、輝明に抱きついた都古
仕事に行かなきゃいけない都古輝明は言う。
「約束だからね。結婚っていうのは、ずっと一緒に仲良くしようって約束すること」
この言葉は今の都古にとって重い言葉だろう…


その夜、就寝前に涙を流した輝明は、都古の涙に共鳴したのだろうか。


今回は都古大竹家(秀治・りな)の話。
対照的な二組の母娘の話、そしてそれぞれが今まで抱えた不満や心情が描かれた。

亀田の店でロードバイクのレースに出たいという気持ちが芽生えた輝明
しかし、「競争」の意味が分からず、大勢人が集まる場所が苦手な輝明を、レースに出すことが不安な家族。特に厳しく反対したのは秀治だった。
そんな折に、秀治と母との口論がある。
りなが寂しい思いをしていたこと、小学校の時に輝明のことでイジメに遭っていたこと、輝明が問題を起こすたびに担任が不満をぶつけたこと等を明かす。


一方、医師の下へ訪れたりな。今まで抑えていた感情を吐露する。
自分の話を聞かない母は、輝明のことでりなに愚痴をこぼす…
本当は母に甘えたかった……そう言って大声で泣くりな

その夜、りなはそっと母の肩を揉む。「ごめんね」母はそういってりなの手を握る。

輝明の部屋を訪れた秀治は、輝明が運動会でコースをちゃんと走れなかったことを話し始める。
「駆けっこ、お兄ちゃんが、手を引いてくれた。ありがとう」
「さっきはゴメン、キツイこと言って」そっと捨てられたチラシを置く秀治


今まで輝明のことで精一杯頑張ってきた母。兄と妹はそんな母の姿を見ていたから、寂しい思いを隠してきたんだろう。しかしりなは大声で泣けたこと、そして母の「ごめんね」この言葉で気持ちが軽くなっただっただろう。
秀治もまた、輝明に「迷惑」で「疎ましい」気持ちは拭うことは出来ないだろうけれど、輝明「ありがとう」りなと同じく気持ちが救われた思いだったに違いない。


「出たいなら自分一人でやれよ。人の手を借りて当然なんて思うな。
日とに迷惑をかけて当然なんて思うな。ずっと兄弟が面倒見てくれるなんて思うな」


重く響くこの言葉。家族もいつまでも傍に居る訳ではない。しかし最近の輝明は、都古への手紙に「レースに出たいです。」、「行動」「現象」以外の「願望」を綴っている。新しいことに挑戦する姿勢も見え、だんだん逞しく成長しているように見えた。
「障害者への理解」と「障害を持った輝明の自立」がテーマであるだろうこの物語は、次回で最終回を迎える。果たして輝明と周囲は、どのような「道」をそれぞれ歩んでいくのか、最後まで見守っていきたい。


「子供がいたら離婚になんか…」
ここでまたも本音が出た河原
前妻との間に子供が居たら離婚しなかったってことか?つくづく無神経な男だコイツ( ̄^ ̄)。
都古も良く今まで我慢したなぁ~…。些細なきっかけで今までの不満が爆発するのは良く分かる。
友達に「二度も奥さんに逃げられた男」ってレッテルを貼られることだろう!河原ザマァ~ミロ!(`∀´)
……って、りな里江輝明秀治のやりとりで泣いたのに、、、河原の存在がど~しても見逃せない翠であった(^▽^;)


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