［同人誌＆ペーパー］子猫のマリアージュ/華籐えれな

華籐えれなさんの2016年春のJガーデン新刊同人誌
「子猫のマリアージュ」です。

私は行けなかったのでコミコミスタジオで購入しました。

スレイヴァーズ＆フリージングアイ文庫化記念
再録・リメイク・番外編となってますが、
書き下ろしもあります。

書き下ろしは冴木と柊一のSS。
そして、若宮と早瀬のリメイクには、
書き下ろし分も追加されています。

どちらのカプもお気に入りですので
読めて幸せです～(*´∇｀*)

【関連記事】
<文庫版>
スレイヴァーズキス　スレイヴァーズラヴァ
スレイヴァーズヌード　スレイヴァーズディア
スレイヴァーズグレイス
∟スピンオフ
　フリージングアイ
<ノベルズ>
スレイヴァーズシリーズ
∟スピンオフ
　フリージングアイ
∟全サ
　完結記念本PREMIUM BOOK

子猫のマリアージュ　著者：華籐えれな　写真：華籐えれな
OFFICE-EK　同人誌　2016年3月
★★★★

◆マリアージュ～la ceremonie de mariage ～
（スレイヴァーズ：書き下ろし）

文庫書き下ろしの続きですね。

結婚式を挙げるため南フランスのアルルを訪れた
柊一、冴木、柊一ママ、桔梗、早瀬、若宮、緒方、遙馬です。

遙馬が柊一と桔梗に対しては、
柊一お兄さん、桔梗お兄さんと呼ぶのに、
冴木に対しては、鷹成おじさんと呼びかけてます(笑)

それについては、冴木自身も釈然としないようで笑えます。

緒方が闘牛のチケットを持ってくるのですが、
そこで、闘牛士シリーズのキャラたちの名前が
ずらりと出てきてついニヤついてしまいました♪

フェルはクラハシ自動車のCMに出てますもんね～(*'ー'*)ふふっ♪

冴木と柊一ママとの会話もありました。
母としての柊一への思いが語られています。
二人の恋についても喜んでいて。

理解ある母で良かったと思いながら読んでいたら、
どうやら私たちのお仲間の様子(ﾉ∀`*)ﾝﾌﾌ♪
そして、ママンはレジェスがお好みのようで。
素敵なお母さんです～♪

二人の結婚式のお話も読みたいな！

◆黒猫の秘密
（フリージングアイ：リメイク＋書き下ろし分追加）

若宮の回想という形で二人の出会いが描かれています。

その時の早瀬の台詞が重くて、
当時の彼の抱えていた孤独がズシリと胸にきました。

そして、その台詞に隠された早瀬の心を知り、
若宮は彼の存在が忘れられなくなったのです。

本編では、若宮が何故それほど早瀬に惹かれたのが
今一つわかりにくく感じていましたが、
これを読んでよく理解できました。
読ませていただけて嬉しかったです。

◆メルティング・キス
（フリージングアイ：同人誌「Fallin」より　加筆修正）
若宮の浮気を疑った早瀬が、
衝動的に彼を追いかけて、
北海道で雪に埋もれてます(笑)

あの早瀬が妄想を炸裂させて嫉妬してるとか
可愛くてしょうがなかったです♪

◆パリからのラブレター
（フリージングアイ：同人誌「バラの褥」より　微修正）
若宮と喧嘩したまま、
仕事で柊一とパリに来てしまった早瀬。

早瀬の中で喧嘩がもやもやと後を引いていて、
若宮を心配させてやろうと
策を巡らせるのですが……。

うふふ♪
これも早瀬の心理が可愛いかったです。
私も一緒になって「もっとやれ～」なんて思ってたんですが、
オチにクスッと笑っちゃいました。

◆子猫のマリアージュ
（フリージングアイ：「初春の宴」改題/同人誌「月の涙午前零時」より
リメイク＋書き下ろし分追加）
購入した京都の町屋で一緒に新年を迎えようということになった二人。

年末まで多忙な若宮より
一足早く京都入りした早瀬は、
若宮を喜ばせようとあれこれと年越し準備を済ませて
一人おこたで待っているのです。

が！
なかなか若宮が来ません！
年が明けても来ないのです。

で、ふて寝してしまう早瀬(笑)

いや～もう早瀬がこれまた可愛い！
ホント、「あの早瀬が」って何度も思いました。
ツンな早瀬が見せるからこその可愛さですな(〃艸〃)ﾑﾌｯ
笑えるシーンもあったりして、和みました。

読んだことがあるような…と思ってたら、
やはり、持ってる同人誌に収録されてるお話でした。

でも、リメイクと書き下ろしが追加されてますし、
私の記憶もおぼろげなので
存分に早瀬の可愛さを堪能しました。

それから、J庭で配布されたものでしょうか、
SSペーパーが付いてました。
「硝子のギムナジウム」の番外編と
「フリージングアイ」の番外編の2編。
（「硝子～」の方は本編の感想に書いてます）

「フリージングアイ」の方は、
「子猫のマリアージュ内のネタバレ有り」とありましたので、
子猫のマリアージュを読了してから読みました。

◆京都嫌い　～その後の早瀬と若宮……

同人誌の方で、
お互いの両親に会いに行くという話が出てるのですが、
それが実現しています！

まずは早瀬の祖母に挨拶に行ってます。

京都人特有の言い回しの裏の裏というネタになってますが、
それに対して若宮がそつなく対処しているのです。
しかもちゃんと裏の裏の意味を理解したうえで！

どうしてそんなことができたのかといえば……。
なるほどと納得できました(笑)
日々、鍛えられてますもんねー(ﾉ∀`*)ﾝﾌﾌ♪

終盤は若宮の両親に会いに。
同人誌内で、若宮の父がとても厳格だとあったので
大丈夫だろうかと私も少々緊張気味で読んでたら、
思いもよらないオチに爆笑してしまいました！

えれなさんにヤラレター(ﾉ∀≦。)ﾉぷぷ-ｯ
楽しかったです！

（読了日2016/5/14）

≪華籐えれな作品INDEXへ

↓クリックよろしくお願いします♪壁||ｮ*´ェ｀)　