華籐えれなさんのスレイヴァーズシリーズ完結編、
『スレイヴァーズ グレイス』文庫版です。

もどかしいすれ違いが存分に味わえるこのシリーズ、
最終巻は柊一の事故という衝撃のシーンから始まります。

これまでの記事に何度も書いていますが、
このシリーズがきっかけで
商業BLの世界に足を踏み入れた私の、
記念すべき作品なのです。

書き下ろしも良かったです((・´∀`・))ンフッ♪
プロポーズがありますよ。
どちらがどちらになのかは、読んでのお楽しみ♪

昼メロ風愛憎劇(お仕事描写もふんだん)がお好きな方に
オススメのシリーズです!

あとがきには、
えれなさんの、このシリーズにまつわる思い出話があり、
興味深く読ませていただきました。

【関連記事】
<文庫版>
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<ノベルズ>
スレイヴァーズシリーズ
∟スピンオフ
 フリージングアイ

スレイヴァーズ グレイス 著者:華籐えれな イラスト:雪舟薫
ルチル文庫L BL小説 2015年11月
★★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
使用人であった冴木鷹成に会社を奪われ、「奴隷」として凌辱を受けていた倉橋柊一。
身体を奪われ続ける日々に、憎しみを募らせていた柊一だが、冴木の柊一に対する狂おしいまでの真摯な愛を知り、
いつしか自分も彼を愛していることに気づく。
しかし、自分の素直な気持ちを伝えようとした矢先、柊一は突然の交通事故で意識不明になってしまい――!?
シリーズ完結編! ◆


感想は読メからコピペしたものです。

旧版既読なので顛末をわかってはいるのだけど、
久しぶりの再読なので胸が痛くなったり、
ハラハラしたり、ヤキモキしたりと
物語の世界に入り込んで読んでた。

冴木も柊一も、実は不器用で臆病で、
自分の想いから目をそらし続けたがために
互いに何度も傷つけ合いかなりの遠回りをしてしまった。

そんな二人がこの巻でやっと無事着地。
でも、遠回りをした分、その絆は強固なものに。

倉橋物産を守るため
二人が力を合わせて踏ん張るお仕事描写も読み応えあった。

そして書き下ろし。
素敵だった!
あの冴木が可愛く思えたり♪
幸せな心地で読了。

(読了日2015/12/13)

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