スレイヴァーズキス（文庫版）/華籐えれな　ill.雪舟薫

華籐えれなさんのリンクスロマンスのシリーズ、
『スレイヴァーズキス』がルチル文庫Ｌで新装文庫化されました。

本編に加筆修正あり、
全サ・PREMIUM BOOKのお話も加筆修正して同時収録、
そして、書き下ろしSSもあります。

このシリーズは何度も再読してますが
最後に再読してから年数が空いてるので
懐かしい思いを感じつつの読了でした。

楓子さんのと同じように
このシリーズも続々文庫化されていくんですよね。
書き下ろしが読みたいし、
これも買っていくことになりそうです（笑）

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スレイヴァーズシリーズ
∟スピンオフ
　フリージングアイ

スレイヴァーズキス（文庫版）　著者：華籐えれな　イラスト：雪舟薫
ルチル文庫Ｌ　ＢＬ小説　2014年7月
★★★★

スレイヴァーズキス (幻冬舎ルチル文庫L)/幻冬舎: ￥713; Amazon.co.jp

◆あらすじ（裏表紙）
社長令息の倉橋柊一は、偉大な父の後継者としては不相応な己の美貌と脆弱な躰を厭い、
逞しい体格と優秀な頭脳を持つ使用人の冴木鷹成に長年自尊心を傷つけられていた。
しかし大学卒業後、父が急逝し家も会社も冴木の手に渡ることに。
その上、困惑する柊一に冴木は、家族を守りたければ奴隷になれと宣告してきて――!?　◆

感想は読メからコピペしたものです。

旧版を読んで商業BLに嵌ったという
個人的に記念すべきシリーズ。

書き下ろし目当で購入。

使用人の冴木が御曹司の柊一を
自分の奴隷にするという主従関係下剋上。

でも過激な描写はなく、
執着が深すぎる故の歪んだ愛情表現なので
読んでて痛くはない。

憎まれることででも
柊一の中に自分の存在を植えつけたい、
自分の身体を投げ出してでも
柊一を守りたい冴木は、一途で不器用な攻だったり。

そのうえ純粋培養の柊一が超鈍感とくるから始末が悪い（笑）

書き下ろしはそんな冴木の内面が描かれ、
ドMを自覚する彼の悶々とした想いにニヤニヤが止まらなかった。

この本にPREMIUM BOOKのお話が収録されてるのを知り、
私はそれを積んだままだったのに気付いた！
どこにしまってあるやら…探さなくてはっ

そうそう！
ＣＤも何枚か持ってるので
（というかモリモリ×櫻井さんのＣＤを探してて
このシリーズに巡り会った）
読んでると冴木と柊一の台詞は
脳内でモリモリと櫻井さんの声で再生されます。

（読了日2014/8/10）

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