スレイヴァーズ・シリーズ 著者:華籐えれな イラスト:雪舟薫
幻冬舎リンクスロマンス
★★★★★

スレイヴァーズ キス[新装版] (リンクスロマンス)/華藤 えれな
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スレイヴァーズ ラヴァ [新装版] (リンクスロマンス)/華藤 えれな
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スレイヴァーズキス  2004年10月発売(新装版)
スレイヴァーズラヴァ  2004年11月発売(新装版)
スレイヴァーズヌード  2003年3月発売
スレイヴァーズディア  2006年7月発売
スレイヴァーズグレイス  2008年2月発売

主従関係下克上&敬語攻めですよ♡(o ̄ー ̄o) ムフフ

天使のような美貌の持ち主・柊一。
彼が15歳の誕生日に、事故で亡くなった使用人の息子冴木が、倉橋家に引き取られてくる。

柊一と同じ高校に通い始めた冴木は
逞しい体躯を持ち、頭脳明晰で常に学年トップの成績。
脆弱な体と、男性らしからぬ美貌にコンプレックスを持つ柊一は、冴木に常に自尊心を傷つけられていた。

大学卒業後、柊一の父が病に倒れ、急死する。
その後を継いで社長に就任したのは、柊一ではなく、冴木だった。
会社だけでなく、家までも冴木に渡ることとなり、生活能力のない柊一は困り果てる。
柊一の虚弱な母と、まだ学生の弟の生活を守るためと、冴木が柊一に提案してきた取引は
冴木の奴隷になるというものだった。

それを受け入れた日から、冴木のマンションに監禁状態で体の関係を強要され・・・。


憎まれてもいいからその瞳に映っていたいという冴木の歪んだ愛情。
でもとてもとても深いのです。
お話の構成は2部構成になっていて、
メインが柊一視点で書かれてるのですが、
後半に冴木視点の物語があるので、冴木の心がわかります。

その生い立ちから、人間の感情的なものが欠落していて、
コミュニケーションが上手くとれず、行動が誤解されやすい冴木。
恵まれた環境で育っているものの、その重圧により孤独感にさいなまれ続けるが故、気位と自尊心ばかり高く、人の心を読み取ることが苦手で、そのうえ自分の気持ちにも鈍い柊一。
そんな二人なので、相手を想う気持ちはあるのにすれ違ってばかり。
どっちもどっちなんだけどねwww

どの巻から読んでもいいと作者は、あとがきに書いてますが、どうだろ?私としては全巻買って、順番に読んでいくほうが断然イイと思います。
キスとラヴァで第一部
ヌードが日常編
ディアとグレイスで第二部
だそうです。

すれ違い・・・BLの王道がたっぷりと味わえる作品。
一途な心とは裏腹に鬼畜な言動に出てしまう冴木と
気高く穢れない魂を、どす黒い嫉妬と妬みで染めていく柊一を楽しんでください。

ドラマCDも出てます。
冴木:森川智之、柊一:櫻井孝宏の黄金コンビ(那義評w)
櫻井氏の受け声は男っぽくてサイコーです♡
スレイヴァーズ・キス/ドラマCD
¥2,701
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実はこのスレイヴァーズシリーズが
那義が初めて読んだBL小説なのですよ!(手元に届くまで漫画だと思い込んでましたw)
帝王×櫻井のBLが聴きたくて探していたらこの作品にめぐり会いました。
これを読んでBL小説の世界に足を踏み入れ
あとはもう転げ落ちるようにハマっていったのです。
麻薬のようなBL小説!今は完璧に中毒です!



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