皆さま、おばんです!

 

最近は駅のことしか書いておりませんが、

今晩もまた、駅の記事を書いちゃいますぜ。

風邪がまったく治る気なし!

早く治して、そろそろ健康的な記事を書かないと…

 

今回はこちらの駅の訪問記でした。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c01220

岩泉線・押角(おしかど)駅です!

JR東日本エリアきっての秘境駅で、鉄道ファンには大人気の駅でしたよ。

JR東日本では珍しい待合室が無い板切れ駅だとか、

辺りに民家がないとか、過去にスイッチバックを持つ駅構造だった等々、

人気の理由を挙げたら切りがありませんよね。

 

押角駅は国道340号線沿いにありますが、

こちらの看板を見過ごしますと駅に辿り付くことが出来ません。

とてもわかり辛い場所にある駅なのでした。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c01221

ちなみにこちらの国道、道は細く急カーブのが連続するために

岩泉線の代替道路として認められず、

結果的に岩泉線は生き延びることが出来てたのです。

 

押角駅のホームに向かいますが、その前に…歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c01222

岩泉線は平成22年7月に発生した水害により

現在はすべての列車が運休中なのは周知の通りですよね。

駅前には代行バスのバス停が立っておりますけど

これがなけりゃ、誰も駅だとは気づきませんわ。

 

こちらの橋を渡ると押角駅のホームに進入することが出来ます。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c01223

 

それにしてもこの橋、意外に高いのよね。

お股がキュンキュンしちゃいますって。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c01224

朝早く来たもんですから足元がツルッツルに滑るし、

しかも手すりが片側にしかないもんですから危険度バツグン。

もうね、駅に辿り着くのが冒険そのものなの。

 

なんとか階段まで辿り着くことが出来ました。

ここまで来れば安心♪歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c01225

 

来た道を振り返るとこんな感じでしたよ。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c01226

ねっ、結構高い橋だったでしょ?

こんだけハラハラしながら駅に来たのって初めてかもしれません。

 

しかーし!

これで駅に着いたわけじゃありません。

この先がまだまだありますのよ。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c01227

目の前に見えてくる線路まで、この砂利道をひたすら歩きます。

実はこの砂利道、かつてスイッチバックがあった時代の

押角駅の駅舎まで続く横取り線の線路跡なのです。

この時期(10月)は雑草が生い茂ってしまい、

スイッチバックの遺構が確認し辛かったのが悔やまれますね。

 

そして線路まで到着すると…歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c01228

線路の上を歩いてホームにイン。

 

やっとのことで押角駅のホームに到着しました。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b10095歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b10094

 

上は岩手大川駅ホームを見た押角駅全景と、

下は岩手和井内駅方向を見た景色です。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c01229

押角駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅です。

先にも書きましたけど、

昭和47年に駅構造が改良される以前はスイッチバック構造の駅。

ホームの岩手大川駅側には

スイッチバック時代の横取り線の線路跡があるはずですけど、

雑草が多く、それらしい遺構は一切確認出来ませんでした。

 

その代わりと言っちゃなんですけど、来た道を振り返って見ると…歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0122a

岩手和井内駅寄りの川側を見ると、かつての側線の用地が残っていて

わずかですが、スイッチバックを偲ばせる遺構が残ってたのです。

 

更に先の方向を見ますと…歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0122b

スイッチバック時代の旧ホームが残ってるじゃないの!

もっともっと近寄ってみたかったですけど、藪の多さに今回はここまで。

取りあえず旧ホームが確認出来たので退散することにしました。

 

現在の押角駅の状況は、こんな感じです。

駅に入るのにえらく苦労をした押角駅でしたが、

もちろん、元からこんな駅だった訳ではありませんの。

スイッチバック時代の駅の入口は現在とは違っていて、

もう少し北側に上がった地点にある、こちらの道でしたの。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0122c

 

その道を突き進むと…歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0122d

旧駅舎の跡地に出来た和井内養鶏場に着くのでした。

ここから先は私有地ですので許可なしでの進入は不可。

この日は早朝だったために誰もおらず、

残念ですが、今回の探索はここまでにしました。

画面左側辺りが多分、かつて駅舎があった位置のはずなのですが。

 

押角駅探索もですが、

その前に、岩泉線の一日も早い運転再開を願うばかりです。

再び多くのファンで賑わう押角駅に戻る日を

楽しみに待ってますよ。


訪問駅リスト(JR線)
岩泉線

 

↑(茂市駅方面)
岩手刈屋駅(平成23年10月10日)

中里駅(平成23年10月10日)

岩手和井内駅(平成23年10月10日)

押角駅(平成23年10月10日)
岩手大川駅(平成23年10月10日)

浅内駅(平成23年10月10日)

二升石駅(平成23年10月10日)

岩泉駅(平成23年10月10日)

 

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