【帚木187-3】古文単語~「かこつ」とは
今日も勉強お疲れさま~
古文単語・文法覚えは、古文を読む必要条件☆
古文目線・慣れを積むのは、古文を読む十分条件☆
このブログで真の国語力を身につけてください
【本日の古文単語】
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■【女】…ここでは左馬頭の妻のこと
■【え~ぬ】…~できない(不可能)
■【をさむ】…落ち着かせる
■【筋(すぢ)】…気質、性分
■【~にて】…~であって
■【指(および)】…指(ゆび)
■【~て】…~て(単純接続の接続助詞)
■【喰ふ(くう)】…ここでは噛みつく意
■【はべり】…~ます(丁寧の補助動詞)
■【し】…過去の助動詞「き」の連体形
■【~を】…~ので(順接の接続助詞)
■【おどろおどろし】…大げさである様子
■【かこつ】…不平を言う、恨み言を言う
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今日の古語詳解は、「かこつ」について☆
では行ってみよ~♪
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「かこつ」とは、「託つ」という字を当てます。
「託」とは、「たくす」とも読み、
自分のなすべきことを他人に任せるという語感ですよね。
「かこつ(託つ)」も同様に、他のものに託するニュアンスのある言葉です。
つまり、「他人のせいにする、かこつける」というのがもとの意味です。
他人のせいにするようなことをずっと言い続けると、
それは、単なる愚痴、不平になっちゃいますよね~!
(;´▽`A``
【かこつ(託つ)】
①他人のせいにする、かこつける
②恨みに思い愚痴を言う、不平を言う
(※『全訳古語例解辞典』小学館 より)
「かこつ」という言葉は、入試現代文などでも出て来ます。
ぜひこの機会に、現代語としても押さえておいてくださいね♪
(o^-')b
● 本日の「源氏物語」まとめ
■帚木187(原文)
「…女もえをさめぬ筋にて、指ひとつを引き寄せて喰ひてはべりしを、おどろおどろしくかこちて、…」
自力での現代語訳が難しい場合は、
下のリンクも復習してね♪
● 本日の古語~過去記事リンク~
■はべり
(※その他重要古語一覧はこちら )
あいでした