【桐壺210-②】古文解釈~「に」や「を」の訳出☆ | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【桐壺210-②】古文解釈~「に」や「を」の訳出☆

おはようございますラブラブあいです。

 

【古文】

…と、思し出づるに、堪へがたきを、心強く念じかへさせたまふ。
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【これまでのあらすじ】

いつの帝の御代でしたか、それほど高い身分ではないのに帝(桐壺帝)から大変な寵愛を受け、亡くなられた妃(桐壺更衣)がいました。忘れ形見である光源氏は、輝くばかりに美しく、「光る君」と称されます。また、亡き更衣に生きうつしの藤壺女御が入内し、「かかやく日の宮」と呼ばれるようになりました。光源氏は母に似た藤壺に好意を寄せるようになっていきますが、12歳でご元服の儀を迎えました。

今日は、「に」や「を」の解釈についてです。


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…と、思し出づる、堪へがたき、心強く念じかへさせたまふ。

 

こんなふうに、「に」や「を」でつながっていくのが古文><

さらりと流してしまえるんだけど、いざ長文訳をしようとする際には、なかなか厄介なのがこの助詞です;;


 

「に」「を」は、格助詞、接続助詞があります。

どちらも連体形(格助詞の場合は体言にも)に接続するため、格助詞か接続助詞かは、文脈判断するしかありません;;

(;゚;∀;゚;)

 


【に】

①(格助詞)~に、~時に、

②(順接の接続助詞)~ので

③(逆接の接続助詞)~だが、~のに



【を】

①(格助詞)~を、~のを、

②(順接の接続助詞)~ので

③(逆接の接続助詞)~だが

 

見分け方に関しては、以前のアメンバー記事を参照してください。

(※詳しくはこちら →)

 

かんたんに書こうと思ったのですが、ちょっと今から出かけなくちゃならなくなって…

(;゚;∀;゚;)

取り急ぎ失礼します☆

(o^-')b


 

今回のイラスト訳はこちら→
 

 

あいでしたラブラブ