【帚木27-③】逆接の接続助詞「ど」について☆ | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【帚木27-③】逆接の接続助詞「ど」について☆

こんばんはラブラブあいです。

 

センターまであと2ヶ月ちょっとですよー!

毎日の問題演習がんばってますかー^^☆

高1高2の皆さんは、まずは日々の予習と、このブログを見ること!

がんばってくださいね♪

 

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《本日の重要古語》

■【言ひ当つ】…言い当てる

※【当つ(あつ)】…当てる(下二段)

■【もて離る】…かけ離れる

■【たる】…存続(完了)の助動詞「たり」の連体形

■【も】…強調を表す副助詞

■【思ひ寄す】…思い合わせる、他と結び付けて考える

■【をかし】…おもしろい、おかしい

■【思す】…お思いになる(「思ふ」の尊敬)

■【ど】…~けれど(逆接の接続助詞)

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今日は、逆接「ど」についてです☆

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超かんたん♪

今でも用います、逆接の接続助詞「ど」です。

 

【ど】

~けれど、~だが


 

中学の時から、当たり前のように古文で出てくる助詞なので、

さらりと飛ばしてしまってますよねー^^;


 

ですが、この逆接の「ど」☆

古文の読解で、すごく役に立つんですよぉ~♪

(●´エ`●)


 

■逆接「ど」の直前は、必ず活用語の已然形。

■逆接「ど」の前後の文脈は、内容が対立する。


たとえば、今回の「思せど」ですが、

「思せ」に傍線が引かれて、活用形を聞かれる場合があります。

その際、ちょっとパニクっちゃって、

「おはす」などと勘違いして、

 

目えっと…「未然形」だっけ!

 

などと解答してしまうことがあるんですね。

え?そんな間違いはしないって??

 

では…こんなのはどうでしょう?

 

1.おぼせど

2.おぼせば

3.おはせど

4.おはせば


この中で、接続のしかたの間違っているものを1つ選ぶとすれば、どれかわかりますか?

(o^-')b


 

また、今回の源氏物語は、

「をかしと思せど」で終わってます。

次のつながり想像できますか?

 

あと数時間で、次回のイラスト訳をアップしますが、

ぜひそれまでに、どんなつながりになるのかを想像してみてくださいね♪


 

こういう作業により、

古文目線が養われていくんですよ♪

(o^-')b

 

 

今回の古文、一語一語、現代語訳できますか?

難しいようなら、イラスト訳や他の重要語句を復習してね♪

    ↓

【今日の源氏物語】

言ひ当つるもあり、もて離れたることをも思ひ寄せて疑ふも、をかしと思せど、

 

 

 

 

【帚木27-①】

【帚木27-②】


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重要古語一覧
たり(助動詞)  たり②

をかし  をかし②  をかし③

おぼす(思す)

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あいでしたラブラブ