【桐壺171-③】古典文法~助動詞「たり」 | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【桐壺171-③】古典文法~助動詞「たり」

こんばんはラブラブあいです。

 

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■【源氏】…「源」の姓を賜った氏族

■【べし(べく)】…~のがよい(適当)

■【思し掟つ】…心にお決めになる

■【たり】…~た、~していた(完了、存続)

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今日はこの中から、

「たり」についてお話しします。

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【たり】

①完了(~した、してしまった)

②存続(~ている、てある)


 

よく出てくる助動詞で、「源氏物語」にも、何度も出てきましたよね^^


 

こういう単純な助動詞は、まず訳から入る方がいいと思います。

イラスト訳での照らし合わせも、参考にしてください♪


 

そして、ある程度、訳が頭に入って、

「たり」が出てきたらどう訳すか、

文脈により判断できるようになってから、

再び、文法書や問題集に取り組んでみてください!


 

「たり」が大学入試に出るのは、

基本的な文法問題が出題される大学を除けば、

現代語訳ぐらいなものです;;


 

たら / たり / たり / たる / たれ / たれ

     アップ

これら活用形は、「たり」であることを見分けられればよいわけで、

「たら」が未然形、「たれ」が已然形…などというのは、

「たら(a)」「たれ(e)」の発音から判断できるようにしてください。


 

あなたが、推薦入試や、基本の助動詞などが出題される大学を受験するなら、このあたりの学習を、1冊問題集を買って、やるべきです。

 

ご自分の志望校の出題傾向に応じた学習も大切ですよ♪
(o^-')b

 

 

◇今日の古典文法◇

助動詞【たり】は、完了(~た、~てしまった存続(~ている、~てある、また、現在完了のように、(~してきた)などと訳出しましょう


 

☆その他の重要古語☆
「源氏」についてはこちら→

「たてまつる」はこちら→

「思し~」はこちら→

※重要古語一覧はこちら

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【古文】

源氏になしたてまつるべくおぼしをきてたり。

     アップ

今回の古文、一語一語、現代語訳できますか?

難しいようなら、もう一度イラスト訳を復習してね♪

 

 

【桐壺171-①】イラスト訳

【桐壺171-②】イラスト解釈


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あいでしたラブラブ