【桐壺65-③】☆をかし☆ | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【桐壺65-③】☆をかし☆

おかえりなさいラブラブあいです。

 

 

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■【夕月夜】

■【をかし】

■【ほど】

■【させたまふ】

■【やがて】

■【眺め(眺む)】

■【おはします】

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今日は「をかし」についてです☆

 

【をかし】は、あはれ と同類としてとらえられがちですが、ちょっと違います。

 

【あはれ】は、以前にもお話しましたように、

文脈判断を要する単語です。

状況や文脈で、プラスにもマイナスにも、イメージが分かれます。

 

それに対して、【をかし】は、

まったくの、プラスイメージの単語です。

(※イメージ単語一覧はこちら→

 

【をかし】

趣深い、面白い、美しい 等々☆

 

もっと、いろんな意味が、辞書には書いてあると思います。

これらをすべて覚えるのではなく、

プラスイメージ単語だということを念頭に置いて、

文脈に合うように、訳し分けをするほうがいいでしょう。

 

暗記量をしぼり、

国語力で判断する!

 

これが、受験に打ち克つ 国語力です(●´エ`●)

 

あいでしたラブラブ

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■【夕月夜】…夕方に出ている月、月の出ている夕方

■【をかし】…美しい、趣がある

■【ほど】…時間、間

■【させたまふ】…①~させなさる ②~あそばす

■【やがて】…①すぐに ②そのまま

■【眺め(眺む)】…もの思いにふける

■【おはします】…いらっしゃる

     ダウン

【原文】

夕月夜をかしきほどに出だし立てさせたまひて、やがて 眺め おはします

※重要古語一覧はこちら

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あいでしたラブラブ