さて今回は、ドラゴンボールZスパーキングメテオの攻略本『ドラゴンボールZスパーキングMETEOR公式攻略本 流星武闘書〈メテオバイブル〉』が届いたので予定を変更しつつその感想を。あと一緒に注文したメカビ最新号も届いたぜ!
ドラゴンボールZスパーキングメテオ攻略10
★基本データ
発行は集英社Vジャンプブックス。定価1143円+税。総ページ数は338(内キャラクター解説や技紹介などのカラーページが274ページ、残りはゲームデータの項目等が2色刷りで64ページ)。
★内容要約
まずゲーム内の用語を『コマンド』、『テクニック』、『システム』で分けた用語解説集。説明と同時にPS2&Wii版の操作方法が書いてあって超便利。
その後に全161人のデータが一人1ページで画面写真&コメント付きで載っている。
そのキャラの特色やベストな戦い方、技の効果や使い時などが説明されている。またブラストは1、2、アルティメット全て画像付きで紹介されている。
技の効果だけでなく、『~の時は当たらない』や『~から連携で当てよう』という実戦に使える的確なコメントがいい感じ。
次に戦闘マップ紹介(入手条件・マップの広さ・水中の有無・大猿化の有無)1ページに二つ紹介で1マップ毎に画像&コメント付き。
次にドラゴンヒストリーモード攻略(各シナリオ毎に1~2ページ。書かれているデータは操作キャラクター一覧・敵キャラクター一覧・クリア報酬(難易度別Zポイント・追加シナリオ・追加キャラ・アイテムショップ新商品追加の有無)、そしてイベント(分岐)チャート)。
フローチャートはイベントの進行条件と分岐条件が書かれていていい感じ。
しかしいつ勝利すれば専用デモが見れるのか書いてないのが少し残念。
次にバトルテクニック集。
個人的に素晴らしいと思うクオリティの項目。すべての動作が画面写真付きで分かりやすく解説されている。各テクニックの詳細な解説から初級・中級・上級に分かれた近距離・遠距離状況別コンボチャート、さらに巨大キャラ使用時のコンボ、また巨大キャラと戦うとき用のコンボも記載。項目末には初心者用Q&Aも。
次に各種データ(ここより2色刷りページ)
シムドラゴン(ランダムの対戦相手の一覧・攻略フローチャート)、ミッション100(各ミッションの対戦相手一覧)、サバイバルモード(オススメZアイテム・バトルボーナス一覧・対戦キャラクターリスト)、そしてゲーム全体のすべての隠し要素の出現条件(隠しキャラ・マップ・隠しBGM)などのデータ。
またディスクフュージョンモードの限定バトル(PS2限定)やドラゴンネットバトルのやり方(Wii限定)、全Zアイテムデータリスト等。
★
と内容はこんな感じです。さてここからはいつも通りに独断と偏見で感想を。
文章 A
膨大なデータを上手くまとめる編集、キャラクターの的確な戦闘法指南と、文章の質は基本的に文句なし。(できれば各キャラの固有コンボなんかも明記してほしいところだけど、スキルデータ見れば分かることなので問題なし。スキルデータに載っていないブラストの効果・使いどころなどは掲載されているし)。
画像 B
とにかく画像量は豊富の一言。技の画像はもちろんヒストリーモードの攻略ページにも画像あり。またコンボチャートに一つ一つその技の画像が載ってるのを見た時は素直に分かりやすいと感心。動きが多いゲームだけに、動作を見て成功できているか調べられるのでかなり良い記事構成。
しかし、各キャラクターの1P2Pのコスチュームの表示がない点は痛い。格闘ゲーム攻略本のお約束であり、そして原作再現で複数コスチュームの存在するキャラのいるこのゲームでは痛すぎるマイナス点(161人という膨大なキャラ数だけに仕方がないことだけど。考えてみると全員で300種類以上…複数コスチュームや服破れ状態を足したら病的な数になりそうだ)。
データ C
膨大なデータをよくまとめたとは思うものの、各ブラストのダメージ数値が載っていない点は間違いなく大きなマイナスポイント。
また個人的にヒストリーモードの分岐フローチャートに特殊デモの存在が載っていない点とシムドラゴンモードの探検イベントの効果が載っていないという2点は残念でならない。
ページ数 A(338p)
338という中々に膨大なページ数。それでいて大きさも厚さも邪魔にならない程度で上手くまとまっている。薄すぎず厚すぎず、バランス的にちょうどいい形。
↓神龍キーチェーン
との比較画像。中々のボリューム。
構成 B
膨大なキャラデータをコンパクトにまとめているのは一種の職人技。またキャラデータ、ヒストリー攻略、コンボ表をカラーページに、データ関連を後半にまとめているのも記事を探しやすくて良い。そして開きやすい目次のすぐ後に用語解説集を載せてあるのも地味に便利だ。
特典・オマケ D
攻略本特有の設定資料集やスタッフインタビュー・オマケマンガ等は一切ない硬派な作り。しかしカバー裏には表紙の線画(※パッケージイラストではなく、この攻略本の表と裏表紙の絵)があり、また帯の折り返し部分には中々に笑える演出が施されているので、購入する場合は帯付きを。
総合評価 85点
格闘操作部分に関しては文句のないクオリティ。自キャラの強化だけでなく、対戦相手となる他のキャラの長所・短所を的確に知ることが出来るので、この本を読めば確実にワンランク強くなれること請け合いである。しかしながら、データが完全かと言われると決してそうとは言えない。
スキルデータを見ることで知ることが出来るデータを省略するのは問題ないが、上記の通り、各技のダメージ数、ヒストリーモードの専用デモ、シムドラゴンのランダムイベントの効果と一覧(ランダムの増減数値)等、攻略本でしか知ることの出来ない攻略要素が書かれていない点は明らかにマイナス要素。
この攻略本は、ネット対戦や対人対戦を主に楽しんでいる格闘ゲーマーには一読の価値があるとオススメ出来る(普通にプレイしていては気付きにくいキャラの隠し性能 等が解る)が、シムドラゴンやヒストリーモードを主にプレイする完璧なデータを求めるやりこみ派にはデータが完全とは言えないので強くオススメは出来ない。
以下個人的感想
対人対戦とやりこみの両方を楽しんでいるタイプとして個人的な感想を言うと、概ね満足な85点の出来といったところです。総合的な出来がいいだけに、一部の痒い所に手が届いていない部分がマイナスになる感じです。
キャラ紹介ページなんかはキャラの個性(性能)がはっきりと分かるので、読んでいるだけで「次はこのキャラメインで使ってみるか」とプレイ意欲が刺激される良い出来なのでオススメです。手元にあるとゲームをより楽しめるタイプの攻略本なので、長く遊ぼうと考えている人は購入を検討してもいいと思います。このメテオ自体がドラゴンボールゲームの最新作で当分は新作が出ないだろうし、Wii版は初のネット対応で対戦の息も長いでしょうし。
データ部分は個人的に残念な部分がありますが、それでも色んなストーリー分岐を見るのにヒストリーモードのフローチャートは便利だし、分岐条件の一つ『打ち合いに敗北』とかヘタしたらずっと気づけなかっただろうなぁと考えると買って良かったと思ってます。
最後にまとめると、前述した通り対戦を楽しんでいるプレイヤーは買って損なしなクオリティで、またキャラの人数&キャラ別の作り込みが半端ないゲームだけに色んなキャラで遊んでみようと思う人にもオススメということで。 アマゾンだと今ユーズド商品が2点ありますけど、買うなら帯付きかどうかを確認してから買うと吉です(些細な小ネタですが)。ミスター・サタンファンと栽培マンファンは特に。
それでは、また。
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