実践!わん子暮らし -72ページ目

それ下さい

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初めて携帯から投稿。いくらさん、玩具見つめる♪

健康犬は歯が命




御年12才。我が家のプッチーばぁさんの歯です。



下の前歯が2本無いけどご愛嬌。

ドッグフードの大粒や、固めのジャーキー位ならまだ食べられます。



たかが歯と侮れません。

歯石が付きすぎるとバイキンが内臓に行って内臓疾患を起こして死んでしまう事もあります。

本当ですよ!!!

人間だってそうです。



家では定期的にスケーラーで取っています。

獣医さんで取ってもらうと全身麻酔なので、リスクが大きいです。

特に小型犬やサイトハウンド、牧羊犬の一部などは、麻酔事故の比率が高いのです。

(でも獣医さんでも麻酔無しで取ってくれる所もあるので相談してみてください)




画像はティマ。

スケーラーはマイナスドライバーの刃が斜めになったようなのもありますが、私はこのカギ形が使いやすいです。

やり方は歯と歯茎の間に刃を当てて歯先に向かってがりがりします。マイナスドライバーの場合は持ち手を歯茎のほうに持って刃を歯先に向かって入れ、歯石をバコッとはがすようにします。

たまに歯茎に刺しちゃうけど・・・ごめんよ・・・

エナメル質を傷つけるという話もあるけど、そこまでガリガリやらないように。

あくまで歯石を削るというより、剥すようにするといいです。



一番良いのは毎日ガーゼなどを指に巻いて歯磨きして上げる事。

仕上げは歯の間に挟まった食べかすを歯ブラシで取ってあげます。



そして、重大な事にお気づきですか??

歯を磨くには口の中に手を入れないといけません。




そう、口の中に手を入れても平気な犬に育ててある事。




口の中だけじゃなく、どこを触っても平気な犬に育てておく事は我が子の健康を守るためには、必須です




三重の繁殖放棄犬

三重県で、小型犬の大量放棄があったようです。

もし、協力出来る方がいらっしゃれば、連絡してみてください。


ワンライフ

http://pawpawhamada.com/puppymilldiary.html


有言実行




「おすわり」、「おすわり」「おすわりってばー!」「もう、しょうがないなぁ~」「今やる気ないみたい;;」

なーんて事よくありませんか?

「おすわり」の意味はもう理解しているはずなのにやらない。(理解していなければ、やらないのは当然です。)


「私の言う事は聞かないのよ」って言ってませんか?


それは、犬が意地悪して聞かないのでも、聞こえない振りしてるのでも、貴方を馬鹿にしているわけでもありません。



「聞かなくて良いもの」

と勘違いしているのです。



その原因は、何度も同じコマンド(指示語)を言っているにもかかわらず、結局やらせないで済んでいる事。


「だって、全然こっちも向かないし、言ってもやらないんだもの!!!でも訓練士さんの言う事は聞くのよね~」

なんて事多々ありますよね。


それは、訓練士さんとは、犬を注目させるテクニックが違う事がまずあげられますが(アイコンタクト 参照)、



1度指示したら、物理的にでも必ずやらせて褒める褒めて終わる 参照)

(例えば、「おすわり」ならお尻をおしてでもやらせる)

という事が守られていない為に、犬は何か指示されても別にやらなくても良いものだと理解してしまいます。



これ、徹底するとかなり違うよ~♪

飛び付き癖





実は、飛び付き癖を治す方法なんていくらだってあるのです。

いっぱい本も出てますから見てみてください。


「でも何か上手くいかない」


何で?何で?


それは・・・・・・・・


「そんな○○(犬の名前)も可愛いドキドキ


と、あなたが思っちゃってる事。


「ママ!お帰りなさい!パパ!お帰りなさい!!」びょんびょん!!!「嬉しい嬉しい!好き好き!!!」びょんびょん!!


こんな事されたらふつうの保護者は、顔がニンマリ*

「おーよしよし*そんなに嬉しいか!憂いやつじゃ*」なでなで♪

と、なってしまうのも無理はない。


これが、大型犬の場合、だんだん大きくなってくると、バタンバタン!!!ビョンビョン!!!バタバタ!!!ゴンゴン!!!

「ちょっと危ないかも・・・・・・・」となる。

「普段は良いんだけど、荷物を持っている時や、不意打ちはやめて」と思う。

「でもいきなり叱り始めたら、きっと困惑するだろうし、悲しい思いもするかもしれない・・・・・」とも思う。




本当は、子犬の頃から1度もやらせないのが一番なんだけどね・・・・・・・・



「そんな事言われたって・・・・・もう遅いよ・・・・あせる」と、言わないで。




遅くないよ、今からでも間に合うよ。

でも上記のように思っている場合・・・・・難しい汗

じゃあ、どうしたら・・・・・・・?




「今日から飛びつきは禁止します。以上」




とあなたが思う事。犬にそう言う事。です。

犬は、「今までと違う?」と思うかもしれませんが、「何が違うんだろう??あ、そうなったのね」と納得すれば、きちんと受け止めてくれます。

あなたが迷う事で犬も迷います。


納得させる方法は・・・・・・・・・絶対にやらせない。


やらせない方法は、色々本が出てるので参考にしてください。


私の場合は、犬がジャンプしそうになった時、手の平を犬の頭上にかざす。

それだけ。

ジャンプしそうになるたびにやる。

始終ジャンプしてそうだったら、ずっと手をかざしている。

それでもアタックしてきたら、自動的に鼻に手が当たる事になります。それでもOK。

とにかく絶対にやらせない。1回も。

自主的に飛びつく事をやめたら、「そうそう」とだけ言う。(「イエスかノーか 」、「褒め方 」参照)


他人に対しては、ジャンプできる距離に行かせる時はリードを短めに持って絶対飛びつかせない。


それだけ・・・・・・・・


ポイントは?





そう、自分の心しだいね。










よく見る





犬と意思の疎通が上手くいっている保護者とそうでない保護者。



何が違うか?


一つは、「犬をよく観ている」事。

ようするに観察する事。

これをすると、自分の犬の行動が何を意味するのか?どういう心境なのか?が、たいてい判る。

これは、今まで犬とどのくらい真剣に付き合ってきたかによって、判るようになるまでの時間が違うので、犬育てビギナーはかなり気合入れて頑張って欲しい。



もう一つも、「犬をよく見ている」事。


自分の犬がきちんと言う事を聞いている保護者は、犬をよく見ている。

解り易い言い方で言うと、「見張っている」。

観察するの「観る」とは、また違う意味だ。



一番顕著なのはドッグラン。

犬が少しでもマナー違反をすればすっ飛んで行くし、不穏な動きをすればすぐに呼び戻す。



こうした人達同士の会話は見ていて面白い。

お互い目を合わせないで会話してるんだよね。

もちろん、目は自分達の犬を見ている。


Bさん「この間、○○カフェでお茶飲んだんだって~?」

Aさん「そうなのよー!、そこのカフェでさー、あ!ジョリー!いけない!!」犬の方に掛けていく。「ごめんね、拾い食いかと思ったら違った。そうそう、そこのカフェで売ってるゴマクッキーがね~・・・・・」

Bさん「マリー!!おいで!!!そう、良い子ね*あ、ごめんね。それで?」

Aさん「ゴマクッキーが、美味しくってね、ジョリーが気に入っちゃってさ~、ジョリー、そっちは駄目よ!そうそう。 それが、人間も食べられるクッキーなんだけどね・・・・」


なんて、会話が交わされるのは日常。


逆に、犬が好き勝手やってる保護者達を見ると、殆ど犬を見ていない・・・・・・

お互い会話にどっぷり浸かって、自分の犬が何してるのか、全然見ていないのだ。


ドッグランに犬を連れて行って、警戒しなくちゃいけないのは、そうした人達の犬だ。

集団で喧嘩を仕掛けてきたり、マウントされたりする;;;

そんな様子を見かけたら、その時はドッグランには入らない方が良い。



それはさて置き、大切なのは常に自分の犬の健康や安全に気を配る事。

特に犬が若い内は、ヘマをする可能性が高いのでなおさら。

他人や他犬にも迷惑が掛かる。



だから・・・・・・



いつも見ていてね♪









プッチーハッスル




この間、家族で海に行きました。



一番喜んだのはプッチー!



めっちゃ笑顔で、波打ち際でずっと波と戯れていました。




ぷっさん御歳12歳。




まだまだイケます。




ちなみに、ティマはお兄ちゃんと追いかけっこ。

いくらは、しばらくプッチーを心配した後、シートに座って休んでいました。


大切な事




犬関係のトレーナーの話を読んだり聞いたりするのですが、いろいろいろいろいろいろ・・・・・・・・やり方があるんです。

犬に向き合う心得もさまざまなのです。



が、共通しているのは、



主導権は保護者が握る



と、いう事。



犬の気持や状態を考える事はもちろん必要です。

それは大前提です。


その上で、何かを決めるのは常に保護者です。

朝起きる時間も、ご飯を食べる時間も、お散歩の時間も距離もコースもいつ寝るかもです。

これらは強制的にやらせるという意味ではなく、ただ単に保護者が普通に生活するという事です。

そうすると犬は付いてきます。


犬に起こされ、ご飯の要求に答え、散歩のおねだりで、犬の行く方向について行き、犬が寝ると保護者も寝る。

という生活では犬は保護者を付き人だと思っても仕方の無い事でしょう。


コレではいざと言う時に、犬を守る事は出来ないのです。

犬は人間社会では責任能力はありません。


「この人に付いていけば安心」


犬にそう思わせられる人が、犬を守れる人です。





躾と訓練



躾と訓練は違う。(これは私の考えだけど)


躾は日常のマナー。

訓練は習い事。(ワーキングドッグとして実際仕事してる犬はまた別だけど)



大きな声ではいえないけど、訓練競技会でバリバリ優秀な成績を収めていても。。。いざ、訓練所からオーナーの所にもどって、日常生活では、リードは引っ張って人を転ばすは、他の犬には喧嘩売るわ、落ち着き無いわ、吠えまくるわ、挙句に人や犬を噛んじゃった!!!

なんて犬もけっこういる。


それは、日常生活の躾をしていないから。

人間との濃密な付き合いが、訓練の時しか無く、普段はケージ生活だから、日常生活は好き勝手していいと思ってる。訓練がオフだから余計体力を持て余していたりもする。


犬は訓練モードと、日常生活モードを使い分ける。



実は訓練というのは明確な動機付けのもとに成り立つのだ。

要するに「楽しい」と思わせる事が出来なければ、成り立たない。

「訓練をする時が何より楽しい!!」といった方向でモノを教える。


だから普段は距離を置いた付き合いをした上で、おやつもおもちゃも訓練の時だけ。

「訓練大好き!!!」ってな具合で吸収率を極限までUPさせる。

裏を返せば、日常生活に満足しちゃってる犬は訓練が入りづらい。

訓練競技もディスクもダンスもアジリティーもそう。


「何だか、可愛そう・・・」とか、「えーそうなんだぁ・・・」なんて、ちょっと思うかもしれないけど、

楽しい事があるのはとても良い事だ。

不思議な事に、オンとオフのスイッチがはっきりしていると健康状態も良くなる。

話それたけど、躾は日常生活のマナーだから、「そうするのが当然。それが常識。そうじゃないなんてありえません」という感じで教える。


おやつやおもちゃは基本的に使わない。

(コマンドは覚えるのに初めに使って覚えたらやめるという方法をとる事もあります)


もちろん楽しく教えられればそれに越したことはないが、「まず楽しさありき」では、楽しくない時はやらなくなってしまうのだ。楽しくなくてもやりたくなくてもそれが当然だからやるのだ。


最初は、子供に歯磨きを教えるのと同じで、やらせて褒めてそれがとても特別イイ事のように教える。

褒め方は落ち着かせる褒め方 でね。

そのうち子供も「寝る前に歯を磨くのは当然」と、思うようになる。

犬も「カフェでテーブルの下で伏せているのは当然」と思うように教える。



それと同時にその行動が正しい事であるという事を常に犬に知らせる事も大切。

(コレは訓練でも何でもそうだけどね)「イエスかノーか 」参照


「伏せ」「そうそう、お利巧ね」とかね。


人間でもそうだけど、当然の事を当然のごとくやるのは案外難しいもんなのだ。

それが犬ならなおさらだよ。

行動としては「やるのが当然」と教えても、保護者の心の中では、それが出来る自分の犬を、誉れ高く思って良いと思う。「なんて おりこう なんでしょう!!!」ってね。

そういうのって必ず伝わるからね。犬に。



私も毎日、「いつも偉いね」とか言われてみたいもんだね。そしたら、やる気でるよね~


血統書





血統書というのは、犬の家系図の事だ。



だから、繁殖したり展覧会や競技会に出すのでなければ意味は無い。

普通の人には、訳のわからん名前がつらつら書いてあるだけのただの紙っきれだ。




しかし、ひとたび繁殖となると重要な意味を成す。




血統書の本当の存在価値は、そこに書かれているすべての犬達が、どういう犬なのかが判って初めて理解できるのだ。


CH(チャンピオン)であれば、どの位ショーに出陳して勝ったのか?どういう血液のラインの犬なのか?性格は?子出しは?どういう意図でこの組み合わせにしたのか?すべての犬の血族で遺伝病の発症は無いのか?すでに死亡しているとしたら、死因は?などなど・・・・

それらを自分の犬と相手の犬合わせて考え、組み合わせの安全性や出てくる子供の予測をする。


展覧会や競技会に出すのであれば、それぞれの犬の、皮毛の特徴、色の遺伝、歩様の特徴、顔の特徴、成長過程の特徴、気質、などが判れば、自分の犬の成長やマナーの入れ方、訓練のかけ方などが予測できる。

まぁ予想通りには行かないけどね。


良いブリーダーは、こういう下調べに余念が無い。

その犬種に精通している人であれば、血統書を見ただけでその犬がどういう意図で繁殖されてきたのかが解る。



血統書とはそういうものだ。

(たまに偽造されてんのもあるらしいけど;;)



自分の犬の血統書にCHの称号があると、得した気分になって、さもこの犬は「由緒正しい名血統なので、ぜひこの血を残したい」との錯覚に陥るが、実はそうとも言えない(笑)

「家のおじいちゃん、オリンピックに出たことあるんだ!」と、同じような感覚だ。

おじいちゃんがオリンピック出ても孫がその才能を受け継いでいるとは限らない。

ようするに、繁殖や展覧会、競技会に携わっている訳では無いのに、CHの称号にいらん期待をするのはナンセンスというわけ。