褒めて終わる | 実践!わん子暮らし

褒めて終わる


何事も、「終わりよければすべてヨシ」と言うではないですか。


「イエス」か「ノー」か で、「何が良くて何が駄目なのか、セットで覚えとくと良い」と書いたけど、

日常生活では結構おざなりになってしまうものなんだよね。コレ。


例えば・・・


玄関で足を拭く用意が出来るまで、犬を待たせておく。

犬が用意が出来たのを察して勝手に玄関を上がってきてしまう。

「あー!駄目じゃん」と言いつつも、「もう用意出来たから、まぁ良いか」と、足を拭いてしまう。

犬は叱られたけど、早く家に入ることが出来た。

犬にとっては「ノー」の意味もあやふやになり、叱られて気分悪いし、正しかった事もよく判らなくなる。

この場合は、勝手に上がってはいけない事を知らせ(「ノー」)もう一度玄関で待たせ、ころあいを見計らってよく褒めて解除してから足を拭く。

面倒くさいけど!!!


靴を噛んでいる場合もそう。いきなり怒って靴を取り上げただけでは、犬は何が正しいのかも判らず。

犬に「ママは何でも僕から取り上げる。今度はママのいない所で噛もう」と思われても仕方ない。

噛んで良い物を与えて褒める。


リードを引っ張って保護者を友達犬の所に引きずっていくのもそう。それは間違いだと解らせ、もう一度やり直して保護者と一緒にリードを引っ張らずに歩かせ、褒めて挨拶に行く。


とにかく、正しい事をさせて、褒めて終わる。


来客中や、お散歩中は難しい。

正しい事をさせるという事は、間違ったことをやめさせて、わざわざ正しい事をやらせて、褒めなくてはならないから、時間がかかるし、他人に、「しつこくて頭の固い人」なんてレッテルを貼られかねない;;;;


でも考えてみると、やるは一時の恥。やらぬは一生の危険なのだ。

それに世間体よりも家族の安心安全な暮らしですわよ奥様(旦那様)。


がんばってね♪