さすがに、合格点160点(昨年比-5点)に下がりましたね。
今年は合格者平均点174.9点(昨年比-6.6点)、全体平均点130.0点(昨年比-4.6点)でしたから、順当なところでしょう。
合格者数2299人(昨年比-127人)というのは、予備論文受験生としては朗報でしょうか。
科目別の平均点を見ると、
憲法16.7点<昨年17.6点
行政法12.4点<<昨年14.8点
民法16.3点=昨年16.3点
商法14.3点>>昨年12.0点
民訴法13.1点<<昨年15.6点
刑法17.3点≒昨年17.5点
刑訴法15.3点<昨年16.5点
一般教養24.5点≒昨年24.3点
となっています。
昨年と比べると、行政法・民訴法が大幅に難化、刑訴法が難化、憲法がやや難化したのに対し、商法が大幅に易化し、他は昨年同様だったといえます。
いずれにせよ。
昨年とほぼ同じメッセージで申し訳ありませんが、変えようがなく…m(_ _ )m
合格していた方、おめでとう!
これまでどおり、優先順位の上の方から、できる限り、論文対策を進めていってください。
よかったら、「予備試験 4A集中特訓道場」もご利用ください。
残念ながら不合格だった方…まずはとにかく、心を癒してください(cf.記事「勉強体力」の1・3・4)。
で、MP=メンタルポイントが回復してきたら、まだしていない方は、記憶と気力のある限りでいいので、是非とも自分固有の短答再現→自分固有の敗因分析をしてください(cf.記事「H29司法短答結果発表を受けて」)。
短答再現については、
・記事「短答再現のススメ」の1.
・記事「H28司法短答結果発表を受けて」の末尾
・記事「知識を増やすことの危険性」
敗因分析については、
・記事「知識不足≠敗因」
・記事「短答式試験の敗因分析例」
を、是非ご覧ください。
自分固有の短答再現→自分固有の敗因分析を(適切に)しないと、全く的外れどころか、合格から遠ざかる有害な勉強をしてしまうおそれがあるからです。
これらをやらないと、来年に向けて何をすべきかも全くといっていいほど分かりません。
どんな勉強よりも、まず第一に自分固有の短答再現→自分固有の敗因分析です。
これをやるかやらないかで、来年の合格可能性が大きく変わってきます。
ここが勝負所なので、なんとか頑張ってください!