さすがに、合格点165点(昨年比-5点)に下がりましたね。

今年は合格者平均点181.5点(昨年比-6.0点)、全体平均点134.6点(昨年比-4.1点)でしたから、順当なところでしょう。
合格者数2426人(昨年比+132人)というのは、予備試験受験生全体としては朗報でしょうか。

 

科目別の平均点を見ると、

憲法17.6点>昨年17.3点

行政法14.8点<昨年15.6点

民法16.3点<昨年16.9点

商法12.0点<<昨年13.7点

民訴法15.6点>昨年14.7点

刑法17.5点>昨年16.9点

刑訴法16.5点>昨年15.5点

一般教養24.3点<<昨年28.1点

となっています。
昨年と比べると、一般教養が大幅に難化、商法が難化、行政法・民法がやや難化、あとはやや易化したといえます。

ただ、商法と一般教養の平均点は、H25(商法12.1、一般教養25.2)と同じくらいですね。


いずれにせよ。

昨年とほぼ同じメッセージで申し訳ありませんが、変えようがなく…m(_ _ )m

 

合格していた方、おめでとう!

これまでどおり、優先順位の上の方から、できる限り、論文対策を進めていってください。

 

残念ながら不合格だった方…まずはとにかく、心を癒してください(cf.記事「勉強体力」の1・3・4)。

で、MP=メンタルポイントが回復してきたら、まだしていない方は、記憶と気力のある限りでいいので、是非とも短答再現をしてください(cf.記事「短答再現のススメ」、具体例は記事「H28司法短答結果発表を受けて」)。

その上で、是が非でも敗因分析をしてください(cf.記事「知識不足≠敗因」)。

これらを(適切に)しないと、全く的外れどころか、合格から遠ざかる有害な勉強をしてしまうおそれがあるからです。

これらをやらないと、来年に向けて何をすべきかも全くといっていいほど分かりません。

どんな勉強よりも、まず第一に短答再現→敗因分析です。

これをやるかやらないかで、来年の合格可能性が大きく変わってきます。

ここが勝負所なので、なんとか頑張ってください!