合格点170点でしたね。
合格者数2294人(昨年比+276人)というのは、予備試験受験生全体としては朗報でしょうか。
あと、合格者平均点187.5点(昨年比+1.8点)、全体平均点138.7点(昨年比+1.5点)だったのに、合格点が昨年と同じでした。
科目別の平均点を見ると、
憲法17.3点<昨年17.8点
行政法15.6点>>昨年12.7点
民法16.9点<昨年17.7点
商法13.7点<昨年15.0点
民訴法14.7点<昨年16.2点
刑法16.9点>>昨年14.1点
刑訴法15.5点>>昨年12.4点
一般教養28.1点<昨年31.5点
となっています。
昨年と比べると、憲法・民事系・一般教養がやや難化、行政法・刑事系が大幅に易化したといえますが、H23からの科目別平均点の推移を見ると、刑事系は昨年が大幅に難化しただけで、いつもの難易度に戻ったともいえます。
いずれにせよ。
合格していた方、おめでとう!
これまでどおり、優先順位の上の方から、できる限り、論文対策を進めていってください。
残念ながら不合格だった方…まずはとにかく、心を癒してください(cf.記事「勉強体力 」の1・3・4)。
で、MP=メンタルポイントが回復してきたら、まだしていない方は、記憶と気力のある限りでいいので、是非とも短答再現をしてください(cf.記事「短答再現のススメ 」)。
その上で、是が非でも敗因分析をしてください(cf.記事「知識不足≠敗因 」)。
これらを(適切に)しないと、全く的外れどころか、合格から遠ざかる有害な勉強をしてしまうおそれがあるからです。
これらをやらないと、来年に向けて何をすべきかも全くといっていいほど分かりません。
どんな勉強よりも、まず第一に短答再現→敗因分析です。
これをやるかやらないかで、来年の合格可能性が大きく変わってきます。
ここが勝負所なので、なんとか頑張ってください!