・沖先生の教えと、理想と水素
私の記憶は、ひとりで絵本を読んでいるところから始まります。
物心つく前、字を読めるようになる前に絵本を暗記して音読していたそうです。
小学生5年生の頃、武者小路実篤を知り、大好きになりました。
ある日、武者小路実篤が私が小学2年生までは存命だったことを知り、それが衝撃でした。
小学生の私は本の著者はみんな昔の人で、死んでいるんだと思っていたので、私が生まれた時は実篤はまだ生きていたとは！
あぁ、会えなくて、なんて惜しいことをしたと思っていました。小学生の私は、、、
中学生頃、導引術の本を最初に読み、そこからヨガや瞑想に興味を持って、中でも実践的な沖ヨガに傾倒しました。
沖先生が、静岡の三島市でヨガ道場をされていると知り、高校1年生の夏休みと冬休みと、高校2年生の夏休みに、迷わず沖ヨガ道場に泊まりがけで行きました。
なぜわざわざ大阪から静岡まで、おこずかいや、お年玉をはたいて行くのか？
沖先生が、生きていて、道場にいるから。
それだけでした。
沖先生は、私が道場に行った高2の夏の終わりに、イタリアの海で亡くなられたので、お会いするにはギリギリのタイミングでした。
先生の苦笑いが今でも脳裏に蘇り、お会いするのに間に合って本当に良かったと思っています。
迷わず三島に行った高校生の自分を褒めてあげたい、と思っています。
私の理想の半分は、沖先生の言霊で出来ています。
残りの半分の四分の三が武者小路実篤、四分の一がミヒャエルエンデです。
ただし、沖先生の教えは頭で理解できても、アサナや呼吸法、断食や瞑想をしても、本に書いてある境地には程遠く、実感体得出来ず悩んでいました。
具体的には
①統一体
②統一心
③調和息
を以って、般若（生命の実相、本質、知恵）に至り、三昧（自他一如）の境地になる。
沖先生の教えは、今思えば、いわゆる悟りでした。
沖ヨガで学んだことは業なので、集中力がつきます。念力も強くなるので願いは叶う。
しかし、願いは叶うのに、こんなはずじゃなかった、となる。
道を求めても、悩みがつきなかったわけです。
でも人生は順調で、自分の思い通りになっていたので、間違っているとは思いませんでした。
お酒も飲まず、タバコも吸わず、夜遊びもせずゲームさえせず、真面目一筋な十代、二十代でした。
ところが、三十代になり、息子が病気になり、、、
健康に気をつけた有機野菜を食べ、アサナをし、呼吸法をして、健康に気をつけて修行してきて、なんで子供が癌になるんだ。
今までやってきたことは何だったんだと、唖然としました。
今までやってきたことを一旦全部捨てました。
すると、水素に出会いました。
水素水を4リットルのんで、コーヒー中毒を脱した私は驚きました。
あんなにできなかった沖先生の教えの実践と実感が、、、
水素水で、あれ？！
出来てる！？（ような気がする！）←ここポイント
水素すごい！水素おそるべし！
となったわけです。
本当の生き方と健康にいたる道しるべを残してくれた沖先生のご著書の内容は、今もって深遠。
自分が悟ったとか、般若を得て三昧に至った、とかいうわけじゃありません。
でも、水素のチカラを借りて、沖先生のおっしゃっていたことが、ようやく少しづつ実感したり、体験として理解出来るようになってきたという感じです。
沖先生の思想と実践は悟りに至る道。
先生は、人類全てが悟る日は来ないとおっしゃっていた。人間愛に溢れながら、先生はいつも少し寂しそうな、苦笑いのような寂しいお顔だった。
先生は人類の未来を悲観していたんじゃないかと思う。その後すぐ亡くなられたので、体調も良くなかったのかも。
でも、先生、今はね、水素がありますよ。水素すごいんですよ、そう自慢したい気持ちでいる。
人類は、水素を使えるようになりました。
（だから、誰でも簡単に健康になり、悟って自分で自分を救えるようになりました！！）と、言いたい気持ちでいる。
先生はやっぱりちょっとニヒルに苦笑いするだろう。
あ、そういえば、私があの世に行ったら、膵臓癌でしんだジョブズにも言いたい。惜しかったね、もう膵臓癌で死ぬ人はいないよ。すごいイノベーションでしょう？！
私が死んであの世で彼等に会ったら、思いっきり自慢したい、そう思っている。
PS.
ちなみに、ワタナベ薫さんの愛猫マイケル氏は、沖先生の生まれ変わりだと思っているんですが、
なんたって顔と表情と半眼がそっくりなのです。
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