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近所に2階建ての小さな一戸建てがあるのですが、壁紙屋さん兼小さな工務店だった会社が移転してしまい、心のオアシスを失っております。
保育園からの帰り、壁紙屋さんにいる看板わんちゃんと触れ合ったり、りんごをもらったり、余った無料の壁紙をゴソゴソしたりと楽しかったのですが…。
木材を機械で切る音や、溶剤の匂いがして、私は好きだったのですが(…物好き?)残念です
賃貸の1戸建てで、入居者募集となっており、
2階建て、築55年、40㎡、駐車場無し
月130,000円
で、築年数的に、なかなか強気な値段設定な気がしますが、飲食店でも入らないかなぁ
さて、さらっと飲食店と書いていますが…建物用途と切って切り離せない用途地域のお話を少し書いてみようかなーと思います。
注文住宅を建てられた方は、懐かしい?家づくりの最初のお話でございます
用途地域を簡単に説明すると、
◾️住居系
・第一種、第二種低層住居専用地域
・第一種、第二種中高層住居専用地域
・第一種、第二種住居地域
・準住居地域
◾️非住居系(商業系・工業系)
*建ぺい率、容積率が、住居系より大きい
・商業地域、近隣商業地域
・準工業地域、工業地域
で分かれていますが、我が家の土地の一部は、非住居系の用途地域にまたがっています。
ほんの一例ですが、例えば、床面積100㎡の家を建てたい場合、
◾️土地A:第一種低層住居専用地域
土地の面積:125㎡
建ぺい率:40%の場合 ⇒ 50㎡までOK
容積率:80%の場合 ⇒100㎡までOK
となり、床面積100㎡の家を建てるには、
必要な土地Aの面積は125㎡
◾️土地B:近隣商業地域
土地の面積:50㎡
建ぺい率:80%の場合 ⇒ 40㎡までOK
容積率:200%の場合 ⇒100㎡までOK
(*緩和規定を使わない場合)
となり、床面積100㎡の家を建てるには、
必要な土地Bの面積は50㎡
面積だけの視点では、同じ100㎡の床面積の住宅を建てるにあたって、容積率次第で、土地の広さにこれだけ差が出ます。
我が家は、土地Bのような土地を購入したのですが、周辺の土地Aと比較すると、土地が小さい為400万円くらい安く売られており、購入に踏み切りました。
土地の値段は、土地の広さなどに比例しますが、建ぺい率、容積率をどこまできちんと評価して土地の値段に反映しているのか、不動産事情が気になります
非住居系は、周辺に大規模なマンションや工場が立つ可能性もあるので、一概にオススメできるわけではありませんが、穴場の土地がみつかる可能性もあるのかもしれません
我が家は、非住居系でありながら、高度地区という自治体で定めている厳しい高さ制限がかかっている地域で、大規模なマンションが立つことはないので、珍しい土地だなと思います
冒頭の話に戻りますが、周辺の土地が、非住居系ということもあり、住宅以外の用途も建てられるので、入居募集している一戸建てが、飲食店系になったら嬉しいなと思っています
過去の記事:容積率緩和(床面積増やす)話
★我が家の間口3m・細長い家の紹介
(間取り、過去記事のもくじページを作りました)
↓建築の法律全般を勉強したい方はこちら
建築基準法の解説本。一部難しいですが…
お読み頂きありがとうございました
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