よく見かける扉の鍵の形状ですが、
皆様もご存知の通り
左側:外部から鍵を差し込み開ける
右側:内部からつまみをまわして開ける
が主流ですが、それぞれ、
左側:シリンダー(鍵を差し込む)
右側:サムターン(つまみを回す)
と名前がついています
ある程度の規模の建物になると、火災時の避難の為に、誘導灯などがつきますが、
ご存知の通り、こちらが誘導灯
誘導灯に沿って避難する途中に、
扉があることも多々あります。
サムターンを回せば、
すぐに扉が開くものもあれば、
A:サムターンカバー付き
のものや、
B:非常開装置付シリンダー
の鍵タイプの扉から避難する場合もあります。
見慣れないこれらの鍵は、避難方向の先が、
・スタッフが利用するバックヤード
・避難バルコニー
・屋上
など、普段、一般の方が出入りするのを防止する為に、このような鍵が使われることが多いです。
ですが、いざ火災時には、この鍵を
自分で開けなくてはいけません。
開け方は簡単ですが、
A:サムターンカバー付き
プラスチックのカバーを素手で割って、つまみを回して扉をあける。
B:非常開装置付シリンダー
プラスチックのカバーをとり、矢印の方向に回すと扉が開く。
のやり方で、それぞれ扉が開きます。
Aタイプはプラスチックのカバーの為、イタズラで壊されるケースも多く、Bの扉もよく見かけますが、Bの扉の開け方を知ってる方はどのくらいいらっしゃるんだろう…と思います。
(A・Bの扉の割合は、私の感覚では、東京の建物を見ると、半々くらいな印象です)
知ってるよ
と言う方には当たり前の内容ですが、知らなかったという方は、いざという時に慌てないで下さい。
商業施設、オフィス、ホテルでよく見かけますが、開け方を知ったからといって、通常時は開けないようにして下さい
(最近は電子錠の扉も多く、イタズラで開けると警備員が飛んできます)
★我が家の間口3m・細長い家の紹介
(間取り、過去記事のもくじページを作りました)
お読み頂きありがとうございました