スリランカってまた変わったところをチョイスするよね
とよく言われるけれど
きっかけはシーギリヤ。
世界遺産でございます。
シーギリヤはシンハラ語でසීගිරියと書くの。グリグリ感が可愛い
ほら。この写真をみたら気になるでしょ
ってそうでもないのかしら。
私の旅の目的は
「ゆったりしたい」よりも
「知らない世界をみてみたい」
なんとなく想像がつくところよりも
何これ〜
を味わいたい
ということで興味をそそられたシーギリヤロック。
なんだかすごそう
と言うだけで予習ゼロ。
行ったらすごく興味深い歴史のある場所でした。
岩山のシーギリヤロックは階段で登れます。
頂上まで1202段。
高さ約200m弱。
高さを聞いた時にこんなにもドーンとそびえ立っているのだから
200mではないだろう・・・と思ったけれど現地では130mと聞き
ガイドブックには150m、ネットでは200mと色々。
そのくらいです。
周りには庭園や貯水池、小さな噴水の跡があります。
シーギリヤはただの岩山ではなくて、山頂に宮殿が建てられていました。
庭園を抜け、自然でできた岩の門をくぐり登山開始。
登山と行っても階段だけどね。
行きは階段、帰りは階段ではない別の道を下ります。
下の方の人が小さい。。。
煉瓦も綺麗に組まれているんだよね。
写真丈夫中央に人1人分の幅の螺旋階段があるの。
あれを登っていくのか
と思ったら登るのだけどすぐ降りる。
このほぼ直角にそびえ立つ岩山。
昔は岩肌全体にフレスコ画が描かれていたそうです。
王様の宮殿だからね。
王様を喜ばせるために女性の絵が描かれたそうな。
見所はそのシーギリヤレディと呼ばれる女性のフレスコ画。
螺旋階段の先にはこのフレスコ画が見れるスポットがあります。
頂上へはまた別の道。
撮影はできないのでシーギリヤレディの絵はお借りしております。
昔は500人のシーギリヤレディの絵が岩肌に描かれていたけれど
現在残っているのは18体のみ。
理由はこのシーギリヤに宮殿が建てられたお話から。
父が王である兄弟。
平民の母から生まれた兄と王族の母から生まれた弟。
問題が起きそうな予感がするでしょう?
兄は王である父を殺して王となったそうです。
弟は兄に殺されるのを恐れてインドへ逃げました。
父が王に在位していた時は宮殿は別の地に建てられていたのだけど
父を殺してしまったことへの罪悪感から他の地に宮殿を建てることに。
そして見つけたのがシーギリヤロック。
当時はそこにはお坊さんが住んでいたのだけど
お坊さんには他の土地とお寺をあげることで立ち退いてもらい
そこに宮殿を建てたのです。
でもね、それも長くは続かず。
インドへ逃げた弟が帰ってきて兄は亡くなりました。
そしてシーギリヤの宮殿も使われなくなったのです。
これは宮殿が建てられる前からあった岩窟。
元々お坊さんが修行し暮らしていたシーギリヤ。
岩窟寺院や仏塔も昔からあった。
岩窟にも宮殿を建て使用した際にシーギリヤレディの絵を描いたのね。
弟が帰ってきて兄が亡くなった後
シーギリヤの地は元のお坊さんたちに返されたんだって。
でもお坊さんたちが修行するのに女性の絵ばかりって問題でしょ
だから削って消されて今はもうほとんどない。
って現地のガイドさんからには聞いたのだけど。
ガイドブックに書いてあることもネットに書いてあることも
大まかな流れは一緒だけど細かいところは結構違う
例えばこれ。
ラピュタの世界!狂気の王がつくった天空の宮殿「シーギリヤロック」
伝説ってそんなものだよね。
不思議が多いからこそ楽しい。
ここは地上何メートルでしょうか。ちょっとドキドキ。
高所恐怖症の人は登るの大変かも。。
昔からの道の部分と、危険だから整備して新しい道になっている部分があります。
ライオンの入り口。
ここまでくればあと少し!!
どこの国を見ても思うけれど昔の人って賢いよね。
機械が発達していたわけではないのに
どうやってこんなにも綺麗に創り出したのだろう。
昔は足だけでなくてライオンの頭までちゃんとあったんだって。
結構スリリングな感じで階段を登っていきます。
強風。飛ばされないように気をつけて。
道が見えるところが池や噴水があるところ。
人は小さすぎて・・・通ってきたのにね。
上まで登っても今はもう宮殿はないのですよ。残念ながら。
どんな宮殿が立っていたのでしょうか
スリランカ記事
みんな気になるヒューマンデザイン
お薬定番記事
助けになるヒーリング