以前、告知していた「吉縁会」の本番が開催されました。
予想を上回る数の申し込みがあり、当日参加者は午前中50名(男女ともに25名ずつ)午後50名の計100名だったのですが、約4倍の競争率でした。
進行役はこの日のために浜松からおいで下さった龍雲寺副住職の木宮師。
六年前に自ら吉縁会を立ち上げ、これまでに、これまでに百組近い夫婦を誕生させてきた方です。
「出会いは実はどこにでもあるんです。大事なのは、自分の心が相手に向かって一歩出る勇気」と、軽妙な語り口で参加者たちの緊張をほぐしていきます。
開会式の後、まずは参加者の皆様の良縁を祈って読経。その後、数組のグループに分かれてお数珠作り体験が始まりました。
このお数珠作り、最初は各自でできるのですが、ある工程になると二人で協力する必要があるのです。
たまたま隣同士になった男女が、息を合わせてこの工程に取り組みます。
時間の都合で完成させることが出来ない方もいたのですが、それはそれで楽しそう。
お数珠の後は、椅子が並べられた部屋に移動し、ひとり五分ずつ、全員とツーショットで対話ができる「談話時間」に入ります。
ここで「いいな」と思える人がいれば、最後の申請タイムで、その方の名前が書かれた封筒に自分の連絡先などが書かれたカードを入れて終了。
その場でカップル誕生みたいなことはしません。なので、気になる人が複数いるのなら、何枚でもカードを入れてオッケー。
「全員にカード入れるくらいの勢いで」とは木宮師の弁。
閉会式では「幸せな結婚とは、幸せになれる条件の整った相手を探すのではなく、この人と決めた相手と共に幸せを作ってゆくものです」とも説いておられました。
吉縁会は今後も県内各地で開催する予定です。
若い皆さんの積極的な参加をお待ちしています。