お疲れ様です😊✨
先日、弁護士の津久井進先生(私の顧問弁護士&道心寺の総代もしていただいています)からオススメの絵本を教えていただきました📚💡
それが、こちら💁♀️
『二番目の悪者』
(作・林木林 絵・庄野ナホコ)
この物語は、王様になりたいだけの自己中心的な金色のライオンが、他の動物から支持されている銀色のライオンのデマを流すところからはじまります🦁
最初は誰もそのデマを信じていませんでしたが、だんだんと噂が広まると、そのデマを信じる人が出てきました👥
物語には、大切な言葉がいくつもでてきます💡
【おかしなものである。周りが同じ噂を知っているだけで、銀のライオンをうたがう者があらわれ始めた】
【ヒナを巣から落として握りつぶそうとしたという偽りが「真実」としてまかり通っている】
こうして、良き行いをしている銀色のライオンについて真逆のデマが広がり、とうとう、金のライオンが新しい王様になってしまいました。
そして国が荒れ果てると、デマを信じた動物たちは焦って言い訳を口にしました。
【気をつけてって聞いたから、仲間に教えただけだよ】
【メールを転送しただけさ】
悪意なくデマを広めた動物たちはなげきましたが
【でも、自分の目で何か一つでもたしかめたっけ?】
と、野ネズミが言います。
そしてこの物語は、衝撃のラストを迎えました🌳
私はこの物語を読んで、これはただの物語ではなく、実際にこの世の中で起こっていることだと感じました💡
近年、デマや誹謗中傷が大きな社会問題となっていますが、これは「気にしなければ良い」という問題ではなく、人の命を奪うものです。
また、場合によっては世の中を大きく歪めてしまいます。
考えない、行動しない、という罪
本の表紙に書かれたこの言葉の意味をしっかりと考え、行動をしていきたいと思います🙏
皆様も是非、ご一読ください🙏