私のX(旧Twitter)では先行して公開していますが…
11月2日終了時点のデータがまとまったので発表!

 

 

はじめにこの日の開催競馬場ごとの最長不倒から。

  • 東京・・・98,210円(第4レース・小林雅巳アナ)
  • 京都・・・743,460円(第8レース※要解説事項(ホームラン未遂)あり・檜川彰人アナ)
 
そしてこの日の最長不倒ベスト5はというと…
 
第1位 743,460円(京都第8レース・檜川彰人アナ)
※要解説事項(ホームラン未遂)あるので計算根拠を後述
第2位 428,410円(京都第3レース・三浦拓実アナ)
第3位 289,980円(京都第12レース・三浦拓実アナ)
第4位 173,350円(京都第11レース『まほろばステークス』・檜川彰人アナ)
第5位 98,210円(東京第4レース・小林雅巳アナ)
 
今回は概要を書くにあたって京都第8レースで起きた檜川アナの『ホームラン未遂』に関する解説から書き始めたい。
 
京都の第8レースで3着同着が発生したため3連単の払戻金が2通り発生した(JRAのホームページからスクショに該当部分をオレンジ囲みしたものを下図に掲載する)。
 
このブログにおける3連単ダービーでは、同着発生事案が生じた場合、算出された払戻金を平均化する措置を講じており、算定式どおりに当てはめれば、
 
(1,451,280+35,640) ÷ 2 = 743,460(円)
 
となり、算入データ上は解の743,460円を採用することになる。
しかし、片方が100万円を超えたためホームランが成立する可能性もあったものの、平均化するルールに伴い100万円を下回りホームランの要件を外れたため、この措置を『ホームラン未遂』と処理し、本塁打のランキングには加味しないことにした。
 
値動きに話を移すが…
10万円超えが京都に集中する完全に独歩高の展開。反対に東京は最長不倒の小林アナでも10万円を割ってしまい伸び悩むような安模様に陥ったところか。

ランキングに載らなかった東京後半実況の山本直アナは第8レース『百日草特別』での25,420円が最長不倒と先物取引でいう『出来申さず』にでも陥ったような安値引けになってしまった。

 

 

では、リーディング争いのほうは…

直アナが万馬券打率で第5位に後退。

前述の檜川アナのホームラン未遂もあったため本塁打ランキングは動かず、飛距離2部門に関してもランキングは動かなかった。

 

この日時点のランキングを整理すると…

  • 万馬券打率は小林アナが首位。これを直也アナと小塚アナが追う。
  • 飛距離はデータ改訂の影響もあり藤原アナが首位となった。これを直アナと直也アナが追う
  • 本塁打は直也アナが引き続き首位を快走し唯一の2ケタ。これを4本差で米田アナと三浦アナが追う。
 
 

続いてWIN5

 

まずはこの日の単勝オッズの流れを見ると…

 

5.5倍→9.4倍→3.3倍→26.2倍→2.7倍

 

ラスト前に檜川アナが20倍超えを叩き出したもののほかが割と穏やかだったこともあり7,132,610円と長打の範囲に収まった格好に。

 

それを受けたリーディング争いは…

ランキングこそ動かなかったが直アナが4000万円割れとなった。

 


この結果をもとに、11月8日~9日における個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる…

 

11月8日(土)
東京1R~6R…小塚歩アナ→打率は順調も飛距離が弱含み。1番人気から紙面の▲△全馬に馬連ワイドで流して。

東京7R~12R(京王杯2歳ステークスをはじめWIN5対象2レースを含む)…米田元気アナ→打率も飛距離も平均的。紙面の○▲と穴馬2頭を絡めた馬単BOXで。
京都1R~6R…山本直アナ→打率は平均的だが飛距離が好調。人気薄4頭から紙面の○に馬単2着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。

京都7R~12R(京都ジャンプステークスとWIN5対象2レースを含む)…三浦拓実アナ→打率も飛距離も弱含み。紙面の◎から上位人気3頭に馬連ワイドで流して。
福島1R~6R…小林雅巳アナ→打率は絶好調も飛距離は平均的。紙面の◎○▲と穴馬1頭を絡めた馬単BOXで。

福島7R~12R(WIN5対象1レースを含む)…山本直也アナ→打率も飛距離も比較的順調。穴馬4頭から紙面の▲に馬単2着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。

11月9日(日)
東京1R~6R…大関隼アナ→打率は平均的だが飛距離がすこぶる弱い。上位人気3頭の3連複一点あるいは上位人気2頭の馬単マルチで。

東京7R~12R(アルゼンチン共和国杯をはじめWIN5対象2レースを含む)…小塚歩アナ→打率は順調も飛距離が弱含み。紙面の◎から上位人気4頭に馬単1着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。
京都1R~6R…三浦拓実アナ→打率も飛距離も弱含み。紙面の○から中間人気3頭に馬連ワイドで流して。

京都7R~12R(みやこステークスをはじめWIN5対象2レースを含む)…檜川彰人アナ→打率も飛距離も弱い。上位人気2頭の馬単マルチで。
福島1R~6R…山本直也アナ→打率も飛距離も比較的順調。人気のない3頭と紙面の○▲を絡めた3連複BOXで。

福島7R~12R(WIN5対象1レースを含む)…小林雅巳アナ→打率は絶好調も飛距離は平均的。紙面の○から人気薄3頭に馬単1着流しで。マルチも可。

 

 

続いて、この土日に発売されるWIN5の個人の感想的戦術を書いてみる。

とりあえず各発売日の実況者と条件のチェックから!

 

11月8日(土)※京都ジャンプステークスは対象に含まれません!
東京10R・11R(京王杯2歳ステークス)…米田元気アナ
京都10R・11R…三浦拓実アナ
福島11R…山本直也アナ

 

第4位の米田アナ、第6位の三浦アナ、第2位の直也アナの組み合わせ。条件の流れは、

  • 3勝クラス→3勝クラス→3勝クラス→GⅡ→オープン
  • ダート1000m芝1600m芝1200m芝1400mダート1200m
  • 定量戦→定量戦→ハンデ戦→馬齢重量戦→ハンデ戦
グレード的には最後に腰折れする形。ダート2戦で芝3戦を挟む形。ハンデ戦が2戦あるためここでのハンデ差と能力差を読み解くのがポイントかも。
 
 
11月9日(日)
東京10R・11R(アルゼンチン共和国杯)…小塚歩アナ
京都10R・11R(みやこステークス)…檜川彰人アナ
福島11R…小林雅巳アナ
 

第8位の小塚アナ、第5位の檜川アナ、第3位の小林アナの組み合わせ。条件の流れは、

  • 3勝クラス→3勝クラス→オープン→GⅡGⅢ
  • 芝2000mダート1200m芝1200m芝2500mダート1800m
  • 定量戦→定量戦→別定戦→ハンデ戦→別定戦
グレード的には上り坂を描くような流れで芝とダート・距離的にもバラエティーに富んだ形に。第4戦のハンデ戦がカギの可能性。
 

 

【ここから土日共通】

紙面の印や前走パドック、調教内容などから狙う場合は『夏場発汗が目立った状態でも掲示板を確保したことのある馬に◎がついたら狙い』『過去4走以内に返し馬のキャンターが長かった馬に▲がついたら消し検討』『クロス鼻革による矯正効果が出始めた馬の△は要警戒』というように割と逆張りに重きを置いた狙い方を中心に考えてよさそう。人気馬のパドック診断を辛口に出しやすい記者・トラックマンの本命対抗をヒントにするのも手かもしれない。

 

なお、飛距離や打率のランキングに基づいた狙い方は、円滑かつ迅速な馬券戦術を作成する関係上年内いっぱいは掲載を割愛することにしたい。

 

 

※WIN5対象レースの条件はJRAのホームページの『開催日程』をもとに記述しましたが、出馬投票等により変わることがありますので当日の出馬表で最終確認されますようお願いいたします。また、実況担当が変更になった場合は訂正記事を投稿することがあります。

 


 

事のついでではあるので忘れないうちに3日のJBC競走の備忘でも書いておく。

アンモシエラのレディスクラシック連覇、大井のファーンヒルによるスプリント制覇、まだまだ神っていたルメール騎手GⅠ級騎乗機会4連勝…それもそうだがエア予想を書かなかった門別の方について備忘事項があるので記述しておきたい。


まずはJBC2歳優駿。門別初騎乗となった田口貫太騎手がタマモフリージアでものにした。勝利騎手インタビューでかつての『坊主頭』から髪を伸ばし一皮むけた印象を受けた。田口騎手のファンのことは『保護者会』という別称がついているらしいがこの門別重賞の価値ある勝利にはさすがの『保護者会』界隈もざわついたのではないかと容易に想像できた。


もう一つは最終レースに行われた『北海道2歳スプリント』。門別の2歳戦らしさは出ていて何のことはなかったのだが今後のレベル次第で『オープン格で1500万円の1着賞金』という条件がいずれもったいなくなる時期が来るのではと感じた。2歳戦をめぐっては1着賞金だけ見れば各地のネクストスター競走の2歳シーズンが1000万円、3歳シーズンでも1400~1500万円であり『あの賞金で重賞ではないのか』と不満が出るのも時間の問題になりそう。ただ、2歳優駿のようにダートグレード競走に移行できるかに関してはレースレーティングも問われる課題も生じることから、過去にこのブログで妄想した『2029年にJRAがJBCの全レースを引き受けなければならなくなる問題』とは別物と考えるべきではと思う。ダートグレード競走への移管をもって『JBC競走2歳部門の門別完全固定』の既成事実化なんてことになれば他地区の嫉妬を買うのは決定的とみられ、ホッカイドウ競馬側の番組編成の裁量・力量が問われるのではとも思った。


まあ、生産界の本音は私の懸念である『2歳部門の門別完全固定化』が希望の筋なのかな。これをNARとJRAがどう汲み取るか行方を見守る必要がありそう。さらにまたこれで現状のダート3歳三冠路線のように『ダート2歳三冠』みたいな形でJBC2歳優駿・兵庫ジュニアグランプリもJpnⅠに昇格させてしまって全日本2歳優駿と一緒に三冠体系化なんてことも容易に想定でき、そうなった場合北海道2歳スプリントを3歳重賞でいうところの兵庫チャンピオンシップみたいな扱い(少なくともJpnⅡ格付けは必要)にしないと整合性が取れなくなる問題も潜んでいる。そうなったら未来優駿シリーズからのれん分けの別腹にして『2歳スプリントシリーズ』なんてものを設立してしまうのだろうか…考えるだけでも思考のループが止まらなくなる。

 

最後に、ほんのしょうもない今回のJBCに絡んだ私のポストでも貼っておこう。

今年の船橋でのJBCの中継(門別の2歳優駿は現地で進行にあたった小島友実さんが結果を読み上げる方式が取られた)、テレビこそグリーンチャンネルとBS11の両輪という形になったがラジオでの放送がラジオNIKKEI(当然短波・radiko向けでしかもオンエアが第2放送ね)の独占だったようである。その『非公式実況』の陣容なんぞ。

 

 

直前に天皇賞・秋の実況の大役の影響から山本直アナが充電するようなことをX(旧Twitter)にポストしていたのでそれ以外だと小塚歩アナが意外と実況しそうな雰囲気があったが外れたはもとより中野アナがスプリントを実況とは面食らった。ゾウたん的には米田アナのクラシックの実況はある程度想像ついていたので納得だった。大関アナはレディスクラシック…もしかして先週土曜に競馬場勤務を外れ日曜も天皇賞の優勝騎手オフィシャルインタビューに回ったのってこの絡みだったのか?

11月の頭からブリーダーズカップだ天皇賞・秋だそしてトドメが今回のJBC。何か『エア予想疲れ』を抱えるようになったこともあり、『休むも相場』的ではあるが門別の2歳優駿を『勇気ある撤退』的にやめる形にした。船橋の3競走に集中することもあり、打ってみたはいいものの後述するがスプリントが思いのほかやりづらくて…

さらにはたまっていた振り返りも済ませないといけないし…

こういう事情もあるので予想する3鞍に関しては予想根拠を抜いた形での発表とさせていただく。

 

 

第9競走 JBCレディスクラシック

◎⑨オーサムリザルト

○⑥プラウドフレール

▲⑭ライオットガール

☆④ローリエフレイバー

△②テンカジョウ、⑦ビヨンドザヴァレー、⑫グランブリッジ

 

第10競走 JBCスプリント

◎⑪チカッパ

○⑨クロジシジョー

▲③ファーンヒル

☆⑬ママコチャ、⑭テイエムスパーダ

△①サンライズアムール、⑤ドンフランキー、⑥エンテレケイア

 

第11競走 JBCクラシック

◎⑬ミッキーファイト

○⑪サンライズジパング

▲⑤サントノーレ

☆④アラジンバローズ

△⑦シャマル、⑨ウィルソンテソーロ

 

 

実際…

印を打ってみてスプリントが一番やりづらかった。通常だと距離が1200~1400mが相場になるところを1000mでしかもワンターンという滅多にやらない条件を使うことになるため、こういう場合は『地方所属馬が入れるつけ入るスキ』を加味するのをポイントにしたつもりではあるが…すごい曲者的だが芝の短距離の常連が8枠に同居とますますやりづらくなった。JRA勢にとってほとんどの馬が新馬戦や1勝クラス以外で芝・ダート問わず1000mという条件は経験できないため、穴をねらいたい方であれば地方馬を活用するに値するのではと思っている。

 

着順振り返り

あまりにも取り組んだエア予想の着順の振り返りがたまってきたのできちんと書いておこうか。

 

10月25日東京第11レース アルテミスステークス

◎マルガ(1番人気)→5着

○ハッピーエンジェル(4番人気)→4着

▲フィロステファニ(2番人気)→1着

△ミツカネベネラ(9番人気)→2着

△タイセイボーグ(3番人気)→3着

 

10月26日京都第11レース 菊花賞

◎ショウヘイ(3番人気)→14着
○エネルジコ(1番人気)→1着
▲ゲルチュタール(5番人気)→4着
△エリキング(2番人気)→2着

△エキサイトバイオ(13番人気)→3着

△レッドバンデ(9番人気)→5着

△ヤマニンブークリエ(7番人気)→16着

 

10月26日盛岡第11レース プリンセスカップ

◎トリスティ(4番人気)→6着
○セイクリスティーナ(1番人気)→3着
▲フェアリーライズ(2番人気)→2着
△スルーザミル(8番人気)→5着

△サラサチャレンジ(6番人気)→7着

 

10月26日高知第6レース ネクストスター高知

◎サンフラワームーン(2番人気)→12着
○クスダマ(3番人気)→2着
▲エンドレステイル(1番人気)→1着
☆ジョウショウボビー(5番人気)→5着

☆モリノカーニバル(6番人気)→6着

△トサノシュジンコウ(4番人気)→4着

△キッサキ(7番人気)→10着

 

10月26日佐賀第6レース ロータスクラウン賞

◎ムーンオブザエース(2番人気)→4着
○ソイジャガー(1番人気)→1着
▲ザセンチュリー(5番人気)→10着
△ツモ(6番人気)→3着

△スーパーフルール(7番人気)→5着

 

10月26日帯広第11レース 北見記念

◎②キングフェスタ(1番人気)→2着
○①インビクタ(3番人気)→3着
▲④タカラキングダム(4番人気)→1着

 

 

備忘~こんな機会だからブリーダーズカップターフについて考察せねばならぬことが…

 

ここまで溜まっていたレースを振り返ったタイミングもあるので先日のブリーダーズカップに関して備忘しておかねばならないことが出てきたので書いておきたい。

 

着順こそ後で振り返るがフォーエバーヤングのブリーダーズカップクラシック制覇という快挙は完全に厩舎の力を集結させて坂井瑠星騎手が正攻法に徹した騎乗ゆえに実現させた『凱旋門賞よりも先に北米のダート最高峰競走を制した』というポイントで素直に喜べる話であるのであまり語っても教科書的になりそうで控えておきたい。

それよりもグリーンチャンネルでの実況をみててどこか情けない印象しかなかったのがブリーダーズカップターフ。この機会だからゾウたん的に今年『日本馬の挑戦がなかった』件に関して考察したいことがあるので書かせてもらうことにしたい。

 

例年日本から挑戦する馬がいたことでJRAも馬券発売ができたのが今年になって日本から遠征に行く馬がいなかったためにそれもない…今年小塚歩アナがレースの実況の最初のほうで『日本調教馬はいませんがジャパンカップを占う一戦』と実況する中身に哀愁しか感じ得なかった。実際のところ日本でも名の知れたところで出走した外国馬はレベルスロマンス(2着)、ミニーホーク(6着)、ゴリアット(11着)と錚々たるメンバーだったし勝ったエシカルダイヤモンドにしても『障害・平地の二刀流馬』としては初制覇という話題性もあり香港なり欧州なり(広めにとればジャパンカップも然りだしドバイあたりもか)に挑戦なら台風の目までありそうな印象をレースを観て感じた。これらのことから海外勢が凱旋門賞をはじめとした路線ではおなじみのメンバーが名を連ねていたとはいえ日本馬の場合は凱旋門賞の時点で挑戦できそうなメンバーが株の取引でいうところの『材料出尽くし』みたいな陣容に落ち着いてしまったため今回の寂しさにつながったのではないだろうか…凱旋門賞の振り返りでも書いたが、パリロンシャンの芝が日本馬に適応できなくなった場合に備え、むやみに『芝の中距離における世界一を凱旋門賞で!』にこだわる必要も考えず『ブリーダーズカップターフでの世界制覇をもって世界一』という選択肢があってしかるべきなのではと今一度思うのであった。

 

ただ、グリーンチャンネルの中継内で現地解説にあたった合田直弘さんがフォーエバーヤングの快挙を受け『まだヨーロッパの頂点は見ていない』と引き続き手綱を締めるように追いかける宣言もしていたので、どこのトップレースになるのかは未知数だがまだ凱旋門賞やキングジョージあたりのビックタイトル制覇に関する夢も残したほうがいいのかなとも思うようにする。そうはいえどもめざす方向性をめぐってNARが最近キャンペーン的に謡っている『芝か、ダートか。』という形で世界のホースマンが二極化するのも世界の競馬界という点で見た場合大半は望んでいないのではと思っている。

 

ここ3日間、ブリーダーズカップとか天皇賞・秋とかJBCとか…世の競馬ファンにとっては最も多忙な時期を迎えている事情もあり先日は関節痛に耐えながら3連単ダービーのデータ集計をやっていたほどであり、今回とJBCに関しては下手な予想理由は書かずに印だけで済ませたいと思う。

 

 

 

その1 天皇賞(秋)

◎⑬メイショウタバル

○⑨ミュージアムマイル

▲⑦マスカレードポール

☆②アーバンシック、⑭クイーンズウォーク

△③ジャスティンパレス、⑤タスティエーラ

 

 

その2 当日の地方重賞

盛岡第11レース すずらん賞

◎⑩ヒロシクン

○②ヘリオス

▲③スズカゴウケツ

☆①アレクサ

△⑦ラストマン

 

佐賀第6レース 九州大賞典

◎④アエノブライアン

○⑦ベルノレイズ

▲⑤カナラクリーク

△②コスモファルネーゼ

 

高知第7レース 土佐秋月賞

◎①ユラリユラメイテ

○⑥ゾクゾク

▲⑩トサノマイヒメ

△⑦フーイナム、⑨オリーブブランチ

 

帯広第11レース ばんえい菊花賞

◎⑥スターイチバン

○③キョウエイエース

▲⑧スーパーシン

△②ウンカイダイマオー

 

JBC競走のエア予想に関して…

メンタル的な疲労が酷くなったこともあり、今回のように予想理由抜きで予想するレースを印だけで終わらせるのはもちろんのこと、今年の場合はJBC2歳優駿に関しては予想を打つのを見送ることにしました。このブログを書くようになってからものすごい疲労が襲っているため、門別だけでも『休むも相場』の手段を使うこととさせてください。

私のX(旧Twitter)では先行して公開していますが…
11月1日終了時点のデータがまとまったので発表!

 

 

はじめにこの日の開催競馬場ごとの最長不倒から!

  • 東京・・・401,370円(第8レース・山本直也アナ)
  • 京都・・・288,230円(第12レース・三浦拓実アナ)
 
そしてこの日の最長不倒ベスト5はというと…
 
第1位 401,370円(東京第8レース・山本直也アナ)
第2位 396,080円(東京第11レース『ペルセウスステークス』・山本直也アナ)
第3位 288,230円(京都第12レース・三浦拓実アナ)
第4位 198,940円(京都第6レース・檜川彰人アナ)
第5位 173,360円(東京第4レース・山本直アナ)

 

束の間の2場開催ゆえに全実況アナの最長不倒がベスト5に収まる結果に。ただ、飛んでも50万円を越えず『抜け商い』のようなまとまり方になってしまったところか。

 

 

ではリーディング争いはというと…

万馬券打率で直アナが第4位に後退した。

飛距離2部門と本塁打ついてはランキングが動かなかった。そもそもこの日はホームランが出なかった。

 

 

続いてWIN5

 

この日の単勝オッズの流れを整理すると

 

2.5倍→4.2倍→5.3倍→15.4倍→2.8倍

 

第4戦の直也アナが15倍を叩き出したものの弱く最終的に818,360円と100万円割れ。拍子抜けのような形に終わった。

それを受けたリーディング争いは…

この日の結果でランキングは動かなかったが、直也アナが3000万円を割ってしまった。

 

 

なお、11月2日の各実況アナごとの個人の感想的に考えられる馬券戦術に関してはこちら(↓)の記事のほうに書いてあるので、一読いただければ幸いである。

また、順位算出対象のアナウンサーの具体的なランキングの状況は11月2日終了時点の結果を掲載する際にきちんと整理することにしたい。

 

 

 

今回はついでにブリーダーズカップの中からJRA所属馬が出走し馬券発売するクラシックとマイルの2競走にエア予想の印を打っておく。

 

デルマー第9レース ブリーダーズカップクラシック

◎⑨ジャーナリズム

○②バエザ

▲⑤フォーエバーヤング

△①フィアースネス、⑩アンティクエリアン

 

デルマー第10レース ブリーダーズカップマイル

◎⑪レトリカル

○②ノータブルスピーチ

▲③サーラン

☆⑥グランオリエンテ

△⑨アルジーヌ

 

これはゾウたん的に感じるブリーダーズカップの予想の鍵だが…

クラシックの方で最大のライバルが出走取り消しになりJRAのオッズ上ではフォーエバーヤングに制覇待望論がやたら出ているようだが現地オッズ1位の①フィアースネスもどこか信頼感を欠くようになった印象があり『世代交代』をカギにするなら⑨ジャーナリズムのほうに分があると読み(たとえヒモでも)変な穴馬暗躍の可能性を念頭に入れて予想するのがやりやすい気がしたんだが…

マイルの方はエイダン・オブライエン厩舎から挑む④ザライオンインウインターが信頼度のガタ落ちでかなり苦しい競馬を強いられかねない間隙を突いて上がり馬のワンチャンスありで⑪レトリカルを本命に。ここに一波乱あるとすればチリから挑戦に出た⑥グランオリエンテの浮上とみて☆の注意印。⑨アルジーヌも欧州芝経験があれば印上位はあったかもしれないが初海外経験だとデットーリ騎手のマジックを借りないと難しい気しかしないんだが…

本題に入る前に、10終了時点のJRAの全レースのデータを貼っておく。

なお、こちらに関しては、11月以降、それまで参考記録だった藤原菜々花アナを順位対象に組み込むため10月の確定データから改訂したものを掲載する。

 

では本題。

 

10月31日の昼過ぎ(JBCだブリーダーズカップだので競馬ニュースのラッシュがあって通常から2時間ほど遅れたのかな?)にラジオNIKKEIの競馬実況webに11月の実況担当が掲載された。

 

 

 

 
 

これをもとに、11月1~2日の個人の感想的に考えられる馬券戦術を書いていこうと思う。

 

11月1日(土)
東京1R~6R…山本直アナ→打率も飛距離も比較的絶好調。2ケタ人気の馬から紙面の○に馬連ワイドで流しで。

東京7R~12R(WIN5対象2レースを含む)…山本直也アナ→打率も飛距離も比較的好調。穴馬3頭から紙面の◎に馬単2着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。
京都1R~6R…檜川彰人アナ→打率も飛距離も弱い。1番人気と紙面の○の馬単マルチで置きに行く形で。

京都7R~12R(ファンタジーステークスをはじめWIN5対象3レースを含む)…三浦拓実アナ→打率も飛距離も弱含み。1番人気から紙面の▲△全馬に馬単1着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。

11月2日(日)
東京1R~6R…小林雅巳アナ→打率は絶好調だが飛距離が平均的。紙面の◎○と中間人気から2頭を絡めた馬単BOXで。

東京7R~12R(天皇賞(秋)をはじめWIN5対象3レースを含む)…山本直アナ→打率も飛距離も比較的絶好調。紙面の▲と穴馬3頭を絡めた3連複BOXで。
京都1R~6R…三浦拓実アナ→打率も飛距離も弱含み。紙面の◎から中間人気4頭に馬連ワイドで流して。

京都7R~12R(WIN5対象2レースを含む)…檜川彰人アナ→打率も飛距離も弱い。紙面の◎から上位人気3頭に馬単1着流しで。マルチも可。

 

 

 

続いて、10月終了時点のWIN5の飛距離データを貼っておく。こちらについては藤原アナは対象レースの実況未経験のため従来通りの扱いのままとする。

 

それでは…2日間のWIN5の個人の感想的に考えられる戦術を書いておこう。

まずは各発売日の実況者と条件の流れをチェック。

 

11月1日(土)
東京10R・11R…山本直也アナ
京都9R・10R・11R(ファンタジーステークス)…三浦拓実アナ

 

第2位の直也アナと第6位の三浦アナのキャリーオーバー効果一度経験済み同士の組み合わせ。条件の流れは…

  • 2勝クラス→3勝クラス→3勝クラス→オープン→GⅢ
  • 芝2000m芝1600mダート1800mダート1600m芝1400m
  • 定量戦→定量戦→定量戦→ハンデ戦→馬齢重量戦
グレード的には上り坂で中盤のダート2戦でアクセントをつけた形。別定戦がないため第4戦のハンデ差さえ読み切れば後はメンバーの力関係で当てに行くことも不可能ではない。

 

 

11月2日(日)
東京9R・10R・11R(天皇賞(秋))…山本直アナ
京都10R・11R…檜川彰人アナ

 

首位を走る直アナとキャリーオーバー経験のないノンファクターながら第5位につける檜川アナの組み合わせ。条件の流れは…

  • 2勝クラス→3勝クラス→3勝クラス→リステッドGⅠ
  • 芝1600m芝3000mダート1300m芝1600m芝2000m
  • 定量戦→ハンデ戦→定量戦→ハンデ戦→定量戦

グレード的には終盤が急峻な形。真ん中にダート戦がポツンとある形。東京が定量戦で統一されたり芝3000mの3勝クラスと見慣れない条件もあるが最大のポイントは第4戦のリステッド競走。これは前年まで新潟で行われていた信越ステークスから役割を引き継いだものとみられ、狙いに詰まるようであれば当該レースの過去のデータを紐解くことが必要になるかもしれない。

 

【ここから2日間共通】紙面の印や前走パドック、調教内容などから狙う場合は『3走前までのパドックで歩様が力強かった馬に◎がついたら優先的に狙う』『○か▲のついた馬で4走前までに一度でも返し馬のキャンターが長かった馬は消しも考慮』『△がついた馬で冬毛が出た状態で掲示板を確保したことがあれば要警戒』といったように順張りを主体としつつも逆張りでひねるスキルがここは必要か。穴馬にポツンと◎を打つか絶対的人気馬を無印にする記者・トラックマンから特注馬が出た場合要注意として乗るのも一つのてかもしれない。
 
 
 
実は11月の実況担当…
 
今回は中野雷太アナの名前がどこにもなかった。せっかく藤原アナをランキング算出対象に入れるようデータを改訂したまではいいがまた懸念が再発してしまった。『一本くぎを打ったら別なところから出る』…何かもぐらたたきみたいな雰囲気になりかねないと思うとやる気もなくしてしまう。それでも取締役という執行役員の身ではありながら『競馬実況アナとしては完全引退にまでは至っていない』という現状をかんがみた場合参考記録に格下げするわけにいかないのも現状である。それがはっきりしてからでも参考記録に格下げするのは遅くないと思うことにしよう。
 
 
 
最後に…
こんな時に付け加えて何になるのと思われるかもしれないし横着になるようだがファンタジーステークスのエア予想の印を書いておきたい。
 
◎⑤ブラックチャリス
○②フェスティバルヒル
▲⑦メイショウハッケイ
☆④マーブルパレス
△⑥ベレーバスク、⑪アンヘリータス、⑫シラヌイ
 
打ったはいいが思いのほかゾウたん的には難解だった。こういう時は惰性で印を打つに限るのかな…
 
 
なお、10月25~26日の分のエア予想については、天皇賞(秋)のエア予想を書く際に振り返ることにしたいのでもう少しお待ちいただきたい。