私のX(旧Twitter)では先行して公開していますが…
11月2日終了時点のデータがまとまったので発表!
はじめにこの日の開催競馬場ごとの最長不倒から。
- 東京・・・98,210円(第4レース・小林雅巳アナ)
- 京都・・・743,460円(第8レース※要解説事項(ホームラン未遂)あり・檜川彰人アナ)
ランキングに載らなかった東京後半実況の山本直アナは第8レース『百日草特別』での25,420円が最長不倒と先物取引でいう『出来申さず』にでも陥ったような安値引けになってしまった。
では、リーディング争いのほうは…
直アナが万馬券打率で第5位に後退。
前述の檜川アナのホームラン未遂もあったため本塁打ランキングは動かず、飛距離2部門に関してもランキングは動かなかった。
この日時点のランキングを整理すると…
- 万馬券打率は小林アナが首位。これを直也アナと小塚アナが追う。
- 飛距離はデータ改訂の影響もあり藤原アナが首位となった。これを直アナと直也アナが追う
- 本塁打は直也アナが引き続き首位を快走し唯一の2ケタ。これを4本差で米田アナと三浦アナが追う。
続いてWIN5!
まずはこの日の単勝オッズの流れを見ると…
5.5倍→9.4倍→3.3倍→26.2倍→2.7倍
ラスト前に檜川アナが20倍超えを叩き出したもののほかが割と穏やかだったこともあり7,132,610円と長打の範囲に収まった格好に。
それを受けたリーディング争いは…
ランキングこそ動かなかったが直アナが4000万円割れとなった。
この結果をもとに、11月8日~9日における個人の感想的に考えられる馬券戦術を書くとこうなる…
11月8日(土)
東京1R~6R…小塚歩アナ→打率は順調も飛距離が弱含み。1番人気から紙面の▲△全馬に馬連ワイドで流して。
東京7R~12R(京王杯2歳ステークスをはじめWIN5対象2レースを含む)…米田元気アナ→打率も飛距離も平均的。紙面の○▲と穴馬2頭を絡めた馬単BOXで。
京都1R~6R…山本直アナ→打率は平均的だが飛距離が好調。人気薄4頭から紙面の○に馬単2着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。
京都7R~12R(京都ジャンプステークスとWIN5対象2レースを含む)…三浦拓実アナ→打率も飛距離も弱含み。紙面の◎から上位人気3頭に馬連ワイドで流して。
福島1R~6R…小林雅巳アナ→打率は絶好調も飛距離は平均的。紙面の◎○▲と穴馬1頭を絡めた馬単BOXで。
福島7R~12R(WIN5対象1レースを含む)…山本直也アナ→打率も飛距離も比較的順調。穴馬4頭から紙面の▲に馬単2着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。
11月9日(日)
東京1R~6R…大関隼アナ→打率は平均的だが飛距離がすこぶる弱い。上位人気3頭の3連複一点あるいは上位人気2頭の馬単マルチで。
東京7R~12R(アルゼンチン共和国杯をはじめWIN5対象2レースを含む)…小塚歩アナ→打率は順調も飛距離が弱含み。紙面の◎から上位人気4頭に馬単1着流しで。マルチは必ずしも考えなくてよい。
京都1R~6R…三浦拓実アナ→打率も飛距離も弱含み。紙面の○から中間人気3頭に馬連ワイドで流して。
京都7R~12R(みやこステークスをはじめWIN5対象2レースを含む)…檜川彰人アナ→打率も飛距離も弱い。上位人気2頭の馬単マルチで。
福島1R~6R…山本直也アナ→打率も飛距離も比較的順調。人気のない3頭と紙面の○▲を絡めた3連複BOXで。
福島7R~12R(WIN5対象1レースを含む)…小林雅巳アナ→打率は絶好調も飛距離は平均的。紙面の○から人気薄3頭に馬単1着流しで。マルチも可。
続いて、この土日に発売されるWIN5の個人の感想的戦術を書いてみる。
とりあえず各発売日の実況者と条件のチェックから!
11月8日(土)※京都ジャンプステークスは対象に含まれません!
東京10R・11R(京王杯2歳ステークス)…米田元気アナ
京都10R・11R…三浦拓実アナ
福島11R…山本直也アナ
第4位の米田アナ、第6位の三浦アナ、第2位の直也アナの組み合わせ。条件の流れは、
- 3勝クラス→3勝クラス→3勝クラス→GⅡ→オープン
- ダート1000m→芝1600m→芝1200m→芝1400m→ダート1200m
- 定量戦→定量戦→ハンデ戦→馬齢重量戦→ハンデ戦
東京10R・11R(アルゼンチン共和国杯)…小塚歩アナ
京都10R・11R(みやこステークス)…檜川彰人アナ
福島11R…小林雅巳アナ
第8位の小塚アナ、第5位の檜川アナ、第3位の小林アナの組み合わせ。条件の流れは、
- 3勝クラス→3勝クラス→オープン→GⅡ→GⅢ
- 芝2000m→ダート1200m→芝1200m→芝2500m→ダート1800m
- 定量戦→定量戦→別定戦→ハンデ戦→別定戦
【ここから土日共通】
紙面の印や前走パドック、調教内容などから狙う場合は『夏場発汗が目立った状態でも掲示板を確保したことのある馬に◎がついたら狙い』『過去4走以内に返し馬のキャンターが長かった馬に▲がついたら消し検討』『クロス鼻革による矯正効果が出始めた馬の△は要警戒』というように割と逆張りに重きを置いた狙い方を中心に考えてよさそう。人気馬のパドック診断を辛口に出しやすい記者・トラックマンの本命対抗をヒントにするのも手かもしれない。
なお、飛距離や打率のランキングに基づいた狙い方は、円滑かつ迅速な馬券戦術を作成する関係上年内いっぱいは掲載を割愛することにしたい。
※WIN5対象レースの条件はJRAのホームページの『開催日程』をもとに記述しましたが、出馬投票等により変わることがありますので当日の出馬表で最終確認されますようお願いいたします。また、実況担当が変更になった場合は訂正記事を投稿することがあります。
事のついでではあるので忘れないうちに3日のJBC競走の備忘でも書いておく。
アンモシエラのレディスクラシック連覇、大井のファーンヒルによるスプリント制覇、まだまだ神っていたルメール騎手GⅠ級騎乗機会4連勝…それもそうだがエア予想を書かなかった門別の方について備忘事項があるので記述しておきたい。
まずはJBC2歳優駿。門別初騎乗となった田口貫太騎手がタマモフリージアでものにした。勝利騎手インタビューでかつての『坊主頭』から髪を伸ばし一皮むけた印象を受けた。田口騎手のファンのことは『保護者会』という別称がついているらしいがこの門別重賞の価値ある勝利にはさすがの『保護者会』界隈もざわついたのではないかと容易に想像できた。
もう一つは最終レースに行われた『北海道2歳スプリント』。門別の2歳戦らしさは出ていて何のことはなかったのだが今後のレベル次第で『オープン格で1500万円の1着賞金』という条件がいずれもったいなくなる時期が来るのではと感じた。2歳戦をめぐっては1着賞金だけ見れば各地のネクストスター競走の2歳シーズンが1000万円、3歳シーズンでも1400~1500万円であり『あの賞金で重賞ではないのか』と不満が出るのも時間の問題になりそう。ただ、2歳優駿のようにダートグレード競走に移行できるかに関してはレースレーティングも問われる課題も生じることから、過去にこのブログで妄想した『2029年にJRAがJBCの全レースを引き受けなければならなくなる問題』とは別物と考えるべきではと思う。ダートグレード競走への移管をもって『JBC競走2歳部門の門別完全固定』の既成事実化なんてことになれば他地区の嫉妬を買うのは決定的とみられ、ホッカイドウ競馬側の番組編成の裁量・力量が問われるのではとも思った。
まあ、生産界の本音は私の懸念である『2歳部門の門別完全固定化』が希望の筋なのかな。これをNARとJRAがどう汲み取るか行方を見守る必要がありそう。さらにまたこれで現状のダート3歳三冠路線のように『ダート2歳三冠』みたいな形でJBC2歳優駿・兵庫ジュニアグランプリもJpnⅠに昇格させてしまって全日本2歳優駿と一緒に三冠体系化なんてことも容易に想定でき、そうなった場合北海道2歳スプリントを3歳重賞でいうところの兵庫チャンピオンシップみたいな扱い(少なくともJpnⅡ格付けは必要)にしないと整合性が取れなくなる問題も潜んでいる。そうなったら未来優駿シリーズからのれん分けの別腹にして『2歳スプリントシリーズ』なんてものを設立してしまうのだろうか…考えるだけでも思考のループが止まらなくなる。
最後に、ほんのしょうもない今回のJBCに絡んだ私のポストでも貼っておこう。
今年の船橋でのJBCの中継(門別の2歳優駿は現地で進行にあたった小島友実さんが結果を読み上げる方式が取られた)、テレビこそグリーンチャンネルとBS11の両輪という形になったがラジオでの放送がラジオNIKKEI(当然短波・radiko向けでしかもオンエアが第2放送ね)の独占だったようである。その『非公式実況』の陣容なんぞ。
本日のJBC船橋中継
— ゾウたん@株も馬券も買わないラジオNIKKEIリスナー (@NextVoyage2007) November 3, 2025
ラジオNIKKEIの非公式実況は…
レディスクラシック→大関隼アナ
スプリント→中野雷太アナ
クラシック→米田元気アナ
でお送りしました...😇
プレスリリース時にコジトモさんの進行だけ告知し当日の実況メンバーをビックリ箱状態にした意図は何でしょうかね?#keiba_radio
直前に天皇賞・秋の実況の大役の影響から山本直アナが充電するようなことをX(旧Twitter)にポストしていたのでそれ以外だと小塚歩アナが意外と実況しそうな雰囲気があったが外れたはもとより中野アナがスプリントを実況とは面食らった。ゾウたん的には米田アナのクラシックの実況はある程度想像ついていたので納得だった。大関アナはレディスクラシック…もしかして先週土曜に競馬場勤務を外れ日曜も天皇賞の優勝騎手オフィシャルインタビューに回ったのってこの絡みだったのか?








