12月は我が家に2頭のお馬さんが着任!

1頭目は史実ではダートを主戦場に活躍し11月に種牡馬生活を始めたカフェファラオ。我が家では『カフェさん』のあだ名で呼ぶ。

 

 

 

カフェさんは米国クラシック三冠馬の産駒としてアメリカで生を受ける。中山でデビューし3歳時にはケンタッキーダービーへの優先出走権をかけたレースで30ポイント獲得したことも。4歳でフェブラリーステークスを最初に制覇してからはトップハンデで洋芝を走ったり2度目のフェブラリーステークス制覇の後はブービーに終わりながらも安田記念を走ったりサウジやドバイに遠征したりラストランで岩手のトップジョッキーとコンビを組んだりとかなりのチャレンジャーだった。種牡馬生活では父であるアメリカンファラオ系に加え3代父にあたるエンパイアメーカーの血脈の伝承の役割も担う。

 

顔立ちが割と真面目なのか『静かなる官僚』のようないでたち。クロス鼻革とチークピーシーズを兼ね備えたのか鼻革のほうの先輩となるおまわり(レイデオロ)やグラ子(グランアレグリア)、チークピーシーズのほうの先輩となるピョンピョン(オジュウチョウサン)とすわべさん(スワーヴリチャード)と気が合うほか、王道を歩んだメンツならエピさん(エピファネイア)やスバルさん(シュヴァルグラン)と仲が良く、入厩して間もないが人脈開拓にも余念がない。

 

名前負けすることなくコーヒー好きの一面も持ち、『たまにはモカでも飲みたい』と豆の種類を指定してくるほど知識がある。お出かけするなら純喫茶を選ぶほど。あと、米国生まれなのか大統領選挙や中間選挙のウォッチが好きで、2024年にあるアメリカ大統領選挙を知るうえでは、

「アメリカの選挙制度、特に連邦議会議員選挙の情勢までも知らないと知ったかぶりだよ。」

とことあるたびに教えてくれる。ウチが日経電子版の有料会員になったことも喜んでいるようであり、大統領選挙の報道の際は連邦議会議員選挙の情勢を一緒にウォッチするのが楽しみである。