(前回記事より前の出来事。書くほどでもないかと思って放置してたけど、うちのエアコン記事は検索量が多いようすなので、エアコン室内機からの水漏れ対応策も記事にしておきます)
シャア専用ZERO-CUBEも築6年が過ぎると、ある日突然エアコンから大雨が降りだしたりする。
ダイキンくんと呼んでるリビングエアコンは内部のクリーニングもして問題なく動作していたのだが、8月の始めに突然の反乱をおこした。
夕方の未だ熱い時間帯に帰宅してエアコンを起動。いつもの冷房26℃最大風量でスイング設定して2時間くらい経ったころ、前触れなく突然エアコン吹き出し口からボタボタっと水が落ち始め、見る見るうちに雨のごとくザーッとばかりに吹き出し口からあふれ出てきた。
慌てて下に屋外用ポータブル冷蔵庫(娘から貰った)とバケツで水を受けるようにしたあと床を濡らした水を拭く。
雑巾を絞るとジャーっと出るくらいの量。えらいこっちゃがな。
当然排水不良が疑われたので室外機のドレンパイプ(水抜きの管)を確認するとポタポタ程度には水が出ていることが判ったが、出が悪いように思える。
以前エアコンクリーニングをした時に調べた所では、エアコン室内機からの水漏れ原因はいくつかあるが大きくは以下の二つ。
- 急な冷却で霜が着きそれが溶け出たもの
- 排水ドレンの詰まり
以前体感したことがある1番の小さな水滴がピトピトと降るくらいの水分量ではないので、今回の原因は直ぐに2番目であろうと推測出来た。ドレンパンの汚れが剥がれて排水口にフタをしてしまい、逃げ場がなくなった水が噴き出し口からあふれ出ているのだ。あとはその程度の問題。
軽微な詰まりで急な増水に排水が追い付いていないだけの一時的現象であれば、一度完全に排水した後には水漏れしないと思えたので再起動させて確認する必要がある。
でもどーみても詰まってるよね~っとの勢いで水は出ていた。
参考に実際の水漏れの状態をみてくださいな。
↓雨降り中(10秒)
これは、ひとしきり降り終わって一度拭き上げたあとの様子。だからキレイだけど、フラップなどは実際にはまあまあ汚れてました。
↓その動画(10秒)
水面の揺らぎが判るかなー?後半にピロピロしたワカメみたいなのが手前に映っている。これが詰まりの原因である汚れの膜。前回のクリーニングでは取り切れなかった部分なのだ。こんなのが剥がれてパイプを詰まらせたんだろうね。
↓こうした
スクリーンの下を通してタオルを垂らすと毛細管現象で吸い上げて伝い落ちる。
↓応急処置の全体風景
ドレンパンに入れたタオルを伝って下の受け皿に落ちるようにしている。この状態で一晩エアコンを使い続けた。
↓落ちる様子(10秒)
ずーっとポタポタ。朝までに数センチ溜まってた。
翌日、排水ドレンパイプを掃除機で吸うと少し黒いかたまりが出て一気に水の出が良くなった。
汚れが詰まっただけならこのように掃除機で簡単に直ります。
それまで室内に被害が無いように工夫しましょう。
…っと、まるで落ち着き払って作業したように書いてあるが、実際には半身濡れるくらいメチャクチャ慌ててた。
いや、いい歳になっても初めての経験は自分でも面白いくらいあたふたするねぇ(笑)
もし掃除機で吸っても改善しない場合は業者さんにメンテナンスしてもらう必要がある。
それまで上に紹介した方法で一時しのぎは出来ます。エアコン使えず熱中症で倒れるよりマシでしょう。
危ないことが好きな私はヘーキでやってるけど、タオルは水溜まりの底まで届けば充分。変に押し込んで配線に触れると感電の恐れがあります。
責任逃れで書いとくと、非推奨よ(笑)
↓クリーニング方法はこちら