今年の11月下旬から来年の2月にかけ、きわめて深刻な星の配置が実現します。
そう書いたのは、<2008年後半期の占星術予測 part.1>です。
とうとうこの時期が来てしまったかあ、という気がします。
まずは<占星術予測に関するスタンス>をお読み下さい。過去記事と重複している部分もありますが、加筆してわかりやすくしております。
予測の冒頭に長文があると、読む方も大変なので、今後はこういった形で、重要な占星術記事では毎回、<占星術予測に関するスタンス>へのリンクを貼っておきます。一読された方は、次回からスルーされて結構です。
さて、11月ですが、いったいどのような星の配置になっていくのか?
まず、もっともざっとしたことを申し上げると、月半ば以降から徐々にある傾向が明瞭になってきます。そして12月にはその状態は確固としたものとなり、じつは来年の夏頃にかけて、持続します。
それは何か?
土星の一極支配です。
11月下旬にはこの形が形成されるようになり、ここ当分は続きます。土星は抑圧、削減、冷却の星ですから、来年の夏にかけて、全般的傾向としてそういうものを人は感じやすくなります。
この点については、近いうちに<2009年の占星術予測>を出しますから、そちらに譲ります。
ここで単純に述べると、今回の金融危機に関連した実体経済への悪影響が考えられます。
この強い土星の影響下に変遷していくのが、この11月だと見ることができます。
さて、流れを追ってみましょう。
月の上旬ですが、芸能人や有名人の結婚・離婚などが相次ぐかも知れません。この傾向は、10月にも見られたものです。
また不正や詐欺などの発覚。過誤、事実誤認などが原因となる事件や事故、あるいは誤った方向への暴走といったことが考えられます。
前月から続く経済的な失速、不調感が非常に強まってきます。これは月半ばまで非常に強く出ていますが、それを越えたからといって回復傾向に向かうわけではありません。このようなことは占星術に拠らなくても、誰にでも想像が付くようなことではありましょうが。
当然、株価の乱高下、金融市場の緊張は続くことになります。
アメリカ大統領選ですが、11月4日が本選ですね。
<2008年後半期の占星術予測 part.4>で述べているとおり、私はオバマ候補の勝利に終わる可能性が高いと読んでいました。現実もそのように推移して行っているようです。もちろん確定された未来などないのですが、オバマ候補が新大統領になる確率は非常に高いと思われます。
ところで、この4日なのですが、じつはこの日頃に<長期予測 part.2><長期予測 part.3>で触れている、土星・天王星のハードアスペクトが誤差ゼロになります。
なんでこんな日にわざわざ本選やるんだよー、という感じです。いや、まさにこの日でなければならなかったのかも知れません。なぜなら黒人大統領の誕生は、アメリカの政治史では革命的(天王星的)な出来事だからです。
しかし、この後、土星の力が非常に強まっていき、世界的に「保守」傾向が強まります。もちろんアメリカもです。
その結果、深刻な事態が引き起こされるのではないかと、それが懸念されます。オバマ大統領の誕生を喜ばない人間も、非常に多いと考えられるからです。
大統領選はひとまず置くとして。
月の上旬で重要な時期は、6~10日にまずひとやまあります。これは前月に引き続き、カネに関する問題だと思います。場合によっては、男女間の大きな事件ということもあり得ます。
続いて、月半ばの14~17日頃。ほぼ同種の問題と見て良いでしょう。
もっとも重要なポイントになるのは、22日頃から月末まで(正確には翌月も入る)です。大きな事件、事故、災害などが考えられます。
地震の注意日は後述しますが、もっとも凶意が強いのがこの時期、22日以降です。
その中でも、非常にハードなアスペクトを形成するのは、25日以降です。
この時期には暴動、戦争やテロも、大きなものが起きる可能性が高いようです。
非常にまずいのは、度々繰り返していますが、11月27日に冥王星が星座の境界をまたぎます。このハードアスペクトの時期に完全に重複して、冥王星の移動も行われてしまうのです。
今現在、すでに冥王星は境界線の1°以内に入っているため、注意が必要なのですが、やはりこれまでの事例を見ていくと、27日に近い日時は注意しなければなりません。
基本的には、私はこの時期に日本に壊滅的な地震は来ないと考えていますが、この日頃に限っては、一応、例外的な警戒を行った方がよいと思います。
1995年1月17日(阪神淡路大震災)
2008年1月26日(能登半島沖で震度5弱)
2008年6月14日(岩手・宮城内陸地震)
これらはすべて冥王星が、次の星座にイングレス(侵入)したときに起きています。
ただ、今回、やはり日本で起きる場合も、被害それ自体は少ないのではないかと見てはいます。たとえば今年の1月26日の能登半島沖地震、あるいは9月11日の十勝沖地震のような形を取るのではないかと。
実をいえば、今回、地震が起きやすいポイントは別にあるのではないか、と考えています。
<2008年後半期の占星術予測 part.2>に出している、ABの危険ゾーンよりもさらに気になっている地域が今はあり、それは大西洋(とその沿岸部)と、実はアメリカ西海岸の二カ所なのです。
この点については、もう少し時間を下さい。
もうちょっと調べてみたいことがあるので、それでさらに絞り込みが可能になるかも知れません。
地震に関しては、以下の日を注意日として挙げておきます。
1日~7日
9日。
15日。
21、22日。
23以降、月末まで。
また気づいたことがあれば、修正記事、追加記事を随時、UP致します。
世界に調和と愛が満たされますように。