2008年後半期の占星術予測 part.1(全般的傾向と日本) |  ZEPHYR

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さて、そろそろ8月1日以降の占星術予測を立てなければならない時期になりました。

以下の予測は8月1日から2009年1月26日までのほぼ6ヶ月間の占星術的な解読です。
ただ、この一年。私も占星術予測を行う過程で身につけてきたこと、発見してきた手法がいくつかあります。
それらを駆使して、今の自分に可能な、できるだけ精密な予測を行おうとすると、かなりの長文になります。日本はもちろん、大統領本選を控えたアメリカや主要な各国、地域のことに言及すると、1回では済みそうもありません。
何回かに分けて、UPさせて頂きます。
個人の占いでもそうなのですが、「良いこと」「嬉しいこと」は放置しておいても無害です。むしろ事前に知ることなくそれが訪れたときの喜びの方が大きいでしょう。
「悪いこと」「悲しいこと」は事前に知っておいた方が心理的にも用意ができますし、なによりも、それを知ることで未来を変えることが可能になります。
なので、災害や人災(戦争やテロ、暴動、犯罪)などに、どうしても焦点を絞って行かざるを得ません。ただ今後の予測の中で、明るい希望となりそうなものがあれば、積極的に記述していきたいと思います。やはりこれも個人の占いも同じなのですが、苦難の時に光を見つけることができれば、それは生きる意欲につながります。光となります。

また最近、話題のジュセリーノ・ノーブレカ・ダ・ルース氏は、今回の中国四川省の地震、ミャンマーのサイクロンも予知していたということですが(的中率90%の予知夢による予言者。災害や重大事件に関する予知夢の内容を、公正証書という形で記録に残し、事前に各国政府に手紙で警告を送付するという手法を取っている方で、予知がいい加減なものではなく、意味あるものだという『証拠』を提示している)、氏の予言の中には今年9月13日、中国トンキン湾か海南島でマグニチュード9.1の地震が発生し、死者は100万人を超えるという予測があり、中国で起きない場合、同規模のものが日本の東海地方で起きる可能性もあるというものがあります(日本で起きた場合、死者や被害はずっと小さなものになる)。

このジュセリーノ予言は的中するのか?
日本でそのような地震が起きるのか?
拉致問題は?
秋葉原のような凶悪な事件はまた起きるのか?
アメリカ大統領選はどうなる?
オリンピックは?

これらの疑問にも、自分なりにチャレンジしようと思います。
なお、今年の前半期の予測は、<2008年 占星術予測><2008年 占星術予測・補足><№13の神が動くとき>などをご覧下さい。
未熟なところは多々ありますが、昨年の暮れ、そして今年の初めに行った予測の数々が、どの程度現実に起きたか、皆さんの目でご確認下さい。
とくに、1月19日の<№13の神が動くとき>などは、私自身、内容をすっかり忘れていたのですが、今回、過去記事を見直していて、ぎょっとするものがありました。やはり星々の配置には、重大な示唆が含まれているようです。


まず、場所を限定せず、この時期に星が危険な配置になる時を列挙しておきます。
起きる事柄や、場所が推定できる場合、毎月の占星術予測でご報告するようにします。

9月9日~16日。
9月29日~10月5日。
10月16日~25日。
11月7日~11日。
12月10日~20日。
同月24日~31日。

また11月27日(冥王星が射手座に再イングレスする日)も見逃せません。この日はもちろん、冥王星の星座の境界をまたぐ効果、運気的な激震(地震や重大事件を引き起こす)は、ある程度の幅を持った影響力を有しています。
地震に関しては9月8日か、9日以降、危険度が高まります。

以上は、現状で読み取っているのは大まかな流れで、上記の日以外にも各月にそれぞれ危険日が存在します。それはまた毎月の占星術予測でUP致します。つまり上記の日以外にも大きな自然災害や事件が起きる可能性はあるということです。
そして、今年の11月下旬から来年の2月にかけ、きわめて深刻な星の配置が実現します
詳細はまた毎月の予測で、その都度、行います。

全般的な世界情勢の中で、傾向を述べるとすれば、この時期に起きることの「負」の部分は、「調和の破壊」「義務の不履行」「不正な金」「不義」「大規模な火災」「地震」「交通機関の大きな事故」「テロ」「暴動」などが挙げられます。
調印された条約、約束が守られず、不正が横行すると思われます。今年の前半期に劣らず、自然災害が予想されます。今回は被害の原因が、海や海岸に移行する可能性が指摘できます。また子供に注意すべき時期です。被害者が児童になってしまう危険があります。
「正」の部分ですが、新エネルギー開発が促進されます。また核問題で、とりあえずの調和が保たれます。芸術や小説、音楽といった精神的なジャンルで、非常に大きなムーブメントが起きます。
愛に関する根本的な見直しが行われかも知れません。
また新しいことにチャレンジしようとする勢力と、それを阻止しようとする勢力の、大きな駆け引きや相克が生じます。これは政治でも経済でも、個人の生活全般でも起きます。


さて、それでは日本から。

不安と迷い、癒しと目覚め。
これらが日本の当面のキイワードになります。
この期間、国民が現実面で感じるのは不安と迷いです。主に経済面で不安を抱かされます。社会的にも不正な金、無駄な税金の使い道など、まだまだ露呈してくる問題があると思われます。税制の改革は根本的にはまだ行われない(消費税率のアップなど)が、その影に国民は怯えるようになります。
が、一方で国民の関心は芸術や音楽、ロマンティックなもの、またスピリチュアルなものへ向きます。医療問題全般や薬害が大きな関心事になる、などという読み方も可能です。そうした事柄に無関心ではいられなくなる、なんらかの事件、出来事があるのかも知れません。
全体的傾向として、「癒し」「ヒーリング」を求めるようになりますが、この時期の日本にはそうしたことに関わるムーブメントが起こってくる可能性があります。
時代を象徴するような、あるいはこれからの時代を予感させるような文学作品の登場。

小中学校のような初等教育に関する現場、あるいは組織の問題が発生します。教員の不足、あるいは教員自体の教育不足、教育現場での不公正……問題はすでに潜在的にはあって、それが表面化するものもあるでしょうが、それだけでは済みません。教育現場での大きな事件や不幸な出来事が予想されます。
インフルエンザ、流行病などが原因で、子供たちがかつてないほど病院のお世話になるといった事態も。
学校裏サイト、ネットいじめの問題が、これまで以上にクローズアップされ、対策が求められます。私が感じる状況は、「教育現場での調和の崩壊」と「義務教育とその職場での大きなトラブル」です。起きる出来事は、これらのイメージを現実化したものとなるでしょう。

日本にとってパートナーシップの最大友好国はアメリカですが、ここに端を発する問題で悩まされます。より具体的には、何らかの責任や負担を課せられる状況が読み取れます。
しかし、友好国各国との関係は非常に良好で、問題が生じても部分的なものと考えられます。
資本の流れは活性化し、国際間で潤沢な流れを形成するでしょう。

社会的には、この時期、女性の活躍が目立ちます。ということは、北京オリンピックなどでも、女性にメダリストが多く出ると思います。
内閣や政府に大きな変化が生じた場合、女性の閣僚が大きく取り上げられます。

さて、問題の9月13日ですが――。
たしかにこの時期、9月10日から15日までの間に、太陽・土星、ジュノー、天王星、パラスの4ポイントでのグランド・クロスが起きています。
たしかに危険な星の配置で、この下で地震が発生しないとはいえません。
この時期のグランド・クロスは、太陽を抜きにすれば、他の星々の間で結構長い期間、構成されます。そうして見ていくと、13日よりも11日、15日、26日、28日などの方が、より危険度が高く思えるのですが。
しかし、たしかにこの9月は要注意です。
また9月の占星術予測は、8月末に詳細を出しますが、この時期にもし何かあれば、その被害者は子供が多くなる可能性があります(そんなことはあってほしくありませんが)。

不安要素はありますが、日本はこの時期にこれまでに蓄積していた「正」の要素を見返りとして受けられる気がします。
スピリチュアル、精神的な側面では、非常に重要な時期と思われます。
災害や、大きな事件は起きるかも知れませんが、それを契機に日本人の中で何かが目覚めるような……。