今日の福岡市の天気はほぼ一日曇り、最低気温10度、最高気温13度でした。

 

こんばんは!福岡市中央区薬院でドローンによる建物の屋根点検や農業用ドローンによる受託作業、農業用ドローンの販売などをしている若菜です。

 

 

2021年よりドローン事業への事業再構築に取り組みはじめ、2022年からビル・ドクター事業をドローンによる屋根外装点検および修繕提案へ変更し、新たにドローンによる農業支援としてファーム・ドクター事業を開始しました。

 

 

先日、中山間地域へ農業用ドローンの受託作業の営業に行ったのですが農家さんから意外な質問を受けました。

 

 

農家さん「こんな山間でドローンが飛ばせるんですか?」

 

私「えっ!?」

 

 

意外と言うか思いも寄らぬ質問でちょっと驚きました。

 

私にしたら山間でも飛ばせるのが当たり前ですし、逆に農業用ドローンは中山間地でより威力を発揮すると思っているからです。

 

 

私「もちろん飛ばせます」

 

農家さん「飛ばせたとしても狭い圃場ばっかりだけど散布できるんですか?」

 

私「もちろん…」

 

 

昨年の春からメーカーの受託作業に現場実習として数多く同行して来ましたが平坦地域より中山間地域に多く同行しました。

 

 

 

 

 

 

 

中山間地域の圃場は狭い上に変形した圃場も多く乗用管理機も入りにくく動力噴霧器では多大な労力と時間が必要となります。

 

また中山間地域はGPSが入りにくい場所も多く自動航行機能が付いた大手メーカーのドローンが使いづらい場合もあります。

 

そのような状況下で農業用ドローンによる散布作業が行われる実際の現場を見る中で私は中山間地域こそ農業用ドローンが活躍し必要とされると実感しました。

 

またこれは中山間地域に限ったことではありませんが高齢化や担い手不足で労働負荷が増える一方と言われる農家さんの現場も見て来ました。

 

そして私はそういう経験の中で平坦地域はもとより中山間地域で役に立ちたい、役に立つ技量を身に付けたいという想いを強く持ちました。

 

このような経緯で私としてはごく当たり前だったことが農家さんにとっては当たり前でなかったと気付かされた質問でした。

 

農業用ドローンが中山間地域にも適しているのは、

 

・管理機などと比べて小型で軽量で小回りがきく

・少人数(操縦者と補助員の2人)で運用ができる

・従来の散布方法と比べて希釈用の水が少量でよい

・作業開始までの所要時間が短く作業時間も短い

・圃場から圃場への移動が容易で移動時間が短い

 

このような特性により狭くて変形した圃場でも散布ができ何より適期防除や急を要する防除が可能となることも大きな利点と言えます。

 

そして結果的に多大な労力や作業時間の削減が可能となります。

 

 

今回、私の当たり前が農家さんの当たり前ではないことがわかってもっと現地に赴いて農業用ドローンのことを伝えたいと思うようになりました。

 

ご要望があれば農業用ドローンを持って説明に伺います。また散布の実演やお試し散布も随時承っております。

 

農業用ドローンについて色々聞いてみたい。一度実際に見てみたいなど何なりとお気軽にお問い合わせください。