今日の福岡市の天気はほぼ一日曇り一時雨、最低気温28度、最高気温32度でした。

 

こんばんは!福岡市中央区薬院でビルや建物の定期点検や修繕提案の業務代行サービスを提供しているビル・ドクターの若菜です。

 

 

先日、私が受託作業に使い販売代理もしている農業用ドローンの開発・製造メーカー有限会社ミドリの受託作業のサポートに行ってまいりました。

 

今回は農業用ドローンによるサツマイモの害虫対策のための防除作業で今回も現場実習も兼ねたサポート業務でした。

 

 

水稲や麦などを中心に活用がされてきた農業用ドローンによる防除作業ですがサツマイモなどの畑作物への普及も進んでいます。

 

ドローンによる防除は作業時間の短縮をはじめとする省力化・効率化や、葉や蔓が生い茂った圃場に入らずに済むため作物を傷めることがなく雨が降った後のぬかるんだ圃場でも問題なく作業ができるなどのメリットがあります。

 

 

ご依頼主の社長のお話によると今年は昨年より半月ほど早く害虫(ヨトウムシ)の発生を確認したそうです。

 

防除のタイミングを逸すると3日ほどで葉を食べ尽くし茎だけにしてしまうほどひどい被害をもたらすらしく慌てて防除作業の依頼をくださったそうです。

 

 

それだけ農業は日頃の作物の管理が肝心だということで今回はご依頼の翌々日の作業でしたが害虫が大量に発生する前に防除できてよかったと一安心されていました。

 

また今回伺った地域は畑の形状が様々な上に離着陸に適した場所がなかったり木の枝が畑に入り込んだり障害物も多く農業用ドローンを飛ばすには高いリスクを伴う中山間地域でした。

 

 

私が同行しているメーカーの受託作業チームは産業用無人ヘリコプターから産業用マルチローター(農業用ドローン)を飛ばして10年以上の経験を持つ熟練スタッフです。

 

点在する畑に着くとどんな畑でもその場で臨機応変に飛行計画を打ち合わせをしてすぐに作業に取り掛かります。

 

 

 

 

今回は約20か所合計3町ほどのサツマイモ畑の防除を約4時間で完了しました。

 

ご依頼主の社長は「やはり中山間地域はプロに頼む方が作業が早くてしかも丁寧に散布をしてもらえるので結果的にはよい」とおっしゃっていました。

 

私も見習うべきところでそう言っていただけるような作業を提供できるようになりたいとあらためて思いました。

 

誤解を恐れず言えば昨今の高性能な農業用ドローンは平坦な土地の四角い圃場であれば誰でも飛ばして散布ができます。

 

それが悪いわけではありません。誰でも簡単に飛ばせる高性能なドローンは農業用ドローンの普及ひいては過酷な農作業の省力化や効率化にはなくてはなりません。

 

しかし、このような中山間地域の条件の悪いところこそ農業用ドローンの特性が大きく活かされ省力効果を大きく発揮するところだと思います。

 

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私は昨年からメーカーに同行してこのような中山間地域に多く伺っていますが、こういうところで大変な思いをして農業に従事されている方のお役に立ちたいという思いが強く、こういうところでお役に立てる技量を身につけたいと思っています。

 

それでは今日も一日、おかげ様!お元気様!わくわく様でした!