今日の福岡市の天気は晴れ、最低気温4度、最高気温12度でした。

 

こんばんは!福岡市中央区薬院でビルや建物の定期点検や修繕提案の業務代行サービスを提供しているビル・ドクターの若菜です。

 

本日のお仕事は、午前中は、明日の建物点検の準備や書類作成など、午後は、農業用ドローンの受託作業に関する資料作成や実機練習の準備などしておりました。

 

 

 

先日、私が受託作業に使い販売代理もしている農業用ドローンのメーカー有限会社ミドリ(熊本)が新たに開発・製造した林業用荷物運搬ドローンの納品に同行してまいりました。

 

今回、林業用荷物運搬ドローンの開発を依頼し導入されたのは熊本県南部にある某森林組合様で主な用途は森林を伐採したあとに植林する苗木の運搬です。

 


従来、その運搬は帆布などで作られた苗木袋に入れた苗木を人が担いで森林が伐採された後の道なき険しい急斜面を何度も登り下りされています。

 

 

今回納品された林業用荷物運搬ドローンは人に代わってこの常に危険と隣り合わせの運搬作業の一翼を担うことになります。


この日、森林組合の作業員や熊本県の職員の皆様に向けた運搬作業のデモンストレーションがあらためて行われました。

 

 

私もこのドローンによる苗木の運搬を間近で見たのは始めてでしたが人が運べば相当な時間と労力が掛かると思われる急な勾配をドローンは一気に登って下りて来ます。

ただそのドローンの能力を十分に発揮させるためにはオペレーターのスキルアップや現場の環境整備などいくつかの課題もあるように感じました。

 

 

しかし今後このドローンが苗木などの荷物運搬作業の効率化や省力化を実現することも一目瞭然で間違いないと感じました。


ところで福岡市では今月初めに「福岡グリーンネクスト」という福岡市の森林を次世代に残して行こうという新たな計画が始動しています。

 

(引用:福岡市ホームページ)

 

この計画の背景のひとつに福岡市の森にあるスギやヒノキの8割以上が伐採して木材として利用する時期を迎えているんだそうです。

先日お会いした福岡県の職員の方の話によれば福岡の林業においてもドローンの導入の検討は各地でされているということでした。

納品に同行した際に(有)ミドリの社長とドローン・農業・林業に関していろいろお話しする時間もできとてもよいタイミングだった気がします。

 

今回の経験や知識を林業における活用事例として福岡市や各森林組合などへ情報提供できればと考えています。

 

それでは2月最後の日曜日も、おかげ様!お元気様!わくわく様でした!